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学情レポート【COMPASS】2019.05

学情レポート【COMPASS】 2019.05
『2020年卒 就職人気企業ランキング』

順位前年順位業界企業名ポイント
1 5 商社(総合) 伊藤忠商事 100.00
2 2 食品 味の素 91.74
3 9 旅行・ホテル・ブライダル JTBグループ 86.04
4 4 レジャー・アミューズメント オリエンタルランド 79.13
5 1 運輸 ANA(全日本空輸) 79.02
6 14 旅行・ホテル・ブライダル エイチ・アイ・エス(H.I.S.) 72.97
7 163 商社(総合) 丸紅 72.08
8 10 食品 アサヒ飲料 69.93
9 21 印刷関連 大日本印刷(DNP) 66.33
10 29 芸能・エンタメ ソニーミュージックグループ 65.31
11 53 商社(総合) 三菱商事 56.71
12 7 医薬品・化粧品・トイレタリー 資生堂 56.25
13 23 出版 講談社 52.32
14 28 出版 KADOKAWA 51.83
15 22 食品 アサヒビール 49.91
16 6 食品 カゴメ 49.54
17 17 食品 森永製菓 49.47
18 16 食品 ロッテグループ 48.63
19 3 運輸 JAL(日本航空) 47.07
20 12 運輸 JR東日本(東日本旅客鉄道) 46.51
21 25 食品 森永乳業 45.54
22 191 不動産 森ビル 43.69
23 8 食品 明治グループ(明治/Meiji Seikaファルマ) 42.66
24 13 旅行・ホテル・ブライダル 近畿日本ツーリスト 42.42
25 50 食品 キッコーマン 42.09
26 34 IT・ソフトウェア アマゾンジャパン 41.11
27 15 医薬品・化粧品・トイレタリー コーセー 40.42
28 33 出版 集英社 40.31
29 19 スーパー・流通・百貨店 イオングループ 39.19
30 11 医薬品・化粧品・トイレタリー 花王 38.89
31 30 食品 雪印メグミルク 37.55
32 18 食品 キユーピー 37.39
33 62 芸能・エンタメ エイベックス 36.90
34 88 芸能・エンタメ アミューズ 35.05
35 31 輸送用機器 トヨタ自動車 34.48
36 56 不動産 三井不動産 34.36
37 32 食品 キリン 34.13
38 24 繊維・アパレル ワコール 33.46
39 36 運輸 JR西日本(西日本旅客鉄道) 32.82
40 87 芸能・エンタメ 東宝 31.52
41 173 政府系その他団体 東京都 31.47
42 27 食品 サントリーホールディングス 31.43
43 54 教育 ベネッセコーポレーション 30.93
44 38 印刷関連 凸版印刷 30.89
45 142 商社(専門) 伊藤忠食品 30.84
46 80 商社(総合) 住友商事 30.78
47 41 銀行 三菱UFJ銀行 29.92
48 42 運輸 JR東海(東海旅客鉄道) 29.33
49 26 機械 DMG森精機 28.50
50 141 芸能・エンタメ ポニーキャニオン 28.07

◆伊藤忠商事が6年ぶりの1位に。業界別では食品が人気。芸能・エンタメ、出版、IT・ソフトウェアでランクアップが目立つ。

 総合ランキングの1位は6年ぶりに伊藤忠商事が返り咲いた。朝型勤務などの働き方改革を積極的に取り組んでいる企業という印象が強く、テレビCM・新聞広告などの広報戦略が功を奏した。同社が掲げる「ひとりの商人、無数の使命」というコーポレートメッセージが示すとおり、広告で描かれているのは、一人の社員が業務に臨む場面や家族とともにいる瞬間などであり、「人」にスポットが当てられている。弊社の就活モニター学生への調査でも、企業への志望度が高まった理由として「社員に魅力を感じたから」と答えるケースが多く、「人」による魅力付けが成功している例と言えよう。また、総合商社は業績好調ということもあり、1位の伊藤忠商事をはじめ、7位の丸紅(前年163位)、11位の三菱商事(同53位)、46位の住友商事(同80位)、51位の三井物産(同74位)、さらに76位の双日、140位の豊田通商も含め、7大商社がそろって順位を上げている。加えて、専門商社も大きくランクアップしており、トップ100入りを果たした伊藤忠食品(45位)、三菱食品(69位)のほか、計5社が200位以内にランクインした。

