グローバル人材採用のススメ

多くの若者の夢を支援し、
世界で活躍できる方を数多く輩出したい。

株式会社愛しとーと 取締役社長 中村浩之さん/取締役副社長 仲井順一さん
株式会社愛しとーと
株式会社愛しとーとは、「すべての女性を綺麗に、笑顔に」を企業理念とし、コラーゲンゼリーをはじめ、数々の健康食品や化粧品等の通販事業を行う企業として1998(平成10)年に現代表取締役兼CEOの岩本初恵さんが設立しました。このユニークな社名は、TVCMの撮影の際、岩本さんが最後の決め台詞で「何か印象に残るものを」と求められた際にアドリブで発した言葉に由来しており、2014(平成26)年から同社の社名となっています。通販業界には珍しく、商品開発、製造、マーケティング、物流、コールセンター等、全ての業務を社内で運用しており、お客様に寄り添う独自の商品開発と経営方法が支持され、設立から20年強を経て全国で約350万人の会員が愛用する企業へと発展しています。
また同社は国内に留まらず、世界中の方に商品を通して笑顔と元気を届けたいという想いから、アジア圏を中心とした海外展開も加速しています。今回は取締役社長として海外事業をはじめ、同社の成長をけん引する中村さん(写真左)と、取締役副社長で同社の採用活動の責任者である仲井さん(写真右)に、同社のグローバル人材採用に関する戦略等を中心にお話をお伺いしました。
※記事の内容は取材当時のものです。

自社内一貫体制で雇用を創出し、地域経済の活性化に貢献。

――貴社がご本社を構えておられる福岡県は、通販事業の会社が多いそうですが、貴社のように商品開発から製造、物流等を自社内一貫体制でやられている会社は珍しいそうですね。
中村:仰る通りで、多くの会社がマーケティングにのみ注力されている中で、当社では商品に使う原材料の開発から一次産業に携われている方々と共に取り組み、さらに商品開発も大学・自治体等と連携して行う等、お客様に安心してご利用いただける安全な商品づくりを徹底して追求しています。また自社で工場・物流拠点を有しており、安定的且つスピーディな商品供給を可能にしています。

そして何より、自社でこうした体制を整えることで、地域の経済の活性化、そしてより多くの雇用を生み出すことができます。地方創生の大切さが叫ばれて久しいですが、地方には豊かな観光資源があるにも関わらず、雇用がないため、人口減・少子化のスパイラルから抜け出すことができません。私たちは通販事業だけでなく、地域の特産品を使った健康志向の料理を提供するレストランや専門ショップを運営することで、そこを訪れる流動人口を増やし、雇用を生むことで定着人口を増やしてきました。今後も様々な視点から地域の魅力を全国に発信し、雇用の促進、そして地域経済振興の一助になれるよう、この考えをぶれずに貫いていきたいと考えています。

自社で成功体験を積み重ね、現在はアジア6カ国で事業を展開。

――近年では日本国内のみならず、海外にも積極的に展開されているそうですね。
中村:はい、当社では約8年前に海外での事業展開をスタートしました。ですがこれも同業他社とは異なり、商社や広告代理店とタッグと組んで、ということはせず、自分たちが現地に足を運んで、自分たちの目で見て事業にじっくり取り組んでいこう、時間はかかるかもしれない、苦労も多いかもしれないけれど、自分たちでロジックを形成し、ノウハウを積み上げていき、そして人材を育てるという道を選びました。最初に選んだ国もカンボジアで、インフラが乏しく、購買層がどのくらいいるのかも定かではない、物流も発達していないという環境下でミニマムの投資からスタートし、現地で得た貴重な経験を糧にしながら徐々に広げていきました。そしてそこでの成功事例をマレーシアやベトナムといった別の国の事業にカスタマイズさせていきながら、その国に合わせた商品づくりを自社で行い、その国のマーケットに即したロジックで実績を重ねてきた結果、現在はアジア6カ国で事業を展開するまでに至っております。次の目標は10年後に30カ国以上、アメリカやヨーロッパにも進出し、世界中の皆様に笑顔で輝ける毎日をお届けりたいと考えています。
――2017(平成29)年に設立した「Aishitoto canbodia」を皮切りに、次々と海外現地法人を設立しておられます。こうした動きと並行してグローバル人材の採用にも力を入れるようになったそうですね。
仲井:現地法人の採用はもちろんですが、福岡本社でも多くのグローバル人材を採用するようになりました。出身エリアはバラバラで、アジア以外からも数多くのエントリーをいただいておりますし、日本に留学に来られている方が多いのですが、なかには愛しとーとに就職するためにわざわざ海外から合同企業セミナーの当社ブースに来てくれた方もいらっしゃいます。

