グローバル人材採用のススメ

「働く仲間の物心両面の幸せ」を、
全社一丸となって実現していきたい。

株式会社ブロンコビリー 人事総務部 人事課長 國立正さん
株式会社ブロンコビリー
調理法や素材、店舗の雰囲気、そしてスタッフの接客の全てに徹底的にこだわり、他では味わえない「ご馳走レストラン」として東海圏を中心に135店舗(2019年10月15日現在)を展開する株式会社ブロンコビリー。「断トツ日本一のステーキハウス」を目指す同社のグローバル採用の現状について、人事課長の國立さんに詳しくお話を伺ってきました。
※記事の内容は取材当時のものです。

「断トツ日本一のステーキハウス」を目指す理由。

――國立さんはブロンコビリーでアルバイトをしておられて、そのままご入社されたそうですね。
はい。当時働いていたお店の店長に憧れて、「こういう人になりたい」と思い、入社しました。当社では新入社員はまずは店舗に配属され、実践を通じて仕事を覚えていくことになります。私も店舗スタッフを皮切りに、副店長、店長、そして店舗を統括するエリアマネージャーを経験し、約10年前から人事総務部で採用担当をしております。
――他では味わえない「ご馳走レストラン」がコンセプトになっていますが、それを支える店舗スタッフの教育も重要ですね。
「ご馳走レストラン」には、単に食事を済ますようなレストランではなく、食事を心から楽しんでいただけるレストランでありたいという想いが込められています。そのため例えばステーキやハンバーグはガスではなく炭火で調理しており、冷凍肉は一切取り扱っておりません。またサラダバーも加工済の食材をお出しするのではなく、新鮮な野菜を全て店舗で調理してご提供しております。一般的なチェーンレストランでは無駄とされてきたこれらの手間を省くことなく、お客様にお喜びいただくための手間を惜しまないのが当店のこだわりであり、多くの方にご支持いただけている点だと思います。

しかし一方で、社員だけでなくパート・アルバイトの方にも調理技術を習得いただかなければなりませんので、教育が重要であることはもちろんですが、それ以上に重要なのが、働いている全ての仲間の幸せを考え、「ここで働いてよかった」と思っていただけるような店舗、そして会社であり続けることです。そのためにまずは「断トツ日本一のステーキハウス」という高い目標を達成する、そして創業者の願いである「働く仲間の物心両面の幸せ」を実現していきたいと私は考えています。

外国人の特徴を活かして、課題解決につなげたい。

――2020年の春も、多くの仲間が御社に加わるそうですね。
現状で約90名の方が入社いただける予定で、そのうち13名が外国人留学生です。当社では12年ほど前から外国人採用を開始しており、現在では46名の社員が在籍しております。仕事内容は日本人と全く同じで、店長として活躍している社員も多く、12年前に採用した中国籍の社員は、店長経験を経て、現在は本部の購買担当として頑張ってくれています。
――では、選考方法や募集方法に違いはありますか?
選考方法に関しては日本人と同じですが、日本語能力はN2レベル以上としております。募集方法はナビサイトや合同企業説明会に加えて、学内セミナーや学校からご紹介をいただく等で告知をさせていただいております。

また中途採用では昨年から台湾で現地採用を開始しており、今年の9月も2名の仲間を受け入れております。これからも年齢、性別、国籍を問わず、当社の理念に共感いただき、当社で働きたいとお考えいただける方を積極的に採用していきたいと考えています。
――グローバル人材を受け入れることで、よかったことや変わった点はあるでしょうか?
異なる国の方と一緒に仕事をすることで、多様性を受け入れる素地は自然と身についていったように感じています。今では当社内では珍しい存在ではありませんし、いないと困るような立場の方ばかりですから。またそうした方も含めた仲間の幸せを実現するんだ、といった、創業理念に対してより強い想いを全社員が持てるようになったのは、とても大きなプラス効果になっていると断言できますね。

そしてもう1点、外国人は日本人と比べて自己主張が強い分、自分がおかしいと思ったことをズバズバ指摘してくれるので、いままで気付かなかった問題点を顕在化させてくれることが多いですね。日本人だとちょっと遠慮して言えないことでも、良くも悪くもストレートに言ってくれます(笑)。でもそれだけ一生懸命に仕事に取組み、真剣に考えてくれているからこそだと思いますので、これからも出る杭は打たずに、どんどん伸ばしていきたいですね。

学校との関係性を、より密にしていきたい。

――では今後の御社の採用に関する課題、そしてそれに対する対策等についてお教えください。
大きな流れとして新卒一括採用から通年採用へ移行していくことが予測されていますが、当社は業界では珍しく、新卒採用メインで人材確保を行っておりますので、今後の採用戦略をどうすべきか、検討しなければなりません。もし仮に通年採用になったとしても、本部での教育・研修や店舗の受け入れ体制等を考慮すると、例えば4月に加えて9月にある程度まとまった数にご入社いただくといった対応をしないと、現場が混乱しかねませんので、これから情報を収集しつつ、当社として最善の採用手法を模索して行く必要があると考えています。

そのためにも、学校との関係性をこれまで以上に密にしていきたいですね。残念ながら外食業界は学生には不人気、というイメージが定着しており、学内セミナーになかなか参加できないのですが、幸い当社は参加できております。また、授業の一環で当社のことを取り上げていただくこともありますので、店舗としてのブロンコビリーだけでなく、企業として、就職先の候補としてのブロンコビリーを一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。
――加えて、いま店舗で働いていらっしゃるパート・アルバイトからの社員登用も、安定した採用に不可欠ですね。
仰る通りで、これまでも毎年数名は入社してくれていますが、さらに力を入れていきたいと考えています。私もそうでしたが、パート・アルバイト経験者であれば、まさに即戦力となって活躍してくれるでしょうから、通年採用時代の課題に対する一つの処方箋になるでしょうね。ただしそのためには、これまで以上に従業員満足度を高めていく必要がありますので、創業の原点である「物心両面の幸せ」をより一層感じていただけるよう、採用担当という立場から貢献していきたいと思います。

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