キャリアセンター訪問

自主的な学びを促し、新たな自分の発見・成長の場を提供。

南山大学 キャリア支援委員会 委員長 人文学部 教授 中村和彦さん
南山大学
南山大学は1932年にドイツ人宣教師ヨゼフ・ライネルス神父によって設立された南山中学校(旧制)を源流とし、「人間の尊厳のために」の教育モットーのもと、現在では8学部17学科を有し、約10,000名が学んでいます。男女共学の総合大学としては中部唯一のカトリック系ミッションスクールに発展しています。また、近年ではクォーター制のいち早い導入や全学部・学科をOne Campusに統合するといった、学生が様々な学びにチャレンジできる環境づくりを積極的に推進している点も注目されています。
※記事の内容は取材当時のものです。

教員・事務職員の連携で学生のキャリアデザインを支援。

――キャリア支援委員会とキャリア支援室、それぞれの役割についてお教えください。
南山大学ではキャリアサポートプログラム、インターンシップ、そして就職支援プログラムの3つのプログラムを柱とし、1年次から多彩なプログラムで学生の適性に合ったキャリアデザインを支援しています。学生が属する学部・学科に合わせたキャリア支援を行うために学部からそれぞれ選出された教員によって構成されたキャリア支援委員会と、就職・進路相談のエキスパートである職員達によるキャリア支援室の両輪で、学生一人ひとりに寄り添ったサポートを可能にしています。

特に1年次から実施しているキャリアサポートプログラムでは、「学部・学科別学び方講座」や「学生生活デザインセミナー」といった、学生の学びの志向によって異なる内容を、キャリア支援室のサポートのもと、学部・学科が主体性を持って行っていただくことで、より具体的で実践的な指導を実現しており、それぞれに役割を持たせている好例だと考えています。
――キャリア支援委員会の先生方は、企業訪問もされるそうですね。
はい。私たちが実際の企業様の声に触れることで、より綿密なキャリア教育・就職支援を行いたいと考え、委員会の先生には全員、企業に訪問しています。もちろん私も訪問しており、いずれの企業様からも貴重なお話を聞かせていただき、大変有難く思っております。

こうした機会を通じて得た情報を学生に話すことで、指導の説得力がより増しますし、先生や職員がここまでやってくれるのなら、とやる気を出してくれる学生も多く、とても良い効果を生み出しています。これからも企業様のご負担にならない範囲で、ぜひご協力をお願い申し上げます。

クォーター制をはじめとする様々な学びの場を提供。

――大学としても学生が様々な学び・経験を積めるような取り組みを行っていらっしゃいますね。
本学は「語学の南山」と評されるほど、語学教育に優れ、国際性豊かな人材を多数輩出しております。この魅力にさらに磨きをかけるべく、2017年からクォーター制を導入し、第2クォーターには全学部・学科で必修授業をなくしております。この貴重な時間を学生に有益に過ごしてもらうため、各種海外留学プログラムを設ける等、海外での経験を積めるチャンスを広げていっております。もちろん海外留学以外にも、この期間を長期インターンシップに活用することで、自分の将来の可能性を模索するきっかけにしてもらうことも重要だと思います。2年次でのインターンシッププログラムについてもこれから推進できるよう、計画を進めているところです。
――2017年には全学部・学科を名古屋キャンパスに統合する等、施設面の改革も進んでいます。
「One Campus Many Skills」のスローガンのもと、異なる学部・学科の学生同士の交流を促進し、コミュニケーション・情報のやり取りを生み出すことで、新たな気付きや学びを得てもらえればと考えています。他にも学生がグループ学習やプレゼンテーションの準備、レポートの作成等、自由に多目的で使えるスペースである「ラーニング・コモンズ」や、留学生と交流し、あたかも学内留学が体験できる日本語禁止のエリアである「ワールドプラザ」を開設する等、学生の自主的な学びを促し、新たな自分を発見し、成長できる機会を提供しています。

学生に望むことは、こうした機会や施設をどんどん利用し、様々な方との交流を深めて、人間力を高めてほしいですね。こうした場で得られる力こそ、卒業後に社会を生き抜いていく源になると思いますし、授業だけが大学の学びの場ではありませんから、南山でしかできない学びを、ぜひ貪欲に吸収してほしいと願っています。

OB・OGの活躍が南山大学の宝。

――そうした様々な取り組みが、高い就職率、そして就職先満足度となって表れています。
それももちろんそうですが、それ以外に大きいのが、キャリア支援室のサポート力と、卒業生の活躍です。キャリア支援室では、学生が自ら考え、行動する力を引き出すため、就活スキルやテクニックの指導は極力行わず、学生一人ひとりに合ったきめ細かい指導を行っています。集合で行う就職ガイダンスだけでなく、個別の相談にも注力しており、多い月では約1,000件もの相談対応を行っています。

また、そうした支援を受けて巣立っていった卒業生が各界で活躍することが、南山大学の評価を高めてくれると同時に、OB・OG訪問への対応や業界・職種研究会での講師を務めてくれる等、学生の就職活動を様々な面から支えてくれています。さらに、例年3月に実施している会社説明会には上場・優良企業を中心に約420社もの企業様にご参加いただいており、多くの学生が企業様との出会いの場として活用しています。

学生にはぜひ、卒業後は自分の仕事ぶりが南山の評価を左右する立場になる、ということを自覚しながら、それぞれの力や強みを発揮して活躍してくれることを祈っています。
――では最後に、南山大学の学生に期待する多くの人事担当者に向けて、一言お願い申し上げます。
平素より本学並びに本学学生をご支援いただき、誠に有難うございます。本学は「個の力を、世界に。」をビジョン・キーフレーズとし、多様性を前提とした共生・協働を実現し、新たな価値観の創造に貢献できる人材の育成に尽力しております。また一方で真面目で実直、何事にも一生懸命に取り組む学生が多く、ご採用いただけましたら、今後の御社の発展に寄与できる人材に成長することを確信しております。

これからも本学並びに本学学生にどうぞご注目、ご期待いただければ幸いです。ご期待にお応えできるよう、我々も全力で取り組んでまいります。

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