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学情レポート【COMPASS】2020.03

学情リサーチ【COMPASS】 2020.03
『2021年卒 就職人気企業ランキング』

順位前年順位業界企業名ポイント
1 1 商社(総合・専門) 伊藤忠商事 100.00
2 3 旅行・ホテル・ブライダル JTBグループ 80.19
3 2 食品 味の素 77.39
4 7 商社(総合・専門) 丸紅 61.72
5 6 旅行・ホテル・ブライダル エイチ・アイ・エス(H.I.S.) 57.46
6 8 食品 アサヒ飲料 57.13
7 12 医薬品・化粧品・トイレタリー 資生堂 56.08
8 9 印刷・紙・パルプ・事務用品 大日本印刷(DNP) 53.68
9 107 スポーツ・ゲーム・その他メーカー 任天堂 51.99
10 4 レジャー・アミューズメント オリエンタルランド 50.61
11 31 食品 雪印メグミルク 46.13
12 18 食品 ロッテ 43.96
13 17 食品 森永製菓 43.39
14 11 商社(総合・専門) 三菱商事 42.01
15 23 食品 明治グループ(明治/Meiji Seikaファルマ) 41.74
16 5 運輸・倉庫 ANA(全日本空輸) 40.85
17 26 IT・ソフトウェア アマゾンジャパン 39.62
18 30 医薬品・化粧品・トイレタリー 花王 38.77
19 198 スポーツ・ゲーム・その他メーカー アシックスグループ 38.45
20 41 政府系その他団体 東京都 38.33
21 28 マスコミ(新聞・放送・広告・出版・芸能・エンタメ) 集英社 36.76
22 24 旅行・ホテル・ブライダル 近畿日本ツーリスト 36.64
23 15 食品 アサヒビール 36.16
24 58 食品 日清食品 34.77
25 25 食品 キッコーマン 32.67
26 14 マスコミ(新聞・放送・広告・出版・芸能・エンタメ) KADOKAWA 31.14
27 227 スポーツ・ゲーム・その他メーカー アディダス ジャパン 31.06
28 13 マスコミ(新聞・放送・広告・出版・芸能・エンタメ) 講談社 29.59
29 93 建設・住宅 旭化成ホームズ 29.31
30 43 教育・その他サービス ベネッセコーポレーション 28.53
31 70 化学・素材・繊維 旭化成 27.97
32 10 マスコミ(新聞・放送・広告・出版・芸能・エンタメ) ソニーミュージックグループ 27.82
33 32 食品 キユーピー 27.72
34 16 食品 カゴメ 27.20
35 22 不動産 森ビル 27.15
36 201 マスコミ(新聞・放送・広告・出版・芸能・エンタメ) TBSテレビ 27.13
37 35 輸送用機器 トヨタ自動車 27.10
38 27 医薬品・化粧品・トイレタリー コーセー 26.92
39 42 食品 サントリーホールディングス 25.81
40 49 機械・プラントエンジニアリング DMG森精機 25.04
41 291 スポーツ・ゲーム・その他メーカー コナミグループ 24.94
42 39 運輸・倉庫 JR西日本(西日本旅客鉄道) 24.82
43 64 旅行・ホテル・ブライダル 日本旅行 24.80
44 95 建設・住宅 大東建託グループ 24.21
45 52 IT・ソフトウェア Sky 24.16
46 57 マスコミ(新聞・放送・広告・出版・芸能・エンタメ) 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ 24.07
47 20 運輸・倉庫 JR東日本(東日本旅客鉄道) 24.00
48 21 食品 森永乳業 23.85
49 124 スポーツ・ゲーム・その他メーカー ミズノ 23.79
50 46 商社(総合・専門) 住友商事 23.68

◆伊藤忠商事が2年連続1位。JTBグループ、味の素が続き、トップ3は前年と同じ顔ぶれ。ゲーム・スポーツ用品メーカーが躍進

総合ランキングでは伊藤忠商事が2年連続で1位に。朝食の無料提供や午前9時前の勤務に割増手当をつけるといった「朝型勤務」を始め、同社は働き方改革に積極的に取り組んでいる。メディアで取り上げられる機会も多く、伊藤忠商事=働き方改革に積極的な企業というイメージが学生間でも浸透しているものと思われる。また、同社はテレビCMや新聞広告などの広報にも力を入れている。そこで描かれているのは巨大なプロジェクトを動かす場面ではなく、社員が子供と何気ない会話をする場面など、親近感がわきやすく、かつ仕事がイメージしやすいものである。そうした点も学生の心を掴んだ理由の一つと言えるだろう。

