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「ガクチカ」最前線!
特別編:21卒学生に聞く就活のリアル
人事の図書館 編集長 大西直樹
新型コロナウイルスの感染拡大は、2021年卒業予定者の就職活動にも大きな影響を与えています。合同企業セミナーの中止やオンライン説明会・面接への対応等、これまでに例のない就職活動を余儀なくされた学生たちがどのように考え、行動し、振り返ってどのような感想を抱いているのか、人事の図書館では就職活動を終えた2名の21卒学生にインタビューし、リアルな実情についてお聞きしてみました。
※記事の内容は取材当時のものです。
インターンシップへの積極的な参加で、影響は最小限に。
◆国公立大学 法学部 4年 男性
――就職活動のおおよそのスケジュールについてお教えください。
3年生の6月頃からインターンシップ向けの合同企業セミナーに参加し、まずは就職活動の雰囲気を知るところから始めました。周りの友人と比べると少し早かったと思います。その後夏休み期間に10~15社のインターンシップに参加。なるべく数を回りたかったので、短期のインターンシップばかりでしたが、それでもかなり忙しかったですね。
秋から冬にかけてはゼミの論文に集中し、就活は年明けの1月末頃から本格化させました。2月に再度積極的にインターンシップに参加し、そこから本選考に進む企業を選んでいましたので、2月頃から学内合同企業セミナー等が中止になりましたが、私自身はそれほど影響を受けていません。ただし周りの友人からは「やばいぞ」という声をよく聞きましたね。
――企業説明会にも問題なく参加できましたか?
はい、オンライン企業説明会に関しては、3月末に参加予定だった企業説明会が延期になった後にオンラインで開催された1社だけの参加で、それ以外は全て実際の説明会に参加することができました。ただし選考・面接に関してはほぼ全てオンラインでの実施となり、結局一度も企業を訪問しないまま内々定をいただいた企業もありました。その後第一志望の企業から内々定をいただき、7月上旬に就職活動を終えました。
――オンライン企業説明会・面接で印象に残っている企業はありますか?
参加したオンライン企業説明会が、パワーポイントの説明のみで延々2時間開催する、という内容で、これはとてもしんどかったですね。画面越しと言うこともあり、集中するのがとても難しいと感じました。
面接に関しては機材やネット環境の影響もあるのでしょうが、時間通りに進まないことが多かったですね。ある企業の例ですが、学生は時間厳守で開始15分前からログインして待機してるのですが、面接官が入ってこられたのは開始時間から15分遅れで、30分も待たされたことがありました。こちらはずっと緊張して待っているにもかかわらず、その間何も連絡がなく、しかも面接に要した時間はたったの10分(笑)。当然志望度は下がりますし、ある種の洗礼を受けたような気分になったのを覚えています。
逆にいい印象をもった面接ですが、これはオンラインでも実際に会っての面接でも同様に、一方通行ではなくお互いに理解を深めようと意識して面接をしてくれたり、単に質問をするだけでなく、自分のことをより知ろうとしてくださった企業に対しては好印象を持ちましたね。
オンライン面接への苦手意識は最後まで払拭できず。
――オンライン面接では、自分の実力を発揮できましたか?
いえ、当初から苦手意識はありました。例えば実際に会って面接を受ける場合ですと、相手が目線を外したとしてもその先に何があるのかはすぐにわかりますが、画面越しだとそれが分からないことが多く、「何を見ているんだろう?」と余計な心配をしてしまい、気が散ってしまうことがあったりと、結局最後まで苦手意識を払拭することはできなかったですね。
――今振り返ってみて、新型コロナウイルスの影響を一番大きく受けたことは何でしょうか?
緊急事態宣言中はかなりの企業で採用活動がストップしてしまい、エントリー数を増やすことができなかったので、できることならもう少し多くの企業を見てみたかったなという思いはあります。ただこの間に自身の就活の状況を冷静に見つめなおし、今新しい企業へのエントリーを増やしてもどうせ進まないのであれば、これまでにエントリーした企業に集中して就活をやり抜こうと決断できましたので、結果的に自分にとってはプラスになったのではと考えています。
企業と直接会う機会がどんどん減っていき、不安に。
◆私立大学 文学部 4年 女性
――就職活動のおおよそのスケジュールについてお教えください。
3年生の夏休み頃から周りが徐々に就活モードになっていきましたので、私もそろそろ始めないと、という思いでスタートし、夏休み期間中にインターンシップに3社参加しました。その後は特に具体的な活動はしていなかったのですが、年明け1月頃に全然進んでいないことに焦りを感じ、企業研究やインターンシップ等をようやく本格化させ、2月末頃から企業説明会にも参加するようになりました。
――2月頃からいくつかの合同企業説明会が中止になりましたが、影響はいかがでしたか?
新型コロナウイルスが私達の就活にここまで影響を与えるとは思っていませんでした。あさがくナビの合同企業セミナーには参加することができたのですが、他は軒並み中止で、学内合同企業説明会も開催されなくなり、「どうしたらいいんだろう」と思いましたね。企業説明会も3月後半にはほぼオンラインになりましたし、企業の方と直接お会いする機会がどんどんなくなっていくのが、とても不安でした。
オンライン企業説明会は、1時間程度にまとめてほしい。
――オンライン企業説明会で印象に残っている企業はありますか?
リアルタイムで視聴できるものと、オンデマンドで視聴できるものの2種類があるかと思うのですが、私はオンデマンド型の方が編集等をしっかりされているケースが多く、内容にメリハリが効いていて見やすい印象を受けました。またリアルタイム型はチャット等で質問ができる機能が便利で、実際の企業説明会では聞きにくいことも画面越しだと聞きやすかったので、とても良いと思いました。
また時間的には1時間程度にまとめていただいたほうが良いと感じました。1時間半~2時間にわたって開催する企業もあったのですが、実際の説明会で周りに参加者がいるのと異なり、自室でPCに向かって一人で見るのはちょっと長すぎるように思いました。
――では、オンライン面接に対する印象はいかがですか?
移動の手間や交通費の削減、自宅でリラックスして面接を受けられるといったメリットがあることも理解はしているのですが、私個人としては通常の面接よりオンラインの方がいいと思ったことは一度もないですね。もちろん、オンラインでも通常の面接と変わらない雰囲気を作ろうとしてくださった企業が多かったのですが、細かい表情等はやはり読み取ることができませんし、私からも伝えることができなかったように思います。オンラインでは最後まで本領発揮することができず、常にもどかしい思いを持ちながら面接を受けていました。
――大学への通学はもうできるようになりましたか?(取材日:2020年7月17日)
一部の授業と部活動に関して、入構許可が出ており、私も週1回は通学して授業を受けています。自粛期間中は友人にも会えず、一人で就職活動に立ち向かわないといけませんでしたので、いろいろと難しかったですね。おかげさまで私は5月末に第一希望の企業から内々定をもらうことができ、就活を終えることができましたが、エアラインや観光業を希望していた友人は、希望業種・職種そのものを見直さないといけなくなり、なかなか前に進むことができないようです。私もエントリーしていた企業のうち、数社から採用中止の通知をもらったこともあり、本当に就職できるのか、不安に思った時期もありました。
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