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注目企業の人事インタビュー
リアルとオンライン、双方の良さを活かした採用活動が大事。
ヤマト住建株式会社 人事部 課長 黒木芳基さん/人事部・総務部 主任 安藤恵さん
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ヤマト住建株式会社
日本の住宅の平均寿命は約30年、イギリスの約141年やアメリカの約96年に比べて大幅に短い、というデータがあります。またエコハウス先進国と言われているドイツでは優れた断熱性を持つ家が当たり前になっており、家電製品や自動車といった分野では日本は世界基準であるにも関わらず、住宅の分野では世界のレベルから程遠いのが実情となっています。ヤマト住建株式会社はそのような状況を打破し、日本の住宅を「世界基準」にすることを使命として、「長寿命」「広い」「安い」「高性能」そして「資産価値の高い」家づくりを創業以来追求しています。そうした企業姿勢が評価され、最近の5年間で従業員数が2.5倍以上にまで急成長している同社の人事・採用に関する考え方について、一昨年にトップセールスマンから人事・採用担当に転身した黒木課長(写真右)と、入社6年目、その大半を採用担当として務めてこられた安藤主任(写真左)にお話しいただきました。
※記事の内容は取材当時のものです。
創業から一貫して「世界基準」を目指した家づくりを目指す。
――貴社では「日本の住宅を『世界基準』に」を家づくりのポリシーとして掲げていらっしゃいますが、この言葉に込められた想いについてお教えください。
黒木:「衣・食・住」という言葉があるように、住まいは私たちの生活になくてはならないものです。しかし日本の住宅の平均寿命は約30年と諸外国に比べて短く、またサイズや性能の割にかなり高額なものになっています。技術立国として知られている日本が住宅分野では世界からかなり遅れを取っている、こうした事実をご存知ない方が数多くいらっしゃるという状況を変えたいと思い、当社は創業から一貫して「世界基準」を目指した家づくりを行ってきました。
安藤:1995(平成7)年1月に発生した阪神淡路大震災では当社本社のみならず、数多くのお客様が被災されましたが、おかげさまで全壊は一棟もありませんでした。また近年では住宅が住む人の健康に与える影響の大きさに注目が集まっていますが、当社では2001(平成13)年にいち早く健康快適住宅を開発。重度のアトピー性皮膚炎に悩むお子様をお持ちのお客様の声にお応えしてつくられたこの商品が、当社の発展の大きなきっかけとなりました。
黒木:省エネルギー住宅としても当社は高い評価を受けており、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー※」では2009年度の初参加以来、大賞2度を含め10期連続で受賞を続けており、2019年度は特別優秀賞・特別優秀企画賞を同時受賞いたしました。「長寿命」「広い」「安い」「性能がいい」といった全ての面で世界基準となり、安心いただける家づくりを通じてお客様に幸せを実感していただきたい、社員一同がそう願って日々の業務に取り組んでいます。
※一般財団法人日本地域開発センターが主催する省エネルギー住宅のトップランナーを選定する表彰制度。
「出る杭を伸ばす」ことで常識を超えた商品づくりを可能に。
――一方、採用では「おさまりきらない人!集まれ!!」というメッセージを出されています。これに関してはいかがでしょうか?
安藤:当社では「自ら考え行動する」「仲間が困っていたら助ける」「失敗を恐れずチャレンジする」を社員の3大行動指針としています。なかでもチャレンジに関しては、「出る杭を伸ばす」ことに重きを置き、チャンスを待っている人ではなく、自ら発信してチャンスを掴もうとしている人に対して、挑戦できる機会をどんどん与えるようにしています。この社風が先ほど申し上げた、従来の日本の住まいの常識を超えた商品づくりを可能にしたと考えています。
黒木:何か新しいことを成し遂げるにはいろいろな能力・個性を持った人が集まった方がいいですから、もちろん最低限のルールは守ってもらわないと困りますが(笑)。
――それでは、20卒及び21卒の採用数等についてお教えください。
安藤:20卒に関しては8名が入社しました。当社は例年営業職の採用に注力しており、半数の4名が営業部門に配属されています。21卒に関しては5名が入社予定です。共通して言えるのですが、本音のところはもっと多くの方を採用したかったですね。
――貴社は神戸がご本社で、東京・神奈川に支店がありますが、採用はどのようにされていますか?
黒木:関東地区でも採用活動は行っていますが、採用担当は本社にしかおらず、私たちが対応しています。昨年までは会社説明会から最終面接に至るまで全て東京で行っておりましたが、21卒については新型コロナウイルスの影響で会社説明会、面接はオンラインで実施し、最終面接のみ直接会って実施いたしました。
――オンラインへの対応はスムーズに行きましたか?
安藤:当社では新型コロナの感染が拡大する1年以上前からオンライン会議を社内で活用していましたので、使うことに対する不安や戸惑いは全くなかったですね。ただし、リアルとオンラインでの学生の惹きつけ方の違いや、オンラインならではの魅力付けといったところまで考えが及んでおらず、そこが採用に苦戦した一因だったように感じています。
黒木:これまでですと会社説明会や面接といった様々な局面で、人事以外の社員と交流してもらうようにしていたのですが、オンライン化に伴いなかなかそういった機会を作れなかったことも反省点のひとつですね。面接等の堅苦しい場だけでなく、もっと柔らかいコンテンツも用意するといった、当社のリアルな雰囲気を感じ取ってもらえるような工夫が必要だと感じています。
社員の生の声を定期的に「Webラジオ」で配信。
――そのための取り組みのひとつが、皆さんの生の声を定期的に配信する「Webラジオ」です。
安藤:当社の社風や雰囲気をより身近に感じてもらえるよう、隔週火曜の夕方に1時間程度、私たち人事だけではなくいろんな社員に登場してもらってひとつのテーマに沿って話してもらい、興味を持っていただいた学生に聞いてもらうようにしています。話す内容は毎回異なっていて、堅いものから柔らかいものまで何でもあり、例えば以前の配信ではつけ麺好きの人事部長が語る、「今年のオススメつけ麺ベスト3」を配信しました。
黒木:もちろん、そういった話ばかりではなく、就職活動に関するアドバイスを配信する等、硬軟織り交ぜながら配信していきたいと考えています。現在は事前に接点のあった学生だけにご覧いただいておりますが、ゆくゆくは本物のラジオのような不特定多数に配信できるようになると面白いでしょうね。
――これからはリアルとオンライン、双方の良さをどう活かして活用するが、採用の成否を分けそうですね。
黒木:22卒採用に関しては、新型コロナウイルスの感染状況を見ながらリアルとオンラインを使い分けると共に、どのタイミングで何を伝えるのかがより重要になってくると考えています。例えば当社の商品である家を体感してもらう上でモデルハウスの見学会は絶対に必要ですし、見ていただければ他社との違いは一目瞭然なので、選考課程には必ず組み入れたいと考えています。
安藤:ただし、リアルでの接点で内容が乏しいと、「せっかく来たのにこれならオンラインでも良かった」と思われてしまい、かえってマイナスになりかねませんので、常に現状プラスアルファの情報発信をする等、満足度を高められるような工夫を心掛けたいと考えています。
黒木:もうひとつ、学生の価値観の変化にも対応していかなければならないと考えています。例えば私が社会人になる頃は「稼ぎたい」というのが第一にありましたが、今の学生が仕事へのやりがいや誰かに喜んでもらいたいといった想いで会社を選ぶ傾向にあります。これはリアル、オンラインに関わらず、当社側だけでなく学生側の価値観、視点に立った情報発信のあり方を意識して、より多くの学生と接点が持てるようにしていきたいと考えています。
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