商社については前年7位の丸紅がランクアップして4位に。一方、三井物産が119位(前年51位)、双日が153位(同76位)など、順位を落とす企業も目立つ。2019年3月決算までは業績好調だったが、4月以降は米中貿易摩擦等の影響もあり昨対で業績を落とす商社も出てきており、ランキングにも影響を与えたと見られる。

2位にはJTBグループが前年から順位を1つ上げてランクイン。それ以外にも旅行業界はエイチ・アイ・エス(H.I.S.)が5位(前年6位)、近畿日本ツーリストが22位(同24位)、日本旅行が43位(同64位)などランクアップが目立つ。2019年には日本でラグビーワールドカップが開催され、2020年の夏には東京オリンピック・パラリンピックが控えている。そうしたスポーツイベントの観戦ツアーなどを始め、国内外での旅行・観光需要の高まりが、ランキングにも影響を与えたと言えそうだ。

3位は味の素。前年から1つランクを落としたものの、3年連続でトップ3入りを果たしている。始業・終業時間の前倒し、所定労働時間の短縮など、伊藤忠商事と同じく味の素も働き方改革に積極的に取り組んでいる。学生にとって馴染みが深い食品業界はトップ200内に23社がランクインするなど例年人気が高いが、その中で特に味の素が人気を集めた。

今年順位を大きく上げた業界として目立つのは、ゲームメーカーおよびスポーツ用品メーカーである。ゲームメーカーでは、前年の107位からジャンプアップして9位に任天堂がランクイン。コナミグループが41位(前年291位)、スクウェア・エニックスが55位(同262位)、ほか計9社がトップ200にランクインした。その中で任天堂は2017年3月の発売から3年を待たずに累計5,000万台を販売するなど「Nintendo Switch」の売れ行きが好調である。同社の人気キャラクター「マリオ」の関連ビジネスも話題となっており、ゲーム業界の筆頭格として人気を集めた。またここ数年でeスポーツが盛り上がりを見せており、ゲームに対する評価や見方が変わってきたこともゲームメーカーのランキング押上げの要因とみられる。

スポーツ用品メーカーでは、19位にアシックスグループ(同198位)、27位にアディダス ジャパン(同227位)、49位にミズノ(同124位)がランクイン。いずれも前年から飛躍的にランクアップした。日本でのスポーツイベントの盛り上がりが寄与したと考えられる。なお、今年度から調査における業種カテゴリーを再編(前年までゲームメーカーは「諸製造」、スポーツ用品メーカーは「繊維・アパレル」であった)したが、その影響を考慮しても人気の上昇は顕著と言えるだろう。

調査概要

■調査対象 2021年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生
■調査方法 (1)あさがくナビ登録学生へE-MAILにて告知。WEB上の入力フォームによる回収。

(2)弊社主催のイベント来場学生へのWeb入力フォームによるアンケート調査及び回収。

■調査期間 2019年6月1日(土)~2019年12月7日(土)
■回答方法 選択式(最大5社)
■有効回答 6,574名
ウエイトバック処理の概要

回答学生の所属する学校所在地で、北海道・東北・関東・甲信越(以下「東日 本」)、東海・北陸(以下「中日本」)、関西・中四国・九州(以下「西日本」)の3地区に区分。さらに文系男性、理系男性、文系女性、理系女性に4分割し合計12区分を設定した。

文部科学省統計情報より男女文理別の大学学生数を推計し、ウエイトバック処理の母数とした。これに回答数を対比させウエイトバック値を算出。母数に対し回答率が最も高かったのは[西日本/文系/女性]であった。

[ウエイトバック値の算出例]

計算数値の簡素化のため、単純ウエイトバック値が最小となった[西日本/文系/女性]を基準に比例値を求め、これを本調査のウエイト値とした。

[西日本/文系/女性]→1.00  [東日本/文系/男性]→3.55  [中日本/理系/男性]→1.72

企業ごとにウエイトバック処理後の延べ得票数を算出し、ランキング1位を100ポイントとした相対値によって2位以下のポイントを算出した。
※同ポイントでの順位表記順は、小数点第3位以降のポイント数に準拠。

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