「ABW(Activity Based Working)」とは、従業員がその時々の仕事の内容に応じて、最も効率的に行うにはどの場所が最適なのかを決定して仕事を進めるワークスタイルです。例えば、集中が必要な作業とそうではない作業に分け、集中が必要なときには周囲から邪魔が入らないオフィス内の静かな場所や自宅で行い、逆に適度な雑談をはさみながら作業を進めたいときは同僚が集まっている空間に行くこと等が挙げられます。どこで働くのかを所属や役割によって決めるのではなく、業務内容(アクティビティ)によって個々人の判断で決定し、アクティビティに最も適したスペースを選ぶことで生産性の向上を図る点が特徴です。