開封率の高いヘッドハンティングで年間10人以上の採用に成功
ファースト株式会社

ファースト株式会社

  • 業  種

    IT・通信

  • 事業規模

    101~500人

経験者採用が難航。若手未経験者採用へ転換し、求職者ごとにカスタマイズした内容のヘッドハンティングで年間10人以上を採用

  • 課題・ニーズ

    他社媒体でのキャリア採用に苦戦。若手未経験者を採用・育成し、業績拡大を支える人材を確保したい

  • 活用したサービス

    Re就活

  • 効果

    個別の文面カスタマイズにより、ヘッドハンティングの開封率約80%を記録

採用成果​

  • 応募361
  • 内定13
  • ヘッドハンティングの開封率約80%を記録!効率的な母集団形成に成功

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は「お客様に納得のいく技術サービスを、人という真心を一緒にパッケージし、提供していくことで、広く社会に貢献する」という経営理念のもと、主に通信ITソリューションやシステム運用保守といった領域で事業を展開しています。

 

昨今は5Gやクラウド、DXなどの進展もあり、通信インフラ業界が担う社会的な役割や重要性がますます高まっているなかで、着実に実績を積み重ね、大手通信会社のお客様と約40年にわたる深い信頼関係を築いてこられたことが当社の強みだと捉えています。

 

一方で、技術の変化が早い業界であるため、若手人材の確保と育成は大きなテーマです。以前は即戦力を求めて他社媒体でキャリア採用を行っていましたが、知名度の壁に阻まれ、採用人数は年間2〜3人にとどまっていました。お客様から多くの要望があるにもかかわらず、人員体制の限界から事業拡大のスピードを上げられないという課題に直面していました。

 

この状況を打破するため、未経験者を採用して自社で育成する方針へと舵を切りました。当社には実機を用いた研修や独自の育成マニュアルなど、長年培ってきた教育体制のノウハウがあったため、未経験者を迎え入れる土壌は整っていると考えての決断でした。

 

その頃、若手・第二新卒の採用に合致するサービスを探して情報収集を行うなかで、20代に特化しているRe就活の存在を知りました。まずは4か月間のトライアルから始めた際に、未経験者歓迎のメッセージを打ち出したことで目標としていた2人を採用でき、新たな採用戦略に確かな手応えを得ました。この実績が決め手となり、年間契約での継続利用へと踏み切りました。

課題の解決に向けた取り組み

①ヘッドハンティングの文面にこだわり、高い開封率と応募を実現

若手・第二新卒層の採用に向けて、学情の営業担当からの提案でヘッドハンティングに注力しました。当初は手探りの状態でしたが、求職者に響く情報の見せ方を教わりながら運用体制を構築していきました。

 

最も力を入れたのは、求職者のプロフィールを詳細に読み込み、一人ひとりに合わせた個別のメッセージを作成することです。自己PRや実務経験から求職者個人の強みを読み取り、当社でどう生かせるのか、業務を通じてどのように成長できるのかを言語化して伝えています。件名にもアピールポイントを盛り込み、特別なメッセージであることに気づいてもらえるよう意識しています。

 

当初は1通を作成するのに30分ほど時間をかけて丁寧に取り組んだ結果、ヘッドハンティングでは約8割と高い開封率を記録しました。また学情の担当者に代行してもらっているスカウトの開封率も、Re就活全体の平均が4割であるのに対し、当社は6割超を記録しました。

 

応募の7割以上がスカウトやヘッドハンティング経由となっており、一人ひとりに向き合う丁寧なアプローチが採用の確かな基盤になっています。

②応募者全員との面接を実施し、ポテンシャル層の採用を実現

選考では、書類の情報だけで判断せず、エントリーした全員と面接を実施しています。業界未経験者の場合、実際に会話してみないと適性や人柄を把握しきれないと考えたためです。直接話す機会を設けたことで、当社の社風にマッチする求職者と数多く出会えるようになりました。

 

面接では、当社でどんなことを実現したいか、将来のビジョンを深くヒアリングしています。実際の業務はスケジュール管理やお客様との対話がメインであることや、ITの専門知識は入社後の研修でしっかり教える体制があることを丁寧に説明し、まずは求職者の不安を取り除くことを意識しています。

