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学情レポート【COMPASS】2017.05

学情レポート【COMPASS】 2017.05
『2018年卒 就職人気企業ランキング』

順位前年順位業界企業名ポイント
1 1 運輸 ANA(全日本空輸) 100.00
2 2 運輸 JAL(日本航空) 82.32
3 4 医薬品・化粧品・トイレタリー 資生堂 61.31
4 5 サービス オリエンタルランド 59.55
5 6 サービス JTBグループ 58.63
6 43 医薬品・化粧品・トイレタリー 花王 55.53
7 3 商社(総合) 伊藤忠商事 50.72
8 7 食品 味の素 47.56
9 15 食品 カゴメ 42.02
10 16 サービス エイチ・アイ・エス(H.I.S.) 41.51
11 23 食品 アサヒビール 37.26
12 12 食品 明治グループ(明治/Meiji Seikaファルマ) 36.75
13 10 銀行 三菱東京UFJ銀行 36.29
14 11 銀行 三井住友銀行 35.58
15 13 新聞・放送・広告 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ 34.45
16 20 食品 森永乳業 33.38
17 9 食品 サントリーホールディングス 33.35
18 8 食品 森永製菓 32.20
19 29 食品 山崎製パン 32.16
20 33 サービス エイベックス・グループ・ホールディングス 31.03
21 21 銀行 みずほフィナンシャルグループ 30.90
22 24 運輸 JR東海(東海旅客鉄道) 30.89
23 25 繊維・アパレル ファーストリテイリング(ジーユー) 30.41
24 38 食品 ロッテグループ 30.33
25 56 医薬品・化粧品・トイレタリー コーセー 30.07
26 22 食品 アサヒ飲料 29.45
27 17 運輸 JR東日本(東日本旅客鉄道) 28.97
28 32 サービス ソニーミュージックグループ 27.88
29 35 サービス Plan・Do・See 25.26
30 50 サービス 近畿日本ツーリスト 25.18
31 71 食品 キッコーマン 22.98
32 39 食品 キユーピー 22.90
33 41 印刷・出版 KADOKAWA 22.61
34 48 銀行 ゆうちょ銀行 22.44
35 19 運輸 JR西日本(西日本旅客鉄道) 22.15
36 42 保険 東京海上日動火災保険 21.99
37 14 食品 江崎グリコ(グリコグループ) 21.81
38 51 印刷・出版 集英社 21.67
39 34 スーパー・流通・百貨店 イオングループ 20.99
40 129 住宅 セキスイハイムグループ 20.73
41 55 印刷・出版 講談社 20.61
42 44 食品 日清食品グループ 20.41
43 64 食品 ハウス食品 20.22
44 18 新聞・放送・広告 電通 20.16
45 132 食品 日本ハム 19.84
46 30 輸送用機器 トヨタ自動車 19.82
47 52 住宅 一条工務店 19.75
48 27 銀行 りそなグループ(りそな銀行・埼玉りそな銀行) 19.70
49 46 商社(総合) 三菱商事 19.62
50 37 商社(総合) 住友商事 19.33

◆航空業界のトップ2が2年連続で1位・2位を飾る。業界別では化粧品、生活用品、食品など身近な製品を扱う企業に人気が集まる。

 2018年卒学生の就職人気企業は、航空業界のトップ2が2年連続で総合ランキングのワンツーフィニッシュを飾る結果となった。ANA(全日本空輸)の1位は3年連続。日本政府観光局(JNTO)によると、2016年の訪日客数は2,400万人を超え、その数は10年前の3倍超に達している。この訪日客数の増加などで業績が好調に推移しているほか、ANA、JALともに募集人数に占める割合が多い募集職種である客室乗務員について、それまで契約社員採用だったものをANAは2014年卒から、JALは2016年卒から正社員採用に変更。学生にとっては安心して応募しやすい環境となったことも2社の人気を下支えしている。

