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2026.10.16

待ちの採用から転換し、ヘッドハンティングと就職博で母集団を形成

待ちの採用から転換し、ヘッドハンティングと就職博で母集団を形成
東横化学株式会社

東横化学株式会社

  • 業  種

    商社

  • 事業規模

    101~500人

BtoB企業で学生からの知名度が課題となり母集団形成に難航。ヘッドハンティングと就職博を活用し応募140人を獲得し、2人が内定。

  • 課題・ニーズ

    求人掲載のみでは学生に興味を持ってもらいにくく、母集団形成に苦戦。学生へ能動的にアプローチし、母集団を広げたい。

  • 活用したサービス

    Re就活キャンパス、就職博

  • 効果

    ・応募:140人
    ・内定:2人

採用成果​

  • 応募140名
  • 内定2名

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は、ガスやガス関連製品を調達・販売する商社、各種機器・装置を設計・製造するメーカー、工場の配管や装置設置を行うエンジニアリングの3つの役割を担っています。取り扱うガスは100種類以上あり、半導体関連をはじめ、医療、食品、航空宇宙まで幅広い業界のものづくりを支えています。

 

当社が求める人物像は2つあります。1つは、組織でひとつの物事に向かって努力できる人材です。営業職・技術職ともに、チーム単位で立てた目標に向かって全員で取り組むためです。もう1つは、誰かや何かを支えることにやりがいを感じられる人材です。当社の仕事は、お客様の生産現場を支えることにあるためです。

 

採用活動では、母集団形成に課題を抱えていました。以前はナビサイトへの求人掲載を中心とした、学生からの応募を待つ「待ち」の採用を行っていました。しかし、BtoB企業である当社は学生からの認知度が高くなく、求人掲載だけでは十分な応募を集めることが難しい状況でした。なかでも技術職は、応募が集まりにくい状態でした。

 

そうしたなか、学情からRe就活キャンパスへの掲載と就職博への出展を組み合わせる方法を提案してもらいました。就職博は多くの学生と接点を持てるうえ、他社の採用イベントと比べて費用を抑えられる点に魅力を感じました。母集団形成に課題を抱える当社には、多くの学生と接点を持てる機会が大きな魅力でした。

課題の解決に向けた取り組み

①プロフィール写真から人柄をつかむヘッドハンティングで、一人ひとりに合わせたアプローチを実現

学情の営業担当からアドバイスをもらい、ヘッドハンティングを活用しました。当社から直接学生へアプローチするのは、初めての試みです。

 

Re就活キャンパスの管理画面では、学生の最終ログイン日時を把握できるため、24時間以内・3日以内など、ログイン状況を確認しながら対象者を絞り込み、アプローチしていました。直近でサイトにアクセスしている学生は、今まさに就職活動を進めている可能性が高いためです。

 

その際、学生一人ひとりのプロフィールをしっかりと読み込むようにしました。他社媒体では履歴書写真1枚のみという場合が多いなか、Re就活キャンパスのプロフィールは、学生時代に取り組んだ内容に合わせて複数の写真が掲載できる仕組みです。学生時代の取り組みや人柄が具体的に伝わり、個人への文面を作成しやすくなりました。プロフィール写真が、学生の人柄をイメージする手がかりになったと感じています。

 

また、ヘッドハンティングの件名の書き方も、学情の営業担当からアドバイスをもらいました。学生は他社からもスカウトやヘッドハンティングを複数受け取っている可能性があります。そのなかで当社のメッセージを開いてもらえるよう、学生の名前や「〇〇様限定」といった言葉を件名に入れ、自分に向けられたメッセージだと感じてもらう工夫をしました。その結果、開封率が向上し、エントリー数も大きく増えました。

②学生が就職活動や業界を学ぶブース運営で、50人前後の着座を獲得

就職博の出展ブースでは、できるだけ多くの学生と接点を持つことに注力しました。

 

ブースでは、現場社員にも協力してもらい、学生への声のかけ方も工夫しました。「はい」「いいえ」で答えられる質問を避け、学生が自分の言葉で答えるような問いを投げかけるよう意識しました。会話を重ねるなかで当社への関心を高め、ブースで説明を聞いてもらうことを目指しました。

 

