「ガクチカ」最前線!

大学、そしてホッケーで培った能力を大いに発揮して、
社会で活躍したい。

日本体育大学 ホッケー部 前田空さん
日本体育大学 ホッケー部
「体育・身体活動・スポーツを通じた健康で豊かな社会・人づくりの実現」を建学の精神とする日本体育大学。体育・スポーツの科学的研究や指導者の養成に加え、記憶に新しいところでは2020東京オリンピック・パラリンピックにも数多くの選手を送り出す等、トップアスリートの養成にも力を注いでいます。そのアスリートたちが力を溜め、技を磨く場所が、同校の学友会クラブ・サークル活動で、運動部には43の団体が所属し、日々鍛錬を続けています。
今回はその運動部からホッケー部の前田空さん(体育学部体育学科3年)と、ダンス部の大宮百加さん(児童スポーツ教育学部児童スポーツ教育学科3年)に活動の様子や競技の魅力、将来の夢等について語っていただきました。ここではホッケー部の前田空さんのお話をご紹介いたします。
※記事の内容は取材当時のものです。

創部5年目、1部昇格を目標に練習に励む。

――はじめに日本体育大学ホッケー部の概要について教えてください。
当部はまだ創部5年目で、関東学生ホッケーリーグでは一番新しいチームですが、今春のリーグ戦で昇格し、直近の秋季リーグでは2部リーグで8チーム中5位に入る等、勢いのあるチームとして注目されています。部員は選手16名、女子マネージャー5名の計21名で、月・水・木・土・日の週5日、学内の世田谷グラウンドやトレーニングセンターで汗を流しています。
――ホッケーは11人でやる競技ですので、部員数が多いとはとても言えませんね。
仰る通りで、ホッケーは15分を1クオーターとして4クオーター、計1時間、18名まで出場登録ができ、選手交代は自由なのですが、登録人数が少ないとそれだけ1人にかかる負担が大きくなります。

※出場登録選手は1チーム18名。国際ルールでは16名、国内大会では別規定で行われる場合もあります。
――直近の成績が2部リーグで5位ということですが、結果についてはいかがですか?
実は昨年の秋季リーグで3部優勝を果たしたのですが、新型コロナウイルスの影響で入れ替え戦がなく、もう一度今年の春期リーグを3部で戦うことになったので、少し足踏みしてしまった感はあります。まずは2部で3位までに入ると全日本学生ホッケー選手権大会に出場できる可能性が出てくるので、まずはそこに照準を定め、近い将来、1部昇格を果たしたいと思います。
――前田さんは高校まで野球に打ち込んでこられたそうですが、ホッケーを始めたきっかけは?
私は日本体育大学の系列高校出身なのですが、野球は高校までと決めていましたので、何のクラブに入ろうか迷っていた時に、同じ高校の先輩がホッケー部を立ち上げた1期生だということを知り、いざ体験してみるととても面白いスポーツだと感じましたので、ホッケー部に入部することにしました。この先輩との縁がなければ、きっと違うスポーツを選んでいたのではないでしょうか。

広い視野で見渡す力が徐々につき、自信を持ってプレーできるように。

――ホッケーの選手の役割は、サッカーに近いそうですね。前田さんのポジションは?
入部当初はフォワードをやっていたのですが、2年生の秋からゴールキーパーをやっています。実は1期生の先輩方が引退された際、キーパーが1人しかいなくなり、コーチから「やってみないか」と声をかけていただき、挑戦してみようと思いました。
――素人の質問で申し訳ありませんが、ホッケーのゴールキーパーって防具がすごいですよね。やはりそれだけ危険なポジションということなのでしょうか?
ホッケーのボールはおおよそ野球の硬式球と同じ大きさ・重さで、硬さはそれ以上でゴルフボールと同等と言われています。そのボールが至近距離からものすごいスピードで飛んできますので、やはり防具は必要ですね。
――そんな大変なポジションですが、どういうところにやりがい、面白さを感じますか?
フォワードは点を取るのが仕事ですので、得点を挙げることが何より楽しかったのですが、試合全体のことを考えると必ずしも私が得点をしなくても他の選手が決めてくれれば勝てるので、自分だけの責任にはなることはほぼありません。しかしキーパーは1人しかおらず、最後の砦としてゴールを死守するのが仕事ですから、そのプレッシャーは以前とは比にならないくらい大きいです。でも私はそれが面白いですし、相手と1対1になった時にシュートを防ぐことができたりすると、最高にやりがいを感じますね。
――ゴールキーパーになってより1点の重みを感じるようになった、ということでしょうか。
やはり失点してしまうとチームの雰囲気も悪くなりますし、結果に直結するわけですから、より感じるようにはなりました。試合中に何失点も喫してしまったこともありますが、気持ちを切り替える暇もなく試合は続いていきますので、そういう時は逆に本当に苦しいですね。

先ほどゴールキーパーは1人、という話をさせていただきましたが、もちろんゴールを守っているのは私一人ではなく、フィールドプレーヤーと連携しながら守りますので、キーパーは後ろから声で指示を出して選手を動かすという役割も担っています。私もまだ経験が浅く、瞬時に判断して指示を出すのはとても難しいのですが、広い視野で全体を見渡す力が徐々についてきており、最近では自信を持ってプレーできるようになりました。

好きなことであれば、辛いことがあっても頑張れるモチベーションになる。

――新型コロナウイルスの影響で試合は無観客での実施となっているそうですが、練習はいかがですか?
瀬昨年は大学施設が入構禁止となったこともあり、自宅での個人練習しかできず、辛かったですね。いまはほぼ以前と変わりなくできており、グラウンドを使った練習、そして試合ができるのが本当にうれしいです。

これから就職活動が本格化し、クラブとの両立も大変になるかと思うのですが、コロナ禍の中でどうなるかわからず、不安な気持ちもあります。しかし、この状況を受け入れて自分で切り開いていくしかありませんので、まずは目の前のできることから精一杯取り組んでいきたいと考えています。
――それでは最後に前田さんの夢・目標についてお聞かせください。
社会人として働くということは、アルバイトと違って責任も大きいでしょうし、自分だけの勝手な行動は許されないと思います。それだけに長く続けていく上で大切なのが、好きなことに関わって働くことではないかと考えています。好きなことであれば、辛いことがあっても頑張れるモチベーションになるでしょうし、これまで学んできたことも活かせるのではないでしょうか。

私は車が好きで、自動車業界で働きたいと考えているのですが、単に車を扱うのではなく、例えば車を中心とした街づくりに携わったり、車を動かす仕掛けを応用して何か別のものを動かすことで、誰かの役に立つような取り組みに関わる仕事にも興味を持っています。私は大学でもコーチングを学んでおり、ホッケーで学んだ広い視野を持ち人を動かす能力を大いに発揮して、社会で活躍したいと思います。

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