株式会社阪急交通社様｜初めての既卒・第二新卒採用に挑戦、
応募者数450人を超え、10人の採用に成功。

当社はコロナ禍前には例年50人以上の新卒採用を行っており、経験者採用も旅行の企画や販売職を中心にジョブ型採用を行っておりました。実はその頃から第二新卒採用にも取り組んでみたかったのですが、私たち人事が採用以外に研修等も担当しており、マンパワーが足りず、断念しておりました。しかしコロナ禍で22卒採用を残念ながら中止せざるを得なくなった結果、マンパワーに余裕ができたこと、さらにウィズコロナの時代を迎え、業績回復が見込める中で若手人材が欲しいという現場からの声が多数寄せられるようになりました。そんな中、学情の担当者から既卒・第二新卒層の採用を目的とした「Ｒｅ就活」「転職博」の提案を受け、社内の声に加え、旅行業界を志望していたにもかかわらず、コロナ禍で志望業界への挑戦機会がなく、別業界への就職を余儀なくされた方々に向けて、希望を叶えることができる機会を提供したいという思いから、第二新卒採用を実施することにいたしました。

既卒・第二新卒採用は初の試みで、若干の不安はありましたが、当社はもともと新しいことに挑戦することを良しとする社風が根付いており、社内の意思決定もスムーズに進みました。また学情からも広報の時期や訴求内容等について詳細な提案があり、例えば既卒向けと第二新卒向けで掲載ページを分けるといった工夫を行った結果、募集開始から2か月で450名を超える方から応募をいただくことができました。
また転職博では2日間で約70人の方と面談をすることができました。実は私は合同企業セミナーに参加するのが初めてで、どういったものなのかあまりイメージができていなかったのですが、多くの求職者の方が説明後もブースに残って質問をしてくれる等、非常に中身の濃い面談ができるのは意外でした。新卒採用の場合、Web上で企業を探してとりあえずエントリーという方が多いと思いますが、既卒・第二新卒の方は一度社会に出たのちに、何かしらの理由で改めて就職・転職活動に挑んでいるからでしょうか、熱意のある方が多いように感じましたし、対面での直接対話をしたいという思いが強いのでは、と思いました。もちろん当社としても対面で求職者の方と会える機会を望んでいましたので、「転職博」は、企業と求職者の双方にとってWin-Winのイベントと言えるのではないでしょうか。

初めての既卒・第二新卒採用にもかかわらず、「Ｒｅ就活」「転職博」を利用したことで、多くの方に応募をいただき、10人の方に内定を出すことができました。そのうちすでに8人は入社済で、貴重な戦力として期待されています。実はそのうち4人が「転職博」からの採用で、やはり対面でのコミュニケーションの重要性を改めて痛感しております。
また「転職博」ではイベントの運営面だけでなく、ブースへの集客という点からも学情のスタッフに手厚いサポートをしてもらいました。私は、初めてイベントに参加したのが「転職博」だったため、私の中ではサポートが当たり前のことだと感じておりました、しかしその後、他社の合同企業セミナーに参加した際にそうしたサポートがないことを知り、こちらからお願いしなくても能動的に動いてくれる学情の運営スタッフのサポート力は、他にはない大きな魅力だなと気づくことができました。

もともと構想していたこととはいえ、既卒・第二新卒採用をスタートする上で学情からの提案が大きなきっかけになったことは間違いありませんので、本当に感謝しています。当社は常々「機を見るに敏」、社会情勢、採用市況の変化を敏感にとらえ、素早く動くことを大切にしてきた会社ですので、これからも時代を先取りした提案・企画立案に期待しています。
「Ｒｅ就活」「転職博」は、コロナ禍で希望する業界へ挑戦することができなかった、でもやっぱり諦められないという既卒・第二新卒層の貴重な受け皿だと思います。当社と同様にコロナで苦しんだが、これから反転攻勢だ、という企業や再チャレンジに燃える若手社会人に改めて門戸を開き、採用しようという企業のニーズにマッチするサービスですので、ぜひご活用してはいかがでしょうか。