あわせて、ブースでの説明は、1回あたりの時間を短く区切りました。学生も限られた時間のなかで多くの企業を知ろうとしているため、着座した学生がそろった時点ですぐに説明を始めました。説明時間を短くすることで実施回数が増え、より多くの学生との接点創出にもつながりました。

 

就職博には、就職活動を始めたばかりの学生も多く訪れます。そこで、ブースでの説明では、当社の紹介よりも、学生が就職活動をするうえで役立つ内容をメインに話しました。実際に、学生から「商社の仕事内容がよく分からない」という質問があり、一から説明をしました。せっかく縁があってブースへ立ち寄ってくれた学生に、就職活動に役立つ情報を持ち帰ってもらいたかったからです。

 

このように、声かけとブース運営の工夫が実を結び、2026年5月の就職博では約50人の学生が着座してくれました。

③オープン・カンパニーから内定者研修まで、学生と継続的に接点を持つフォロー

就職博で接点を持った学生には、次の機会としてオープン・カンパニーと会社説明会を案内しています。

 

オープン・カンパニーは、学生に役立つ内容を意識し、志望する職種によって分けています。営業職を志望する学生には、メーカーや商社の営業の仕事をゲーム感覚で学べるコンテンツを提供しています。一方、技術職を志望する学生には、工学部や建築系の学部出身者以外では触れる機会の少ない、CADを使ったものづくり体験を用意しています。

 

また、自己分析のコンテンツも用意しました。履歴書やエントリーシートに書ける内容、面接で話せる内容を、学生と一緒に整理していきます。当社としてのフィードバックも伝え、学生が自分の強みに気づける場になるよう心がけています。当日使用した資料も共有しており、その後の就職活動でも活用できる点が学生から好評です。

 

その後、選考を経て内定承諾をした学生とも、入社までの接点を大切にしています。以前は内定式1回だけでしたが、学生との接触機会が少ないことが不安につながる可能性があると考え、内定者研修を含め、同期との親交を深めるグループディスカッションや業界研究、ビジネスマナー研修などを、ほぼ毎月オンラインで実施しています。

学情の営業担当・サービスに対する評価について

営業担当に対する評価

営業担当には、非常に手厚くフォローしてもらっています。特にありがたいのが、学生の動向に関する情報です。

 

新しい採用施策を検討する際は、早い段階から学情に相談しています。想定される学生の反応を尋ねると、学情は学生から集めたアンケートの分析をもとに答えてくれます。推測ではなくデータに基づく回答であるため、当社も納得感を持って施策を決められます。

 

また、就職博では、当日も多くの学生をブースへ連れてきてくれています。出展を重ねるごとに集客の結果も向上しており、営業担当のフォローがあったからこそだと感じています。

サービスに対する評価

学生のプロフィールから人柄が伝わるような情報まで閲覧できる点も、Re就活キャンパスの魅力です。他社媒体では、学生時代に力を入れたことや自己PRといった就職活動に関する項目が中心ですが、Re就活キャンパスでは、趣味や関心事など、その学生らしさが表れる情報まで記載されています。

 

当社は人柄を重視して採用しています。Re就活キャンパスのプロフィール画面を確認することにより面接前から学生の人物像をイメージしやすくなるため、面接でも話を広げやすく助かっています。

今後の展望

今後、業務では複数の新規プロジェクトが始動する予定です。当社の事業や価値観に共感し、プロジェクトの中核として活躍してくれる学生を採用する方針です。

 

当社の仕事内容は学生にとってイメージしづらい面があります。だからこそ、仕事の魅力ややりがいを分かりやすく発信していく予定です。

 

また、就職博への出展は、当社の採用活動で欠かせない方法の一つだと考えています。引き続き出展を継続して、学生との接点を広げていきたいです。

※記事内容は取材当時のものです(2026年8月)

東横化学株式会社
  • 会社名

    東横化学株式会社

  • 事業内容

    ■各種高圧ガスの販売及びプラント建設 ■半導体製造用各種装置の開発・設計・製造・販売 ■流体制御用機器の開発・製造・販売 ■PA・FA用ソフトウェアの販売

  • 所在地

    神奈川県川崎市中原区市ノ坪370

  • HP

    https://www.toyokokagaku.co.jp/