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学情レポート【COMPASS】2018.05

学情レポート【COMPASS】 2018.05
『2019年卒 就職人気企業ランキング』

順位前年順位業界企業名ポイント
1 1 運輸 ANA(全日本空輸) 100.00
2 8 食品 味の素 90.45
3 2 運輸 JAL(日本航空) 81.94
4 4 サービス オリエンタルランド 81.61
5 7 商社(総合) 伊藤忠商事 71.27
6 9 食品 カゴメ 66.57
7 3 医薬品・化粧品・トイレタリー 資生堂 62.84
8 12 食品 明治グループ(明治/Meiji Seikaファルマ) 62.54
9 5 サービス JTBグループ 55.88
10 26 食品 アサヒ飲料 55.72
11 6 医薬品・化粧品・トイレタリー 花王 52.63
12 27 運輸 JR東日本(東日本旅客鉄道) 49.05
13 30 サービス 近畿日本ツーリスト 46.26
14 10 サービス エイチ・アイ・エス(H.I.S.) 45.31
15 25 医薬品・化粧品・トイレタリー コーセー 44.33
16 24 食品 ロッテグループ 43.31
17 18 食品 森永製菓 42.78
18 32 食品 キユーピー 41.81
19 39 スーパー・流通・百貨店 イオングループ 41.73
20 23 繊維・アパレル ファーストリテイリング 41.66
21 63 印刷・出版 大日本印刷(DNP) 39.90
22 11 食品 アサヒビール 38.73
23 41 印刷・出版 講談社 38.37
24 72 繊維・アパレル ワコール 37.46
25 16 食品 森永乳業 36.21
26 62 機械 DMG森精機 35.79
27 17 食品 サントリーホールディングス 35.10
28 33 印刷・出版 KADOKAWA 35.07
29 28 サービス ソニーミュージックグループ 34.64
30 69 食品 雪印メグミルク 34.21
31 46 輸送用機器 トヨタ自動車 33.93
32 57 食品 キリン 33.65
33 38 印刷・出版 集英社 33.14
34 165 IT・ソフトウェア アマゾンジャパン 32.94
35 73 IT・ソフトウェア Sky 32.62
36 35 運輸 JR西日本(西日本旅客鉄道) 31.96
37 34 銀行 ゆうちょ銀行 31.03
38 60 印刷・出版 凸版印刷 30.74
39 54 化学 旭化成グループ 30.72
40 55 輸送用機器 デンソー 30.13
41 13 銀行 三菱東京UFJ銀行 30.00
42 22 運輸 JR東海(東海旅客鉄道) 29.46
43 42 食品 日清食品グループ 29.07
44 53 精密機器 オムロン 28.86
45 21 銀行 みずほフィナンシャルグループ 28.84
46 36 保険 東京海上日動火災保険 28.81
47 19 食品 山崎製パン 27.94
48 56 住宅 積水ハウス 27.82
49 29 サービス Plan・Do・See 27.21
50 31 食品 キッコーマン 27.16

◆ANA(全日本空輸)が4年連続1位に。業界別では食品に人気が集中。さらに出版・印刷、IT・ソフトウェアも人気を集める。

2019年卒学生の就職人気企業は、航空業界の大手2社が前年に続き学生の支持を得た。ANA(全日本空輸)は4年連続の1位に。JAL(日本航空)は前年から1ランクダウンするも3位に入った。日本政府観光局(JNTO)によると2017年の訪日客数は3,000万人に迫り、航空需要はますますの高まりが見込まれる。さらに独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が調査した日本人の海外留学者数は、2014年度=81,219人、2015年度=84,456人、2016年度=96,641人と右肩上がりで増加している。海外留学を推進する大学も増加しており、「語学を活かした仕事がしたい」「海外と関わる仕事がしたい」と考える学生も珍しくはない状況だ。そうした中で、学生の目に海外と関わる企業の花形として映る航空業界に票が集まった。同じく観光やビジネス需要の増大が見込まれる旅行業界も、9位のJTBグループを筆頭にトップ20内に3社がランクインした。また、全体的に人気が高いのが食品業界だ。2位の味の素を筆頭に、6位にカゴメ、8位に明治グループ(明治/MeijiSeikaファルマ)、10位にアサヒ飲料、16位にロッテグループ、17位に森永製菓、18位にキユーピーと、トップ20内に7社がランクインした。200位以内では31社がランクイン(前年は28社)しており、うち21社がランクアップするなど、学生に身近な業界の筆頭として根強い人気を誇っている。