 

そのうえで重視しているのは、「スカウトを受けたから」という受け身の姿勢ではなく、「当社の環境でどう成長していきたいか」という目標を持っているかどうかです。未経験からスタートする方は、日々の育成を通じて、技術だけでなく当社の社風や仕事に対する考え方も自然と身につけていきます。

 

だからこそ、面接の段階で本人のビジョンと当社が提供できる環境をしっかりとすり合わせ、本人が納得して入社できる状態を作ることが大切だと考えています。こうしたすり合わせによって入社後のギャップがなくなることが、結果として入社後の定着につながっていると感じています。

③ターゲットに合わせた求人の複数掲載により、母集団を拡大

近年、大手企業が若手・第二新卒の採用市場に本格的に参入するなど、求人市場が徐々に厳しくなりつつあります。そこで学情の営業担当からアドバイスを受け、これまでの採用人数を維持・拡大していくために、求人の掲載枠を追加し、2件の求人を同時に掲載する手法を取り入れることにしました。

 

1つ目の掲載枠は、未経験者が最も応募しやすい「ITサポート事務」の求人として、年間を通して固定で掲載しています。追加した2つ目の枠は、会社規模の拡大に伴い必要となった営業職や総務職の募集に活用しました。

 

ただ、これらの職種で採用目標を達成した後は、この2つ目の枠も「ITサポート事務」の募集ページに書き換えています。つまり、文章のアピールポイントなどを変えた2種類の「ITサポート事務」の求人を、同時に掲載する運用です。あえて同じ職種の原稿を2つ並べることで露出面を広げ、より多くの求職者に当社の存在に気づいてもらえるよう工夫しています。

 

こうした工夫が功を奏し、2024年度は292人だった応募者数が、2025年度には361人へと大幅に増加し、市場環境の変化に負けない安定した母集団形成が実現できました。

学情の営業担当・サービスに対する評価について

①営業担当に対する評価

学情の営業担当からは、原稿の打ち出し方やヘッドハンティングの文面作成まで具体的なアドバイスをもらい、非常に助けられています。月1回の定例ミーティングでは採用状況を振り返り、応募が伸び悩んだ際にも、求人市場の動向を踏まえた改善案や強化策を教えてもらいました。市場環境の変化予測に基づき、掲載枠を増やすという提案も、結果的に非常に有効でした。

 

営業担当という枠を超え、当社の採用活動を一緒に考え、動いてくれる伴走者のような存在として頼りにしています。

②サービスに対する評価

Re就活は20代からの応募に特化しているため、未経験者を自社で育成していく当社の方針に非常にマッチしている媒体だと感じています。実際に会う求職者の前職は本当にさまざまで、ITとはまったく異なる業界からチャレンジする方も少なくありません。

 

たとえばペットショップや百貨店での販売など、さまざまな環境での接客経験を通じて培われたコミュニケーション能力を持つ人材と数多く出会えるようになりました。学情の営業担当の尽力もあり、求める人物像にしっかりとアプローチしながら、採用単価を安く抑えられている点も大変助かっています。

今後の展望

来年度以降も、当社の受け入れ体制と教育の質を維持していくため、毎月1人ペース、年間で10人規模の採用を継続していきたいと考えています。直近の2年間は計画通りに年間10人の採用目標を達成できており、業績の拡大と人員の増加に伴って、2025年1月には本社オフィスを移転しました。

 

一方で、求人市場では大手企業も若手人材の獲得に動き出しており、今後さらに厳しくなると捉えています。そのため現状の成果に満足せず、これからも学情の営業担当に伴走してもらいながら、ともに採用活動を進めていくつもりです。今後はRe就活を主軸にスカウト機能などもより活用し、時代の変化に合わせたアプローチで若手・第二新卒層の採用を柔軟に展開していきたいと考えています。

※記事内容は取材当時のものです(2026年7月)

ファースト株式会社
  • 会社名

    ファースト株式会社

  • 事業内容

    ■電気通信設備事業
    ■ITソリューション事業
    ■アウトソーシング事業

  • 所在地

    東京都中央区築地5-4-18 汐留イーストサイドビル 7階

  • HP

    https://www.first-nw.co.jp/