「ガクチカ」最前線!

様々なことに挑戦し、4年間の成長スピードを
速めたいと考え、OBPコースで奮闘中。

大阪商業大学 ビジネス・パイオニアコース /総合経営学部4年 新石梨々花さん
大阪商業大学 ビジネス・パイオニアコース
大阪商業大学は「世に役立つ人物の養成」を建学の理念とし、国内有数の中小企業の集積地である東大阪市において、数多くの起業家を輩出してきました。しかし長引く景気低迷や日本経済の相対的地位の低下が懸念される中で、「より起業家精神に溢れ、変革をリードできる人材の養成」という社会的要請に応えるべく、同校では地域の経済界や高校と連携し、1998(平成10)年より本格的な起業教育・起業家育成に取り組んでいます。
起業家精神の涵養からインキュベーション施設による創業者支援にいたるまで、トータルな取り組みが実施される中で、起業教育の中核であり、未来のビジネスリーダーに必要な素養、知識、能力・スキルを磨く場になっているのが、所属学部の学びと並行して、少数精鋭クラスで学べる「大阪商業大学ビジネス・パイオニアコース(OBPコース)」です。今回はこのOBPコースの存在が、大阪商業大学への進学の決め手になったと話す、総合経営学部4年の新石さんに、OBPコースで得た学びや気付き、そして卒業後の進路等についてお聞きしました。
※記事の内容は取材当時のものです。

高校時代からOBPコースに興味を持ち、大阪商業大学を志望。

――新石さんが大阪商業大学に進学を決めた理由についてお教えください。
高校では商業科で学んでいたこともあり、大学でもこの学びを深めたいと考えたのがひとつめの理由ですが、何より一番の決め手は、高校の先生から聞いた、「大阪商業大学ビジネス・パイオニアコース(OBPコース)」の存在があったからです。1年生から学部・学科の枠を越えて集まった少数精鋭の学生が、所属学部での学びと並行してグループワークやプレゼンテーション等を数多く体験することで大きく成長できる、ということを知り、私も参加してみたい、と強く興味を持つようになりました。
――OBPコースは「次代のビジネスリーダーの育成」が主眼に置かれているそうですが、新石さんもそうした人材になりたい、と思って参加したのですか?
確かにコース自体の狙いはそうですが、個人的にはビジネスリーダーに、というよりは、様々なことに挑戦して自分の苦手分野を克服したり、4年間の成長スピードをより速めたいと考え、参加しています。実は私はもともと人前で話すのが苦手で、しかも集団で何かを成し遂げるといった協調性に乏しいほうでした。OBPコースに参加し、プレゼンテーションの場を数多く経験すれば苦手を克服できるかもしれない、また学部・学科の違う、つながりの薄い人達と一緒にひとつのプロジェクトを成功させることができれば、協調性を身につけることができるかもしれない、そう考えてOBPコースに参加しました。
――毎年多くの希望者が集まり、参加するのはかなりの狭き門だそうですね。
私の代ではまず1次試験で小論文等の書類選考、それに通過すれば面接で、合否が決まっていたのですが、最近はグループディスカッションも加えられたと聞いています。1学年で25名程度が参加できるのですが、希望者はかなりの数に上っているそうですので、確かに狭き門ですね。ただし先ほどお話したグループワークやプレゼンテーションといった学修や体験以外にも、「ノートパソコンの4年間無償貸与」や、「資格講座の受講料免除」といった様々なバックアップを受けることができますので、努力して挑戦する価値は十分にあると考え、頑張りました。