ランクアップが目立ち、かつ50位以内に食い込んだ企業が見られる業界が出版・印刷とIT・ソフトウェアだ。出版社は講談社が23位(前年41位)、KADOKAWAが28位(同33位)、集英社が33位(同38)、小学館が77位(同100位)と軒並みランクアップ。印刷業界は大日本印刷(DNP)が前年の63位から21位へ、凸版印刷も同60位から38位へと大きくランクを上げた。紙の本が売れない「出版不況」の中、出版社はコンテンツビジネスや電子書籍等のデジタル分野へと軸足を移している。印刷業界もVR(仮想現実)やAR(拡張現実)のほか、電子書籍分野の事業も拡張している。これまで培ってきたコンテンツ力や印刷技術を元手に、両業界とも「紙」から「デジタル」へと事業領域を広げており、デジタル環境に慣れ親しんでいる学生から支持を得たと見られる。IT・ソフトウェアでは、アマゾンジャパンが34位(同165位)、Skyが35位(同73位)、楽天が75位(同182位)、LINEが137位(同343位)など、100以上ランクを上げた企業を含めジャンプアップした企業が目立つ。アマゾンジャパンや楽天はネット通販で、LINEは無料通信サービスで学生が慣れ親しんでいるサービスを展開しているほか、ユーザー数やIT技術を武器に新規事業へ次々と参入しており、既存のサービスに留まらない積極的な姿勢が学生の支持に繋がったと見られる。その他、ランクアップが目立つ業界としては、三井不動産(56位)などの不動産、ニトリ(57位)などの専門店、バンダイ(81位)などの諸製造、大成建設(84位)などの建設が挙げられる。

一方、順位を落としたのは銀行と商社だ。銀行ではメガバンクが揃ってランクダウン。銀行業界におけるトップの座を37位(同34位)のゆうちょ銀行に譲ることとなった。メガバンクはマイナス金利の影響による収益の厳しさに加え、業務量の削減による社員数削減など学生が就職先を選定する上で好ましくないニュースが影響したと見られる。商社については5位(同7位)の伊藤忠商事を除くと、総合・専門を問わずランクを落としている。

 

調査概要

■調査対象 2019年3月卒業・修了予定の大学3年生、大学院1年生
■調査方法 (1)弊社主催インターンシップイベント『インターンシップ博』および合同企業セミナー『スーパービジネスフォーラム』(東京、名古屋、滋賀、京都、大阪、福岡会場)の来場学生へのアンケート調査及び回収。

(2)あさがくナビ登録学生へE-MAILにて告知。WEB上の入力フォームによる回収。

■調査期間 (1)2017年12月2日から2018年3月6日(調査実施はイベント開催日に準ずる)

(2)2017年12月1日から2017年3月11日

■回答方法 就職希望企業を最大5社選択
■有効回答 8,331名
ウエイトバック処理の概要

回答学生の所属する学校所在地で、北海道・東北・関東・甲信越(以下「東日本」)、東海・北陸(以下「中日本」)、関西・中四国・九州(以下「西日本」)の3地区に区分。さらに文系男性、理系男性、文系女性、理系女性に4分割し合計12区分を設定した。

文部科学省統計情報より男女文理別の大学学生数を推計し、ウエイトバック処理の母数とした。これに回答数を対比させウエイトバック値を算出。母数に対し回答率が最も高かったのは[中日本/文系/女性]であった。

[ウエイトバック値の算出例]

計算数値の簡素化のため、単純ウエイトバック値が最小となった[中日本/文系/女性]基準に比例値を求め、これを本調査のウエイト値とした。

[中日本/文系/女性] → 1.00  [東日本/文系/男性] → 2.70  [西日本/理系/男性] → 1.60

企業ごとにウエイトバック処理後の延べ得票数を算出し、ランキング1位を100ポイントとした相対値によって2位以下のポイントを算出した。
※同ポイントでの順位表記順は、小数点第3位以降のポイント数に準拠。

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