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九州・山口ふるさと若者就職促進事業(九州・山口共同インターンシップ)

九州・山口8県の特選企業インターンシップ実施報告

今年6月、国は地方創生を推進していくための戦略となる「まち・ひと・しごと創生基本方針2019」を閣議決定した。既存の取り組みを加速化するための新たな施策を展開し、地方創生の一層の推進が掲げられている。近年、全国で多様な施策が取り組まれ、地方自治体が主導で人材還流を目指し、東京圏等からのUIJターン就職の促進を行う施策が多く行われている。その一つに九州・山口の8県が取り組む「九州・山口ふるさと若者就職促進事業」があり、平成27年度から取り組みを行っている。

「九州・山口ふるさと若者就職促進事業」は福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、山口県の8県が一体となり、東京圏等の若者人材を対象に、地域へのインターンシップやUIJターン就職イベントを通じて、成長する場・生活する場としての九州・山口の魅力発信と人材還流、地域定着の促進を目的としている。

本事業は株式会社アソウ・ヒューマニーセンターと株式会社学情が九州・山口8県で構成される九州・山口UIJターン若者就職促進協議会から委託を受け、運営事務局として各企画を実施している。

今回の特集では、本事業の一環でこの夏に行われた「九州・山口8県の特選企業インターンシップ(九州・山口共同インターンシップ)」の実施レポートを紹介する。

事業概要、実施報告

九州・山口8県の特選企業インターンシップ(九州・山口共同インターンシップ)

九州・山口8県の特選企業インターンシップ(九州・山口共同インターンシップ)は、東京圏・近畿圏の大学院・大学・短期大学・高等専門学校・専修学校等の学生(2021年以降の卒業予定者)を対象に、160社の九州・山口8県の企業・団体とのマッチングを図り、7月~9月(夏季休暇期間)で5日間程度のインターンシップを実施する事業である。

将来のキャリアを考えたい、九州・山口地域の魅力を体感したい、今後の就職活動に役立つ経験をしたいといった高い意識を持つ学生からの多数の応募があり、9月末までに東京圏・近畿圏の学生81名が、インターンシップに参加した。

参加者全体のうち、九州・山口出身者で九州・山口での就職を視野に入れる学生(いわゆるUターン・Jターン学生)は51.8%となり、過去3年間実施してきた中で、初めて九州・山口出身者以外の学生(いわゆるIターン学生)を上回る結果となった。(平成28年度:29.2%、平成29年度:32.2%、平成30年度:35.9%)

インターンシップ参加までの流れ

インターンシップ説明会(個別面談、受入企業紹介)

東京・大阪の2会場で5月からインターンシップ説明会を実施した。参加希望学生を募り、本事業の趣旨及び制度説明、地域インターンシップの理解向上を促す講演、個別カウンセリング及び受入企業紹介を行い、マッチングを行った。希望地域でのインターンシップに参加できるのであれば、受入企業の規模や業種を問わない学生が多かった。Iターン学生の中には就活シーズン突入前に今しかできない経験を積みたいからと、訪れたことのない地域や将来の就職先としてイメージしたことのない業種・仕事内容に敢えてチャレンジしたいという学生も多く見受けられた。


事前研修会

受入が確定した学生を対象に、参加にあたって必要な諸手続きや講習を行う事前研修会を実施。特に学生に好評だった研修は「社会人としての基礎マナー研修」である。挨拶や身だしなみ、基本となるビジネスマナーを事前に学べたことで、自信を持ってインターンシップに参加できると安心したようだ。また同じ志を持つ者同士のつながりを持ちたいと、学生同士の自己紹介や連絡先の交換が積極的に行われていた。


インターンシップ実施

九州・山口8県の受入企業49社でインターンシップに参加。社会に触れる職場実習や慣れない土地での生活も、受入企業担当者の指導やインターンシップの仲間に助けられ、地域の仕事と生活を体感する濃密な5日間を過ごしたようだ。昨年同様に参加者からは大変満足したという声が多数聞かれた。

Case【1】

受入企業名:株式会社コマロック
所在地:鹿児島市七ツ島1丁目92番地
事業内容:河川港湾のインフラ整備における建設資材、環境製品を開発、製造、販売(レンタル)
インターンシップテーマ:自社製品を扱う現場で、メーカーの強みや基本的な流れを学ぼう!



九州・山口には元々良いイメージを持っており、実践的な仕事を経験できるということでインターンシップへの参加を決定した。

製品について知識を身につけ、その後それが使用されている現場を見学し、使用している取引先企業の声をヒアリングする、という一連の流れを実際に体験することで、働くということが身近に感じられるようになったと語った。また、NETIS(国土交通省の新技術情報提供システム)登録の為の会議にも参加させてもらい、その後、話し合われていた製品を実際に目にして感動するなど、業界に対しての興味もより深まったようだ。また、業界についてだけではなく、段取りやこまめな報告の大切さなど仕事を進める上で必要な事柄を学び、今後の生活にも活かしていきたいと意欲を示した。

参加学生の声

今まで全く知らなかったインフラ関係の製品や経験したことのない仕事に触れることで、多くの知識を得ることができました。また、それによって今後の就職活動に向けて視野が広がりました。
(東京都出身、東京都内の大学3年生)

実習スケジュール例

09:00~11:00 オリエンテーション、製品説明        14:30~16:00 営業同行
11:00~12:00 NETIS登録会議参加                 16:00~17:00 縫製部体験
13:00~14:30 製品納入現場見学

Case【2】

受入企業名:株式会社大分銀行
所在地:大分市府内町3丁目4番1号
事業内容:普通銀行業務
インターンシップテーマ:大分銀行員になりきる!~地元大分の活性化に貢献する仕事~



大分県へのUターン就職を考えており、その中でも「地域密着・大分の活性化」に注力する大分銀行でのインターンシップは、銀行業への理解を深めると共に、「今の大分県」について知ることにも繋がると考え、参加を決定した。

講義に始まり、プレゼンテーションも含めたグループワーク、ジョブシャドウイングによる仕事風景の観察、札勘実習などインターンシップ内容は多岐に渡っていた。グループワークを通じて自身の今後に関する課題を、講義や実習を通じて業界や業務の具体的イメージを掴んだ。同時に自身が何に関心があるのかが見えてきたとのことで、今後の就活への意欲も高まったようだ。インターンシップ後には、「気付いていなかった大分県の魅力を再発見することができ、『生活をする場』だった地元が、『働く場』になるイメージができた」と語った。

参加学生の声

限られた日数ではありましたが、密度が濃く、とても充実したインターンシップでした。様々なプログラムを通じて銀行の裏側を学び見学することで、業界や仕事内容を理解するだけでなく、企業の理念を体感できる貴重な機会となりました。
(大分県出身、大阪府内の大学3年生)

実習スケジュール例

09:00~11:00 講義(業界・業務説明、戦略等)  14:30~16:00 札勘実習、ビジネスマナー研修
11:00~12:00 グループワーク          16:00~17:00 若手行員との座談会
13:00~14:30 インバスケット演習

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