様々な課題や障壁があっても、その時その時にできることを精一杯積み重ねていきたい。

――OBPコースでは企業とのコラボによるプレゼンテーション大会や、地域活性化のためのアイデアコンテストといったプロジェクトを実施しておられますが、新石さんが印象に残っている活動事例があればお教えください。
どの活動も本当に楽しくて、印象的なものばかりですが、まず思い出されるのが1年生の学園祭で行った「仮想株式会社」での模擬店の運営です。例えばゼミで模擬店を出店する際は、ゼミ費等が拠出されて運営費に充てられると思うのですが、私たちの模擬店は「仮想株式会社」の名の通り、我々が株式会社の出資者となって全ての費用を賄います。つまり赤字になれば自腹を切って補填することになりますので、どうやれば買っていただけるかをメンバーとトコトン話し合って臨みました。その結果、無事に利益を出すことができただけでなく、学園祭来場者が選ぶ模擬店満足度ランキングで45店舗中3位という高評価も獲得することができました。実は1日目は商品の提供に手間取ってしまい、その反省を踏まえて2日目に改善できたのが大きかったのでは、と思いますし、何よりそうした苦労を一緒に乗り越えられたことで、メンバーの仲が一気に深まったのが何より嬉しかったですね。
――現在もある地方都市にある衣料品メーカーとのコラボ企画に取り組んでいるそうですね。
まだ現在進行形のプロジェクトで、詳細はお話しできないのですが、コロナ禍で打撃を受けた衣装品メーカーの支援を目的に、若者を巻き込んだ観光スポットの立ち上げを行うプロジェクトに取り組んでいます。本来は1月に現地に視察に行く予定だったのですが、コロナの感染拡大により延期になってしまいました。

コロナ禍が本格化したのが2年生になった頃で、所属学部でもOBPコースでも十分な学びを得ることが難しくなり、無為な時間を過ごすことになるのでは、という不安もよぎりました。しかし時間があるうちにできることにどんどん挑戦しようと考え、先ほどご紹介したOBPコースの特典である「資格講座の受講料免除」をフル活用し、日商簿記検定2級に合格することができました。これからもコロナ禍はもちろん、プロジェクト成功に向けて様々な課題や障壁があると思いますが、あとで振り返った時に大きな財産になると信じて、その時その時にできることを精一杯積み重ねていきたいと思います。

「忙しい」を決して言い訳にせず、やろうと思ったことは全てに挑戦する1年にしたい。

――今月(取材日:2022年4月25日)に第一希望の企業から内々定を獲得し、就職活動は終了されたとのことですが、いつ頃から就活を意識し始めましたか?
3年生の6月頃から合同企業セミナーに参加するようになり、夏休み以降はインターンシップに参加しました。私は7社ほどの参加だったのですが、OBPコースの先輩方は10社程度参加していたそうですので、あまり多いほうではないと思います。開始当初は特に業界は絞らず、幅広く見るようにしていたのですが、インターンシップで出会ったIT企業で初めてプログラミング体験をさせていただいた際に、あまりにもできない自分が悔しくて、それで逆に興味を持ち、やがて第一志望に考えるようになりました。最終的にその企業に決めた理由は、社員一人ひとりのことを大切にしている社風や、面接時に私に対して凄く向き合おうとしてくれる姿勢に惹かれたからです。入社した後もそうやって大切にしていただければ、その想いに応えたいと思えるでしょうし、その人のために貢献したい、しんどいことがあっても頑張れるはずと考えたからです。また説明会や面接はオンラインがほとんどで、最終だけ対面という企業が多い中、入社を決めた会社だけが最初から最後まで対面で私に接してくれました。全ての学生がそうだとは思いませんが、私は社風や働いておられる方々の雰囲気を直接感じたかったですし、それが叶ったことも大きな理由になりました。
――では新石さんにとって「働く」とは、どんな意味があるとお考えですか?
自分がやりたいことや、なりたい将来像を日々実現していくとともに、それを日々更新していくことだと考えています。仕事を通じて叶えるべき目標を設定し、それを実現できたらまた新たな目標を設定する、その繰り返しで人は成長していくものだと思いますし、成長すればやりたいことやなりたい将来像も変わっていくでしょうから、都度アップデートしていくやりがいや、楽しさを感じることもできるのではないでしょうか。学生のうちはある程度決められたレールに沿って進んでいけばよかったのですが、社会人になれば自分でレールを敷いていかなければなりません。「働く」ことを通じて、目標を日々達成していける意志を、より強くしていけるようになれればいいですね。
――では最後に新石さんの今後の夢、目標についてお教えください。
ITエンジニアとして高い技術を習得していけば、同じシステムを開発するための時間や労力は少なくなり、より仕事を簡単に考えてしまうのかもしれません。ですがそれがお客様にとってはとても便利なシステムかもしれませんし、作り手の我々が判断することではないはずです。私はエンジニアとして成長を遂げた後も、決して初心を忘れずに、どんな小さな仕事にも真摯に向き合えるような人間であり続けたいと思います。

在学中は継続しているプロジェクトを完遂させること、そしてプログラミングを始め、様々な資格取得に挑戦したいと考えています。残りの1年間は、「忙しい」を決して言い訳にせず、やろうと思ったことは全てに挑戦してみたいですね。

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