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近畿大学 「KINDAI STARTUP ACADEMY」
近畿大学 「KINDAI STARTUP ACADEMY」
大学をあげて起業家の育成に力を注いでいる近畿大学が、実学教育の拠点である「ACADEMIC THEATER」において開講した起業家育成プログラム「KINDAI STARTUP ACADEMY」。「起業家はカッコイイけど、自分とは遠いもの」と考える学生が、学習と実践を組み合わせたプログラムを受講し、起業家への第一歩を踏み出すことを目的としています。今回は本プログラムに参加し、現在は「株式会社404 DESIGNERS」の社長としての道を歩みだした経済学部3年生の山本拓弥さんに、現在の活動状況や今後の展望等について、お話をお聞きしました。
※記事の内容は取材当時のものです。

実践力が身につく、刺激的なプログラム。

――「KINDAI STARTUP ACADEMY」を受講したきっかけを教えてください。
もともとWEBデザインやアプリ開発が好きで、それに没頭できる環境を作りたい、というのが発端で、最初から起業ありきで考えていたわけではないんです。近畿大学には講義以外でも学びを得られるチャンスがとても多くて、私も短期集中型エンジニア養成プログラムである「G’s CAMP KINDAI」や、アイデアや技術をもとに事業をゼロから創る「ゼロイチ力」が身につく「Lean Launch Pad」等を受講し、腕と感性を磨いていました。そんな中、KINDAI STARTUP ACADEMYにすでに参加していた先輩から勧められ、「起業することで自分がやりたいことができるのでは」と考え、受講することにしたんです。
――実際に受講してみたご感想はいかがですか?
座学だけでなく、実践的な内容が多く、とても刺激的でしたね。例えば実際にEコマースの事業を立ち上げたり、対面営業を経験したりと、これまで受講してきた講座とは違った、経営者としての視点を身に付けることができました。期間ごとに利益目標も設定されるのですが、僕を紹介してくれた先輩は、何と半年間で1,000万円も上げているんです!僕はまだ足元にも及ばないですが(笑)。

最新のITを駆使した事業領域にも挑戦。

――でもすでに、いくつかの実績を世に送り出しているそうですね。
最近では大手音楽会社からの依頼で、図書館で使える本のレビューアプリを開発しました。私を含めた3人のスタッフで対応したのですが、サービスの構築から画面のデザイン、コーディング、そしてローンチまで、納期はたったの2週間!なかなかないチャンスだと思って全員で頑張って何とか間に合わせましたが、かなりキツかったですね(笑)。
――それでも笑っていられるなんて、本当に仕事が好きなんですね。
確かに会社、社長である以上、仕事をして、利益を上げなければいけないのですが、僕にとっては「働く」という感覚はあまりなくて、「遊ぶ」が大半ですね。他の学生がゲームで遊んでいるように、僕はPCを使って好きなアプリやデザインを創って、楽しく遊ばせてもらっています。

その上で、僕らがアプトプットするデザインやアプリといったサービスが、人の役に立ち、世の中の不便を解消することにつながったら、こんなにハッピーなことはありませんよね。そんな理想形を目指して、さらに腕を磨いたり、新しい領域にもどんどん挑戦していきたいと考えています。
――特にITに関しては、日進月歩で技術が進んでいく中で、それについていくだけでも大変だと思います。
でもそれも楽しみの一つですね。ゲームでも新しいステージがあったり、強い敵がでてきたりするじゃないですか。自分のレベルを上げてそれをクリアしていくような感覚で取り組んでいますので、全く苦にならないですね。

今はWEBデザインやアプリ開発に力を入れていますが、いずれはARやVRといった最新技術を活用したスペースデザインの分野にも挑戦したいと考えています。グラフィックに時間や空間といった概念を加えた、全く新しいデザイン体験を多くの方に楽しんでもらえる、そんなこれまでにないものを生み出す先駆者になりたいな、と考えています。

学生である利点を最大に活かし、好きなことに打ち込みたい。

――創作活動と学業の両立は大変だと思いますが、やめたいと思ったことは?
そりゃ何度もありますよ(笑)。創作の過程はとても楽しいのですが、終わった後は毎回、脱力感というか、「もう2度とイヤ」だとは思いますね。でもやっぱり創るのは楽しいですし、学業との両立も自分で決めたことですから、幾ら睡眠時間が短くても授業はちゃんと受けていますし、単位もしっかり取得しています。
――現在は「リデザインQ&Aプラットフォームサービス」に注力しているそうですね。
「404app」というWEBサイトで、デザインを学んだことがある人なら誰もが感じたことがある「しっくりこない」という課題を、デザイナー同士のインスピレーションやアイデアを共有し、解決しようというサービスです。404appというのはweb用語で「not found」、見つからない、存在しないという意味です。クリエイティビティというものは今から生み出されるもの、つまりまだこの世には存在しないものですから、このサービスを多くの方に利用いただき、そこから数多のクリエイティビティが生まれる世界を目指しています。
――現在3年生ですが、就活は意識していますか?
いえ、いわゆる一般的な就職活動をするつもりは全くありません。まだまだ未熟とはいえ、これまで培ってきた技術や経験がありますので、普通の新卒学生とは違った働き方ができる自信があります。例えばある会社に事業ごと買い取ってもらい、そこで引き続き好きなことに打ち込むことで、お互いにWin-Winになれるようなフレームとか、新卒でもいきなり事業部長に抜擢されるような、そんな働き方ができればいいと考えています。そのためにも在学中は時間があるというメリットを最大限に活かして、好きなこと、やりたいことに全力で打ち込みたいですね。

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