「ガクチカ」最前線!

チャレンジできる機会の幅や大きさを重視し、
楽しみながら就活に挑みたい。

摂南大学 外国語学部外国語学科3年 山岸直希さん
摂南大学 外国語学部外国語学科3年 山岸直希さん
摂南大学では「建学の精神に則り、全人の育成を第一義として、人間力・実践力・統合力を養い、自らが課題を発見し、そして解決することができる知的専門職業人を育成する」ことを教育理念に掲げています。なかでも、幅広い知識・技能・態度を学修できる副専攻課程では、アクティブ・ラーニングの一つとして「Project/Problem Based Learning(問題解決型学習)」を通じた「前に踏み出す力(アクション)、考え抜く力(シンキング)、チームで働く力(チームワーク)」等の社会人基礎力の育成に注力しており、他にも多種多様な課外活動やプロジェクトへの学生の参加を積極的に推進しています。
今回は、そうした活動を通じて成長を遂げ、これから就職活動に挑もうとしている3名の摂南大生、それぞれのガクチカをご紹介します。ここでは外国語学部外国語学科3年で、入学後にイベントサークル「零壱【zeroichi】」を仲間と共に自らで立ち上げた、山岸直希さんのお話をご覧ください。
※記事の内容は取材当時のものです。

先輩及び同学年の友人と、新たにイベントサークル「零壱」を立ち上げ。

――山岸さんは外国語学部外国語学科で英語を専攻されているそうですが、もともと英語には自信があったのですか?
いえ、実は全く逆で、高校時代は英語が一番苦手な科目でしたので、あまり自信はありませんでした。どちらかといえば、入学直前まで漠然と公務員へのキャリアを想定していたため、法学部を中心に大学受験を進めていました。しかし、はっきりしていない未来像で進学先を選んでよいのか、当時はかなり悩んでいました。そこで、夢へのきっかけとなるような刺激的な環境を望み、文理両方の学部が充実していて多彩な人が集まっている摂南大学を志望しました。そして、入学試験の際には法学部に加え、苦手だった英語を専門的に学ぶことができる外国語学部も併願し、無事両方合格することができました。そこで、最終どちらの学部に進学するか決める際に当時の悩みが引っかかり、それであれば自分が「苦手」と捉えて避けてしまう選択肢とはどのようなものかを探求しようと決意し、外国語学部に入学することにしたのです。
――現在は英語プロフェッショナルコースで、まさに英語漬けの日々を過ごしているそうですね。
1年生のうちは多少日本語を使ってもよいのですが、2年生からの言語科目はオールイングリッシュで行われているので、授業時間中の日本語使用はありません。また本来であればこのコースは留学が必須で、私もマレーシアへ留学する予定だったのですが、残念ながらコロナ禍で実現することができなかったため、オンライン留学に切り替えて英語力の向上に努めました。その甲斐あって今では英語が得意ですと、自信を持って言えるまで上達しました。
――山岸さんがこれまでの学生生活で、最も力を入れたことについてお教えください。
現在私が副代表を務めている、イベントサークル「零壱【zeroichi】」での活動です。入学時の私は、摂南大学での環境を最大限に活かして学生生活を充実させたいと考えていましたが、当時はそのような想いを持つ学生はかなりマイノリティでした。そこで、そうした想いを持つ学生を一人でも多く増やし、環境を言い訳にせずに様々なことに挑戦できるためのプラットフォームを作りたいという初代代表の呼びかけにより、私を含め先輩及び同学年の友人によって新たにこのサークルが立ち上がりました。スタート当初は15名程度でしたが、現在は30名程度まで増えており、最近ではコロナ禍で部活やサークルを探す機会を失っている学生を対象にした、「摂南大学 部活サークルオンライン合同説明会」をインスタライブで開催したり、まだ実施には至っていないのですが、新入生同士が気軽に交流できるような体育祭を企画しています。

