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グローバル人材採用のススメ
「業績拡大」と「働き方改革」の両立が、採用成功のカギ。
株式会社ユニティ 代表取締役 山下優之さん
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株式会社ユニティ
「年齢や国籍に関係なく、誰でも使いやすいシステムを提供し、全ての人を笑顔にしたい」。そんな想いを具現化すべく、2003年に株式会社ユニティは設立されました。Universal Design & Usability(ユニバーサルデザイン:文化、言語、国籍、老若男女、障害、能力を問わずに利用できる設計/ユーザビリティ:使いやすさ、使い勝手の良さ)という初心を忘れないように命名された同社は、設立当初からシステム開発に関して、企画からデザイン、開発、運用サポートまですべてを自社内で完結できる高い技術力・提案力を有しており、多くの顧客から支持されています。また早くから海外市場に目を向け、スマートフォンアプリ販売で積極的な海外進出を図っており、その姿勢が高く評価された結果、2015年には中小企業庁が選ぶ「がんばる中小企業・小規模事業者300社」にも選ばれています。今回は創業者である山下社長に、同社の人材獲得・育成にかける想いや、中小企業ならではの採用戦略について、お話しいただきました。
※記事の内容は取材当時のものです。
早くから海外市場への参入に注力。
――IT、システム開発の世界では開発なら開発だけ、サポートならサポートだけといった、各工程に特化した会社が、特に小規模事業者には多いそうですが、貴社は設立当初から全ての工程を自社内で完結する、一貫体制でのサービス提供をお考えだったそうですね。
会社を立ち上げた際に、単なる下請けではなく、自分たちの製品を、自分たちのブランドで世に送り出したい、という想いが強かったからです。もちろん、それを実現するには高い技術力と提案力・対応力、すなわち「人材力」が不可欠です。おかげさまで私はスタッフに恵まれた結果、リーマンショックや東日本大震災をはじめとする様々な困難も克服することができ、当初の想いをぶれずに実現させることができており、社員には感謝の念しかありません。現在も新型コロナウイルスの感染拡大により(取材日:2020年3月5日)、先行きはやや不透明ですが、みんなの力を結集すれば、きっと乗り越えることができると信じています。
――国内市場はもちろん、早くから海外市場への参入に取り組んでおられたそうですね。
当社ではWebコンテンツやシステム開発に加え、2010年からスマートフォン向けアプリの開発・販売を開始いたしました。なかでも特に2013年から知育・教育アプリに注力しており、海外での販売を推進しています。国内は少子化の影響もあり、利用者増は見込みにくい状況ですが、海外ではスマートフォンを使ったICT教育も進んでおり、市場としてとても魅力的です。当社は独自の開発手法でAndroid及びiOSアプリを同時開発できる体制を確立しており、開発コストの削減につながっています。それに加え、海外での販売が増加することで収益体制が強化されており、ここ数年は毎年増収増益となっております。
採用難を解消するため、海外人材を活用。
――そうした成長を支えるのも「人材力」かと思うのですが、採用活動のご状況はいかがでしょうか?
仰る通りで、数年後にリーダー職になってくれるような若手人材の採用を、と願って取り組んでいるのですが、なかなか採用に結びけられていないのが実情です。売り手市場ということも理由としてはあるのですが、当社の採用方針として、求職者と会社の双方が納得しない限り、安易に採用しないと決めており、もしかすると自社でハードルを上げてしまっているのかもしれません(笑)。ただし、採用後にミスマッチが起こってしまうと現場に負荷をかけることになってしまいますし、採用・教育コストが無駄になってしまいますので、そこはあまり妥協したくないところですね。
――そこで注目しておられるのが、グローバル人材ですね。
2018年に、ある日本語学校からのご紹介で海外留学生を数名、アルバイトとして雇ったことがきっかけです。ベトナム、インド、ブータン、フィリピンといった様々な国籍の方にお越しいただいたのですが、その中でベトナム人が飛びぬけて優秀だったので、日本語学校卒業後の4月入社で正社員として働いてもらっています。日本語でのコミュニケーションも全く問題なく、母国で理系大学を卒業したこともあり、プログラミング能力も申し分ありません。同じキャリアの一般的な日本人プログラマーと比較しても極めて優秀だと断言できますね。
――様々な国からお越しいただいた、とのことですが、違いを感じるようなことはありますか?
やはり国民性の違いは感じますし、信仰している宗教の違いもありますが、個人的にはその国の教育制度の違いが結構な差となって出てくるな、と感じています。例えばベトナムやインドネシアは教育制度や学習手法がしっかりしており、基礎がちゃんとできている人が多い印象ですね。
――日本語能力に関しては、いかがですか?
IT業界、特にプログラマーは日本語ができなくてもプログラミング言語が分かれば作業はできますし、やり取りも英語でも済ますことができますので、仕事のことだけを考えると、日本語が不自由でも問題はないのですが、仕事を離れた日常生活ではそうはいきませんよね?例えば日々の買い物に苦労したり、電車に乗るのに困ったり、そうした日常生活のストレスが仕事に悪影響を及ぼしたり、ひいては退職につながることも十分に考えられますので、日常会話程度の能力を有する方を採用するようにしています。
独自の企業努力で、人材の獲得に挑む。
――他にも優秀な人材の確保のために、様々な取り組みをなさっているそうですね。
大企業と同じことをやっていても、人材獲得競争に勝てませんので、採用媒体への掲載以外にも、できることは全てやっていこうと考えています。グローバル人材に関して言うと3年ほど前から毎年、関西圏のIT企業20~30社と連携し、ベトナムの大学3校を訪問して学生に対して直接15分程度のプレゼンテーションを、1日3回行える機会を設けるようにしています。また国内では、懇意にしていただいている会社の方からのご紹介で、関西の理工系大学のキャリアセンターの方々と知遇を得ることができましたので、この縁も大切にしていかなければと考えています。大学との信頼関係は一朝一夕ではできませんので、すぐに結果が出なくても、継続的に続けていきたいと思います。
――社長業と採用業務の両立は大変ではないですか?
幸い、業績も安定して成長しており、私が実務に入らなくても業務が滞りなく進んでいく体制は整ってきましたので、今後数年は採用業務の比重をより高めて、大学とのパイプ作りや当社ならではの採用手法の確立を目指していく予定です。またもう一方で、これから採用する方も含め、社員全員が健康でイキイキと働ける会社であり続けられるよう、組織改革と活性化を行うのも経営者の大事な仕事ですから、「採用と育成」、そして「業績向上と働き方改革」、それぞれの両輪がしっかりと足並みを揃えられるよう、これからも誠実に取り組んでまいります。
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