中村:「自ら考え、行動できる人」、そして当社の企業理念に共感し、一緒に働きたいと思ってくれる方という求める人物像は日本人、外国人問わず共通なのですが、日本語能力についての決まりは設けておりません。選考や入社後の研修に関して、当社の海外での事業展開を全てコントロールしている海外事業部のメンバーに一任していますので、日本語が話せなくても支障はありませんし、実際にいま海外事業部の責任者として活躍してくれているベトナム出身のスタッフも、入社当初は日本語を全く話すことができなかったのですが、現在は支障なくコミュニケーションがとれるようになっています。

仲井:採用したグローバル人材の多くが海外事業部に配属され、重要な役割を担ってくれているのですが、理想を言えば日本人で海外メンバーと同等にやり取りができる人材を採用・育成できれば、と考えています。当社では海外で販売している商品も日本国内で開発・製造していますので、海外の事情だけに精通しているのではなく、日本と海外のパイプ役として活躍してくれる人材が今後の海外事業の発展には欠かせない重要なピースになりますので、注力していきたいと考えています。

人として忘れてはいけない価値観や想いを、商品とともに世界中へ広げたい。

――では、グローバル人材を採用するようになって、良かったことはありますか?
仲井:日本人である私たちと文化やものの考え方が全く異なる彼ら・彼女らと接することで、グローバルな視点で物事を見たときに、日本のほうが実は変わった存在なんだ、ということを知れただけでも非常に価値があると考えていますし、異文化、違う考え方をどう受け入れていくかといった柔軟性が身についたのはよかったですね。例えば同じ日本人でも過ごした時代が異なることでジェネレーションギャップが生まれますが、その違いを放棄するのではなく、お互いに理解しようと歩み寄れるようになりましたし、私たち自身も若手社員との向き合い方が変わりましたね。

中村:ただ一方で当社が創業以来大切にしてきた人としての幸せ、そしてそれを支える健康、人への感謝の心といったものは、国や宗教、文化が違っても決して変わるものではありません。視野を広げ、それぞれの国のお客様がお求めのものにしっかりと寄り添いながら、私たちが大切にしてきた人として忘れてはいけない価値観や想いを、商品とともに世界中へ広げていければ嬉しいですね。
――貴社では2020(令和2)年からe-スポーツ事業に進出される等、活動の幅をますます広げていらっしゃいます。その分、グローバル人材の採用だけでなく、幅広い可能性を持った人材の採用が必要になりますね。
仲井:当社は以前から通常の採用活動に加えて、学生のうちからやりたいことをやっている方と一緒に様々な活動を行い、新たな事業を生み出したり、そのまま当社内で活躍していただく、といった採用手法を行ってきました。ですから新入社員に関しては何ができるか、ではなく何がやりたいかを重視し、配属を行っています。

中村:グローバル人材の多くが自分を採用すればどんなメリットがあるか、会社に何をもたらしてくれるのかを明確に提示してくる反面、日本人学生の多くが「成長させてほしい、学ばせてほしい」といったスタンスで受けてくるので、どうしても物足りなさを感じてしまいます。ですが学生時代からe-スポーツに打ち込んでいる方々からは、新たなエンタテイメントの世界を切り拓こうとする強い意志を感じますし、普通に採用活動をしているだけでは決して出会うことができない、稀有な人材です。幸い当社にはやりたいことを応援し、実現させてあげられるすそ野の広さがありますので、これからも多くの若者の夢を支援し、当社をステップに世界へと活躍の場を広げられる方を一人でも多く輩出できればと考えています。

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