単位を取ることがゴールではなく、授業を通じて何を得ることができるかを重視。

――零壱での活動以外にも、摂南大学独自の副専攻課程にも取り組んだそうですね。
摂南大学では主専攻とは別に、学部・学科の垣根を越えて、総合大学での幅広い知識・技能・態度を学修できる副専攻課程があります。そこでは特に Project/Problem Based Learning(問題解決型学習)に力を入れており、私は「摂南大学PBLプロジェクト」に参加して、プロジェクトメンバーや地域の企業といった方々と協働しながら自らで課題を発見し、プロジェクトの目標達成のために取り組みました。具体的に取り組んだのが「関西ラグビーリーグの運営をアシスト」というプロジェクトで、ここでは本学のラグビー部も所属している関西ラグビーリーグのPRや、学内での広報活動等を通じて大学ラグビーの新たなファン層の拡大を図ると共に、課題解決のために必要となる実践的なマーケティング手法を、地元のタウン誌を発行している企業の方から学ぶことができました。私自身、それまでラグビーには全く興味がなかったのですが、その視点を逆に活かして、こんな自分をどうすればファン化させることができるか、という切り口で考えることができ、通常の授業とは異なる貴重な体験をすることができました。
――サークル活動に加え新たな学びへの挑戦にも積極的な山岸さんですが、大切にしている考えはありますか?
私が大学生活で大切にしている考えは、単位を取ることをゴールにするのではなく、授業を通じて何ができて、何を得ることができるかを重視して取り組むことです。例えば、オンライン留学で知り合ったマレーシアの学生から、日本とマレーシアとの文化交流イベントをやりたいからゲストで参加してほしいと依頼があった際も、単位取得とは関係ないのですが喜んで参加させてもらいましたし、90分程度のライブ配信に登壇させてもらって、互いの文化について現地の学生と意見交換をするという、とても有意義な経験をすることができました。また、マレーシアの多文化共生生活を目の当たりにし、異文化を多様性として捉える視点を新たに得ることができました。まだ学生生活は1年残っていますので、これからも貪欲に学び、経験し、吸収していきたいです。
――そろそろ就活準備が佳境に入ったころだと思いますが、ご状況はいかがですか?
今年に入ってから本格的に動き始めたので、現在は説明会やインターンシップへ積極的に参加している状況です。また、就職部が配信しているオンライン講座を受講したり、個別相談で履歴書の添削をしていただいています。あと私はシステム設計やコンサルティング等の課題解決を軸とする仕事に興味がありますので、それらの分野を中心に就職活動を進めています。

提供できる価値が大きいほど喜びも大きく、自分が得る対価も大きくなっていくはず。

――では山岸さんにとって「働く」とは、どのようなものですか?
学生時代はイベントサークルを通じて最大限の価値をイベント参加者や運営メンバーに提供し、それに対して喜んでもらうことが自分への対価になっていました。働くこともこれと根本は同じで、顧客や組織に対して価値あるものを提供し、どれだけ喜んでいただけるかを大切にしたいと思っています。また提供価値が広くて深いほど喜びが大きくなり、結果として自分が得る対価も大きくなっていくのだろうと考えています。

就活に対して、周りの友人からは不安とか嫌だなという話をよく聞くのですが、実は私は楽しみのほうが大きいんです。私が企業選びの軸にしているのは、安定性よりもチャレンジできる機会の幅や大きさで、これまでの学生生活でも挑戦することで新たな価値を生み出したり、前に進むモチベーションにしてきました。そんな企業に出会えることに今から楽しみで、とてもワクワクしています。
――では最後に、山岸さんの今後の夢、目標についてお教えください。
私には「世界をよりよくしたい」という願望があります。イベントサークルでの活動もその一環で、まずは同じ大学で学ぶ学生をよりよくしたい、そこが少しでもよくなればそこから一歩が始まると思い、活動をスタートさせました。私がこのような学生生活を通して気づいたことは、「よりよくする」ためにはまだ顕在化していない本質的な課題を追い求める必要があるということです。そのためにもまず自分という範疇を超えて様々なことに触れ、課題解決の知的専門職業人として目的ある挑戦をしていきたいです。いずれは日本を少しでも良くできればと思いますし、その延長線上にきっと世界をよりよくする道が見えてくると信じています。いまはまだ具体的な施策は明確になっていませんが、これから徐々に定めていければと思います。

また学生時代にやりたいことは、叶わなかった留学ですね。できれば今年の夏休み、コロナが収まって渡航できるようになれば、ぜひ行ってみたいと考えています。

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