2位は前年と変わらず味の素。学生にとって馴染み深い食品業界は依然として人気が高く、トップ200内に25社がランクインしている。3位はJTBグループ。6位のエイチ・アイ・エス(H.I.S.)とともに、旅行業界の大手2社がトップ10入りした。

ランクアップが目立つ業界としては、芸能・エンタメ、出版、IT・ソフトウェアが上げられる。芸能・エンタメでは、10位のソニーミュージックグループ(前年29位)を筆頭に、33位にエイベックス(同62位)、34位にアミューズ(同88位)などジャンプアップする企業も多く、トップ200入りは前年の6社から9社へと増えた。出版では13位の講談社(同23位)、14位のKADOKAWA(同28位)をはじめ、集英社、小学館もランクアップした。IT・ソフトウェアでは26位のアマゾンジャパン(同34位)を筆頭に、Skyが52位、楽天が54位、ほか前年から4社増となる計12社がトップ200入り。なお、弊社の就職人気企業ランキング調査では、IT・ソフトウェアの企業が50位以内に顔を出したのは前年(2019年卒)からであり、ここ1~2年で学生からの注目度が高まっている。

GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)に代表されるIT業界は日常生活から産業界まで多大な影響力を及ぼすようになっており、またフレキシブルな働き方を推進するなどIT業界の職場改善の様子をメディアが取り上げる機会も増え、働く場としての注目度が高まっている。人気の高まりがみられた芸能・エンタメや出版などが手掛けるコンテンツビジネスはITとの親和性も高く、「IT×コンテンツ」が仕事選びのトレンドの一つと言えそうだ。また、地方自治体の躍進にも目が留まる。東京都が41位(同173位)、大阪府が80位(同274位)、京都府が88位(同177位)、福岡県が94位(同433位)など、軒並み大きくランクアップした。転勤を望まないなど勤務地が重視される傾向にあるなか、地元に貢献しながら働ける地方自治体に注目が集まったとみられる。

一方、前年まで4年連続1位だったANA(全日本空輸)は5位にランクダウン。JAL(日本航空)(今年19位、前年3位)とともに、乗務員の飲酒問題などのイメージダウンが影響した可能性がある。空運に限らず、鉄道も順位を落とす企業が多く、運輸業界はトップ200入りした企業が前年の12社から7社へと後退した。業績不振や採用数減などもあり、銀行の多くもランクダウンが目立っている。

調査概要

■調査対象 2020年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生
■調査方法 (1)あさがくナビ登録学生へE-MAILにて告知。WEB上の入力フォームによる回収。

(2)弊社主催のイベント来場学生へのWeb入力フォームによるアンケート調査及び回収。

■調査期間 2018年12月1日(土)~2019年3月7日(木)
■回答方法 選択式(最大5社)
■有効回答 9,482名
ウエイトバック処理の概要

回答学生の所属する学校所在地で、北海道・東北・関東・甲信越(以下「東日本」)、東海・北陸(以下「中日本」)、関西・中四国・九州(以下「西日本」)の3地区に区分。さらに文系男性、理系男性、文系女性、理系女性に4分割し合計 12区分を設定した。

文部科学省統計情報より男女文理別の大学学生数を推計し、ウエイトバック処理の母数とした。これに回答数を対比させウエイトバック値を算出。母数に対し回答率が最も高かったのは[西日本/文系/女性]であった。

[ウエイトバック値の算出例]

計算数値の簡素化のため、単純ウエイトバック値が最小となった[西日本/文系/女性]を基準に比例値を求め、これを本調査のウエイト値とした。

[西日本/文系/女性]→1.00  [東日本/文系/男性]→3.89  [中日本/理系/男性]→2.99

企業ごとにウエイトバック処理後の延べ得票数を算出し、ランキング1位を100ポイントとした相対値によって2位以下のポイントを算出した。
※同ポイントでの順位表記順は、小数点第3位以降のポイント数に準拠。

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