グローバル人材採用のススメ

創造力と遊び心を大切にし、
新しい何かをどんどん生み出していきたい。

株式会社マナベインテリアハーツ 人事企画部 部長 真鍋光さん
株式会社マナベインテリアハーツ
株式会社マナベインテリアハーツは1961(昭和36)年に有限会社真鍋家具店として高知県で法人化し、日本の高度成長期とともに発展を続け、1993(平成5)年に株式会社化して現在の形になりました。その後1997(平成9)年には家具だけでなく住まいを便利にするインテリアグッズや生活雑貨を幅広く扱う「ホームファニシングストア」の1号店となる神戸店を開店。現在は関東・関西・四国・九州に店舗を展開しており、さらなる拡大を目指しています。
同社は創業以来一貫して、「良い品をお安く」をテーマに「良品廉価主義」を徹底しており、欧米と比べて日本はインテリアコーディネートに対する考え方や文化が遅れていると言われている中で、日本の暮らしを誰もが手軽に快適な生活を享受できる価格で、もっと豊かで潤いのあるものにするために貢献したいと願って日々の業務に取り組んでおられます。今回は同社の人事企画部部長の真鍋さんに、グローバル人材の採用のご状況や、若手人材に対して期待すること等についてお話をお聞きしました。
※記事の内容は取材当時のものです。

日本の人々の暮らしに“ワクワクするもの”を創り上げていくデザイナー。

――貴社は「ホームファニシングストア」を全国各地に展開しておられますが、そもそもホームファニシングストアとはどのような業態を指すのでしょうか?
ホームファニシングとは「住まいを便利にするための家具や生活雑貨」のことで、家具だけでなく、家の中で便利に、そして快適に過ごすために必要とされている様々なインテリア用品や生活雑貨を数多く取り揃えている店舗のことを「ホームファニシングストア」と称しています。当社はもともと家具店から出発しており、当初から家具のデザインやスタイル、機能性を追求してまいりましたが、現在はそれに加えてカーテンやカーペットといったインテリア用品や、キッチン・バス・トイレ用品といった私たちの暮らしに密着した生活雑貨、さらにはフレグランスやインテリアグリーン等、日常の暮らしをより楽しく潤いのあるものにする商品を数多く取り揃え、お客様の身近に、そして気軽に立ち寄っていただける店舗づくりを目指しています。
――衣・食・住の中で「住」に関して、日本は欧米に比べてまだ文化的に進んでいない、という指摘がありますが、貴社でも「日本におけるインテリアの環境を向上させたい」という目標を掲げていらっしゃいます。
欧米の人々が気軽にインテリアを楽しんでいる様子をご存じの方から見ると、まだまだ日本ではお部屋の中にどこか物足りなさを感じることが多いのではないでしょうか。当社では画一化したパターンだけでなく、もっとデザインやバリエーションが豊かなライフスタイルを提案したいと考え、「DESIGN HEARTS~もっと暮らしにデザインを」をモットーに、自社ブランド「MANACASA」を立ち上げる等、デザイン性がよく、品質に優れ、お求めやすい価格で提供できる商品の開発にも力を入れる等、日本の人々の暮らしに“ワクワクするもの”を創り上げていくデザイナーとして、社会への貢献を実現したいと考えています。

創造力を発揮し、新たな道を切り拓いていける人材が不可欠。

――貴社では求める人物像として「笑顔で、元気な挨拶ができる方」や「家具・インテリアが好きな方」等、5項目を挙げていらっしゃいますが、なかでも真鍋さんが重視しておられる点は何でしょうか?
個人的には特に、「創造力を発揮し、新たな道をつくりあげていける方」にぜひ入社してほしいと考えています。少子高齢化が進む中で国内の家具・インテリア業界は成熟市場と言われてきましたが、昨今のコロナ禍でいわゆる「おうち時間」の増加に伴い、在宅需要が大きく喚起される等、まだまだ潜在的な需要が大きい市場であることに気付くことができました。当社がこれからさらなる店舗展開や商品開発、そしてこれまでなかったマーケットの開拓を推進していくためには、何もない状態から創造力を発揮し、新たな道を切り拓いていくことができる人材が何より不可欠だと考えています。
――今年もそうした創造力に富んだ方が数多く入社されたと思いますが、採用数等についてお教えください。
大卒44名、高卒2名の計46名が入社しました。採用エリアは当社が店舗を展開している関東・関西・九州が主で、男女比はほぼ同じになります。グローバル人材に関しては今年は2名で、およそ7~8年ほど前から毎年1~3名の方を継続的に採用しています。日本に来た留学生がほとんどで、これまでは中国・ベトナム出身者が多いですね。
――貴社ではどのような職種でグローバル人材が活躍しておられますか?
グローバル人材も日本人と同様、まずは店舗に配属となり、販売、商品管理、売場メンテナンス、物流管理といった当社事業の根幹となる業務を現場で身につけてもらいます。ある程度の経験を積んだ後、本人の希望や適性に応じて様々な業務を担っていただくことになるのですが、グローバル人材に関しては海外との貿易に関連する業務等、語学力を活かしたポジションで活躍してもらうケースが多いですね。
――店舗でお仕事をされるということは、ある程度の日本語能力は必要になりますね。
仰る通りで、日本語能力試験でN2以上、できればN1レベルの方を採用したいと考えています。幸い、応募してくださる方のほとんどはN2以上ですし、選考内容・基準を日本人と同じにすることで、面接等を通じて日本語でのコミュニケーション能力を測るようにしています。

ダイバーシティに富んだ組織にして、新しい何かが生まれることに期待したい。

――およそ7~8年ほど前からグローバル人材を定期的に採用しているとのことですが、以前に比べて変わった点等はありますか?
特に大きな変化があった、ということはなく、自然に社内に溶け込んでくれていると感じています。私自身は当社を今以上にダイバーシティに富んだ組織にして、いろんなバックボーンを持った社員がそれぞれの価値観をぶつけ合うことで、新しい何かが生まれることに期待しています。当社のような多店舗経営を行う手法としてチェーンストア理論が有名で、当社でも入社3年目以上の社員を対象に、チェーンストア産業の先進国であるアメリカで研修を受ける機会を与えています(現在はコロナ禍で中止)。理論だけを学ぶのであれば日本でも可能ですが、やはり本場に行くことでしか得られない現場の雰囲気を肌で感じることが重要ですし、さらには日本とは異なるカルチャーに触れることで、便利で楽しいショッピングとは何かを知ることができます。理論に囚われるのではなく、多様な考え、価値観を尊重しながら、遊び心を持って日々の業務に取り組んでもらえたら、これまで以上に新しいものを数多く生み出していける組織に成長できるのではないでしょうか。
――では最後に、今後の貴社の採用活動において注力したいとお考えのポイントについてお教えください。
昨今の説明会・選考のオンライン化だけでなく、採用活動におけるWebの活用が進む中で、例えばYouTubeやInstagramといったSNSと連動する等、当社が得意としているマーケティングの手法を用いて、学生個々に対してより細かいアプローチをすることができないか、模索していきたいと考えています。小売業である当社にとって、応募してくださる学生は大切なお客様でもありますので、採用活動においても遊び心を忘れずに、満足度の高い情報発信を心掛けていきたいと思います。

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