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キャリアセンター訪問
手厚いサポートに加え、
学生の自主性を尊重するキャリア支援を。
桃山学院大学 学生部 キャリアセンター事務課 課長 上林靖彦さん
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桃山学院大学
「キリスト教精神に基づく世界の市民の養成」を建学の精神とし、1959年に開学した桃山学院大学。ルーツは1884年に英国人宣教師によって開設された男子校及び神学校、そして1902年に大阪で最初の私立中学校として開校した桃山中学校にあり、「英語の桃山」としての伝統と、進取の気風に満ち溢れた自由で大らかな校風は、今も脈々と受け継がれています。現在は、国際教養学部(英語・国際文化学科)、社会学部(社会学科、福祉社会学科)、法学部(法律学科)、経済学部(経済学科)、経営学部(経営学科、ビジネスデザイン学科)の5学部7学科を展開する社会科学系総合大学です。2019年に60周年を迎えた同校の卒業生でもある、キャリアセンター事務課 課長の上林さんに、就職・キャリア支援の様々な取り組みについてお伺いしました。
※記事の内容は取材当時のものです。
分業制ではなく、トータルサポートで学生に合った企業情報を提供。
――桃山学院大学のキャリアセンターと言えば、「就活担任制」をはじめとする、手厚い個別サポートがよく知られています。
就活担任制は学生が進路を強く意識し始める3年次から卒業まで、専任の担当者が1対1で「その人だけの就活(生き方)マニュアル」を一緒に作り上げていく、という制度です。私が学生時代にはすでにありましたので、長年続いている、本学のキャリア支援の中心的役割を果たしている施策になります。履歴書やエントリーシートの添削といった指導面はもちろん、学生本人の性格や考え方、そして希望を把握して、本人に適した企業情報を提供する等、就職活動にかなり踏み込んだアドバイスを行うことができるのも、マンツーマンで関係性が構築できるこの施策ならではの特徴だと思います。
――その学生に合う企業情報を提供するには、表面的な企業理解では難しいと思います。
その通りです。ですから私たち専任スタッフは、学生との面談と同じくらい、企業訪問、企業人事担当者との面談に力を入れています。そこで得た生の情報・生の声を課内で共有し、しっかりと学生に届けることで、よりよい橋渡し役ができるよう、心掛けています。
もしかすると今の時流とは乖離しているのかもしれませんが、卒業生には最初に入った会社でできるだけ長く働いていただき、活躍してほしいと私たちは願っています。そのためには、学生との面談や企業訪問、そして各種行事の企画立案といったそれぞれの業務を別の担当が行うのではなく、もしかすると効率は悪いのかもしれませんが、1人が全てを行うようにしています。企業、学生それぞれの考え方、生の声を大切にしながら、様々なニーズにトータルに対応ができるよう、多忙ではありますが、これからも頑張って続けていきたいですね。
納得のいく進路選択ができる学生を、より増やしたい。
――そのようなお考えがあるからこそ、キャリア形成・就活支援プログラムもかなりきめ細かく実施しておられるのですね。
3・4年次対象の各種プログラムは年間で200日以上実施しており、他にも1泊2日、大学に泊まり込みで実施する「就活合宿」等、学生が自信を持って就活ができるよう、多彩なプログラムでバックアップしています。
――「通年採用」に関する報道がなされる等、就職に関する様々な情報が錯綜する中、不安を感じている学生や保護者の方々も多いのではないでしょうか?
そうですね。保護者の皆様には本学の保護者・保証人の会である教育後援会のイベントの場で、キャリアセンターとして講演をさせていただいていたのですが、今の状況を鑑み、一方通行の情報提供だけではダメだろうと判断し、今年から希望される方には事前申し込みをいただいた上で、個別相談を頂く時間を設けさせていただきました。
また学生に関しても、低学年次のインターンシップ参加意欲の高まりを受け、1・2年次を対象としたインターンシップへの準備プログラムを2019年の春から実施しています。ここ数年、1・2年生のインターンシップを受け入れる企業様が増加傾向にあり、そういった企業様にはたいへん感謝しています。いずれにしても今後さらに就職・採用を取り巻く環境は激変していく可能性が高いですから、学生、保護者、そして企業の声に臨機応変に対応していきたいですね。
――やはり学生、企業だけでなく、保護者ともFace to Faceのコミュニケーションが重要だということですね。
仰る通りで、むしろ「それしかない」と考えています。本学はキャリアセンターの専任スタッフが約10名、学生が1学年当たり約1,300名ですから、努力と工夫次第で、今のマンツーマンの支援体制をさらに深めていくことも可能だと考えています。今は売り手市場ということもあり、キャリアセンターと一切関わりを持たなくても、内定を確保できる学生も多数おりますが、いつまでもこの状況が続くとは思えませんし、これは私見ですが、21年卒以降、厳しくなってくるのでは、という感覚を持っています。そんな中で納得のいく進路選択ができる学生を一人でも多く増やしていくために、今できることを積極的に進めておきたいと考えています。
LINEを活用した新たなコミュニケーションツールを導入。
――その一環として、現3年次を対象に、LINEを使った新しいコミュニケーションツールを導入されるとお聞きしました。
はい。例えば本学の進路把握率は99.9%で、高い数字を誇っているのですが、この数字に至るまでには当課のスタッフやゼミの先生といった方々の多くの苦労があります。今の学生は電話には出ませんし、メールも見ませんから、その分手間も増えますし、行事の連絡等に関しても果たして届いているかどうかの把握すら難しいのが現状です。そこで学生に「LINEではどうか」と質問してみたところ、LINEなら必ずチェックするということでした。それならばと、電話・メール等の従来の連絡手段と並行して、より効果が見込まれるコミュニケーションツールのLINEをプラットフォームにした、「あさがくナビコミュニケーター」を活用することにしました。これにより、連絡作業の効率化、コミュニケーションロスの低減はもちろん、キャリセンターとの心理的な距離を近づけることで、各行事への参加率の向上等につながればと期待しています。
――今の学生の実情に即した対応が、あらゆる面で必要だという事ですね。
最近の学生は好きなことしか選ばない、知らないことには全く興味が持てない、という傾向がより強くなっているように感じています。言い換えれば、失敗するのが嫌、ということだと思うのですが、私は学生時代にこそより多くの失敗体験を積んでおくべきだと考えています。キャリアセンターも手厚いサポートは当然必要ですが、最後は学生の自主性、自立心を信じて、任せることも大切な役目だと思いますので、成長を促し、社会に出て活かせるような経験をより多く学生に積んでもらえるような、本当の意味でのキャリア支援にももっと注力していきたいですね。
――では最後に桃山学院大学、そして桃大生のPRをぜひお願いいたします。
いつも本学並びに本学生の採用に多大なるご支援をいただき、この場を借りて厚く御礼申し上げます。本学生は素直で真面目、どちらかというとスマートで、あまりガツガツしたタイプは少ないかもしれませんが、自由で自主性を重んじる本学の教育に触れることで、自分の考えをしっかりと持つことができている学生が多いのが特長です。また就活を通じ、様々な経験を積むことで大きく成長する学生が多いのも本学生の魅力の一つですので、ぜひ数多くの本学生とご面談いただき、採用まで導いていただけますと幸いです。
また本学では2020年秋にあべのキャンパスを新設し、ビジネスデザイン学科を移転させる等、社会の様々な要求に応えられる多彩な人材を輩出してまいりますので、今後ともぜひご期待ください。
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