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京都産業大学 キャンパスマガジン「サギタリウス」 瀬戸うたさん/八木一真さん
京都産業大学 キャンパスマガジン「サギタリウス」
京都産業大学の学章は、ギリシャ神話に登場する半身半馬の賢者ケイロンをかたどった星座である射手座(サギタリウス)をあしらったデザインとなっており、「新しい時代に、世界へ雄飛する若者への希望」を表しています。同校にとって大切なシンボルであるサギタリウスの名前を冠したキャンパスマガジン「サギタリウス」(以下、サギタリウス)は、大学広報部が発行している学内広報誌でありながら、主に学生広報スタッフと呼ばれる学生らが中心となって「学生目線の役立つ情報」を定期的に配信しています。
今回は副統括としてメンバーのまとめ役をされている瀬戸うたさん(外国語学部英語学科3年/写真右)と、参加してまだ数か月という短いキャリアながら、企画・取材・記事作成と幅広い分野で活躍しておられる八木一真さん(法学部法律学科2年/写真左)に、学生広報スタッフの活動内容ややりがい、そして将来の夢等についてお話しいただきました。
※記事の内容は取材当時のものです。

「学生目線での情報発信」を重視した学内広報誌。

――はじめに「サギタリウス」の概要についてお教えください。
瀬戸:「サギタリウス」は、京都産業大学広報部が発行する学内広報誌でありながら、「学生目線での情報発信」を重視し、私たち学生広報スタッフが企画から取材、記事の執筆、撮影等を担当し、配信しています。2019年度までは年に4回、冊子として配布していたのですが、昨年より「スマホで読めるキャンパスマガジン」としてWeb上で月に3本程度のペースで新たな記事を配信しています。またより多くの学生にWeb版「サギタリウス」を知っていただく機会を作れるよう、Webから抜粋した記事を掲載した冊子版等も発行しています。

八木:記事に関しては著名な教授や各界で活躍しておられる卒業生、活躍している在校生へのインタビューといった大学と関わる人への取材だけでなく、新型コロナウイルスへの感染対策といった時事ネタや、大学周辺のおすすめパン屋さん紹介といった、硬軟取り混ぜた、非常に幅広い内容を取り上げています。どういう記事を取り上げるか広報部の方からアドバイスをいただくこともありますが、最終的には我々学生広報スタッフが決めており、1本の記事に対して2~3名がチームとなって企画段階から取材対象とのアポ調整、取材・撮影、そして原稿作成まで、すべての行程を担当しています。
――いまメンバーは何名いらっしゃるのですか?
八木:1年生から4年生まで、16名が在籍しています。ですが4年生は就職活動等もありますので、実質的には3年生までが主なメンバーとなります。授業がある時期は週に1回、夏季休暇等の休み期間は隔週1回、メンバー全員でミーティングを行っています。

瀬戸:私は副統括として統括、そしてもう一人の副統括と共にメンバー間での一体感の醸成や、ミーティングでの意見の集約といった、まとめ役を担っています。ですが私も企画立案から取材、記事作成といった作業を他のメンバーと変わらずやっており、すべてのメンバーがその時々に応じて役割分担をしながら、学生目線で役立つ情報の発信に努めています。

コロナ禍で環境を変えたい、そして将来の夢のために「サギタリウス」に参加。

――お二人が「サギタリウス」の活動に加わったきっかけについて、お教えください。
瀬戸:以前から別のサークルにも所属しているのですが、2年生になってすぐに新型コロナウイルスの影響で活動ができなくなり、しかも授業はオンラインになってずっと家にいる日々が続きました。もともと積極的に動き回るのが好きで、何かやっていないと生きていけない、というタイプなのでそれがつらくて、何か新しいことを始めたいと思っていた矢先に、大学の在校生向けのポータルサイトで学生広報スタッフの募集を見つけたのがきっかけです。私は将来、マスコミや広告といった、人に何かを伝える仕事がしたいという夢がありますので、「サギタリウス」の活動を通じて取材や記事作成のスキルが身につけば、と思い、参加しました。

八木:私も将来は自分から情報を発信するような仕事に就きたいと思っており、「サギタリウス」での経験が生かせるのではと考え、参加しました。またインタビュー等を通じて普段出会えないような方に話をお伺いし、その方の考え方や知識に触れることで、自身の見識を広めたいと考えたのも、理由のひとつです。
――学生広報スタッフの活動で感じるやりがいや、楽しいことは何でしょうか?
瀬戸:自分が作成した記事が配信されて、多くの方にご覧いただけているのが一番のやりがいですね。両親や祖父母、友人が見てくれていろいろな感想を聞かせてくれるのも嬉しいですし、思ってもみない方から感想を聞いたりすると、記事作成時の苦労も吹き飛びますし、頑張ってよかったなと思いますね。

八木:私は取材対象の方とのコミュニケーションを通じて専門的な知識を得たり、さらに様々な質問をすることでその知識を深めることができるのが楽しみのひとつですね。反面、あまりにも専門的な分野に関しては下調べにかなりの時間を要する等、苦労することもあります。

瀬戸:私は人と話をするのが大好きで、取材をさせていただくのはとても楽しいのですが、実は文章を書くのは苦手で、記事の作成にはいつも苦労しています。学生広報スタッフになって約1年、徐々に慣れてきてはいますが、将来に向けてまだまだ勉強が必要だなと痛感しています。

ワンキャンパスでの学びに魅力を感じ、京都産業大学へ進学。

――ではお二人が、京都産業大学に入学した決め手についてお聞かせください。
瀬戸:総合大学でありながら、文理10学部がワンキャンパスで学んでいる点に一番惹かれました。私は外国語学部で言語学(英語)を学んでいるのですが、それ以外にも様々な分野に興味があり、ここでならひとつのキャンパスでいろいろな学部の授業を受けることができますので、京都産業大学に決めました。

八木:私もワンキャンパスで幅広い知識、そして個性豊かな仲間とつながれることに最も魅力を感じました。また本学では教員がとても充実しており、より実情に近い学びを得ることができるという点も決め手になりました。
――京都産業大学での正課、そして正課外の様々な活動を通じて、成長してこられたかと思うのですが、現時点でお二人にとって「働く」とは、どのようなイメージがありますか?
瀬戸:私は生きていく上で常に何かしらの目標を持ち、向上心を忘れず歩んでいきたいと考えており、仕事がその目標のひとつになればと考えています。仕事のために生きるのではなく、生きるため、人生をより豊かにするためにあるのが仕事だと感じていますし、そう思える仕事に出会えるよう、これから探していきたいと考えています。

八木:私は仕事=責任だと考えています。仕事とは相手が私を信頼し、任せてくれることですし、その信頼に応える責任をしっかりと果たすことが何より大切だと思いますので、まずは「サギタリウス」でその責任を全うできるよう、これからも頑張っていきたいと思います。
――では最後に今後の夢、目標についてお教えください。
八木:いまの目標は、「サギタリウス」をもっと多くの方のご覧いただくことです。そのためには記事の内容だけでなくWebサイトのデザインやレイアウトといった、幅広い視点からブラッシュアップしていく必要があると感じていますので、私自身がより成長することで、さらに魅力的で面白い「サギタリウス」にしていきたいですね。

瀬戸:八木君同様、多くの方に「サギタリウス」をご覧いただきたいですし、記事を読んでくれた学生が、「私も書いてみたい」と思ってくれると嬉しいですね。一緒に活動してくれる仲間を一人でも多く増やして、「サギタリウス」の魅力をより広げていきたいと思います。

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