航空と関連の強い業界として、旅行業界も人気を博している。JTBグループが5位(前年6位)、エイチ・アイ・エス(H.I.S.)が10位(同16位)、近畿日本ツーリストが30位(同50位)、日本旅行が71位(同178位)、阪急交通社が89位(同147位)など、軒並みランクアップしている(ランキング表内では旅行業界は「サービス」に含まれる)。訪日客向けのツアー拡大などが見込まれるほか、消費者のニーズがモノの購入からサービスや体験を求める「コト消費」へと移行する風潮を受け、4位にランクインしたオリエンタルランドとともに、非日常空間を提供する業界に人気が集まった。

業界別に見ると、ランクアップが目立つのが医薬品・化粧品・トイレタリー業界だ。その中でも化粧品と生活用品関連企業は軒並みランクアップしており、3位の資生堂(前年4位)を筆頭に、花王が6位(同43位)、コーセーが25位(同56位)、ライオンが68位(180位)、カネボウ化粧品が79位(116位)、ユニ・チャームが85位(同154位)など、大幅にランクを上げる企業も見られる。また前年に続き食品業界の人気も高い。前年と比べるとランクの浮き沈みはあるものの、8位に味の素、9位にカゴメ、11位にアサヒビール、12位に明治グループ(明治/Meiji Seikaファルマ)、16位に森永乳業、17位にサントリーホールディングス、18位に森永製菓、19位に山崎製パンと、トップ20に食品8社がランクイン。トップ200内には28社がランクインした。3月の就職活動スタートより間を置かずにエントリーシートの提出や選考参加が求められ、学生としてはじっくりと業界や企業研究をする時間が取れない状況である。そうした中で生活用品や食品など、学生にとって身近な製品を扱う企業に人気が集中した。

その他、ランクアップが目立つ業界としては40位(前年129位)のセキスイハイムグループを筆頭とする住宅、23位(同25位)のファーストリテイリング(ジーユー)を筆頭とする繊維・アパレル、33位(同41位)のKADOKAWAを筆頭とする印刷・出版などが挙げられる。先述の食品と合わせて生活の根幹を成す「衣食住」に関わる業界、さらに出版物という生活空間に身近に存在するものを扱う業界が人気を集めた。

一方、業績の影響もあってか、順位を落としたのは総合商社および銀行業界だ。総合商社については前年3位の伊藤忠商事は7位にダウン、その他の総合商社も軒並み順位を落としている。銀行についてはランクの浮き沈みがあるものの、三菱東京UFJ銀行は13位(前年10位)、三井住友銀行は14位(同11位)など順位を下げた企業が目立っている。

 

調査概要

■調査対象 2018年3月卒業・修了予定の大学生、大学院生
■調査方法 (1)弊社主催合同企業セミナー『スーパービジネスフォーラム』(東京、名古屋、滋賀、京都、大阪、福岡会場)ほか、3月開催就職イベント来場学生へのアンケート調査及び回収。

(2)あさがくナビ登録学生へE-MAILにて告知。WEB上の入力フォームによる回収。

■調査期間 (1)2017年3月1日から2017年3月14日(調査実施はイベント開催日に準ずる)

(2)2017年2月3日から2017年3月15日

■回答方法 就職希望企業を最大5社選択
■回答総数 9,464名
■有効回答 8,505名
ウエイトバック処理の概要

回答学生の所属する学校所在地で、北海道・東北・関東・甲信越(以下「東日本」)、東海・北陸(以下「中日本」)、関西・中四国・九州(以下「西日本」)の3地区に区分。さらに文系男子、理系男子、文系女子、理系女子に4分割し合計12区分を設定した。

文部科学省統計情報より男女文理別の大学学生数を推計し、ウエイトバック処理の母数とした。これに回答数を対比させウエイトバック値を算出。母数に対し回答率が最も高かったのは[中日本/文系/女子]であった。

[ウエイトバック値の算出例]

計算数値の簡素化のため、単純ウエイトバック値が最小となった[中日本/文系/女子]を基準に比例値を求め、これを本調査のウエイト値とした。

[中日本/文系/女子]→1.00  [東日本/文系/男子]→4.90  [西日本/文系/女子]→1.83

企業ごとにウエイトバック処理後の延べ得票数を算出し、ランキング1位を100ポイントとした相対値によって2位以下のポイントを算出した。
※同ポイントでの順位表記順は、小数点第3位以降のポイント数に準拠。

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