学生との連絡をLINEで円滑化し、内定承諾の獲得に成功
株式会社カールビット

株式会社カールビット

  • 業  種

    IT・通信

  • 事業規模

    101~500人

選考中や内定後のコミュニケーションに課題。手軽にLINEでやり取りできる連絡ツールを導入し、学生との距離を縮め内定承諾につなげた。

  • 課題・ニーズ

    人員拡大に向けた母集団形成を進めるなか、専門性の高い事業内容を学生へ的確に伝えることに苦戦。学生との接点を創出したい。

    メールなど従来の連絡手段では学生とスムーズに連絡が取れず、選考終盤や内定出し後のコミュニケーション不足に苦慮。やり取りを円滑化し、内定承諾や入社予定者のフォローにつなげたい。

  • 活用したサービス

    Re就活キャンパス、Re就活キャンパスコミュニケーター、Career Design Forum

  • 効果

    LINEツール導入でコミュニケーションを円滑化し、選考・内定後のロスを防止
    Career Design Forumへの出展により、早期の内定承諾を獲得
    継続的な原稿改善により意欲的な学生の母集団を形成

採用成果​

  • 応募47名
  • 内定3名
  • 入社2名
  • ※27卒の入社予定人数のみ

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は、通信ネットワークや各種業務系システムの領域で、ビジネス向けのシステム開発やITコンサルティング、運用支援などを手がけている企業です。具体的には、5GやIoT時代に対応したネットワーク基盤の構築をはじめ、販売管理・物流管理システムの刷新、業務課題の整理から改善提案までを一貫してサポートしています。

 

学情のサービスを導入したのは、2016年のことです。当時の社員数は約70人の規模で、媒体を使って大々的に応募者を募っていませんでした。主に大学からの直接の紹介や、社員のつながりを活かしたリファラル採用を中心に行っていたものの、今後の会社の成長を見据えて人員を拡大していくためには、従来の手法だけでは十分な母集団形成が難しくなると感じ始めていました。

 

この打開策として他社採用媒体を利用したものの、想定していた応募数に達しない課題に直面しました。当社は特定の専門領域に特化した事業を展開しているため、他社媒体の中ではどうしても情報が埋もれていると感じていました。どうすれば学生に気づいてもらえるのかと頭を悩ませていたところに、学情の営業担当から提案を受けました。

 

Re就活キャンパスは、企業規模にとらわれずに就職活動を行う学生が多く、当社の魅力を的確に届けられる環境があると説明を受けました。さらに、他社に埋もれにくい点が当時のニーズと合致したことから導入を決めました。

課題の解決に向けた取り組み

①ターゲット層の志向に合わせて原稿を改善し、企業の魅力を的確に伝達

導入当初から、求人の原稿作成は試行錯誤を重ねてきました。当社の事業は専門性が高く、仕事の魅力をそのままでは学生に伝えにくい課題に直面していたからです。

 

以前は通信領域の専門用語や技術的な内容を前面に出して記事を作成していましたが、単に専門用語を並べるだけでは入社後の業務を想像できないことに気づきました。

 

そこで技術面を押し出す方針を見直し、その後は業務内容を噛み砕いて伝える表現へと変更しています。具体的には、面接で学生がよく口にする「社会貢献がしたい」「手に職をつけたい」といった言葉をすくい上げ、訴求ポイントとして前面に打ち出すようにしました。働く姿をイメージしやすく工夫した結果、当社の事業と志向性がマッチした方からの応募が増加しています。

 

また、学生の価値観の変化に合わせて短いスパンでキーワードを見直し、毎年新しい訴求軸を模索しています。昨今の学生はタイムパフォーマンスを重視する傾向があるため、一文を短くするなど直感的な読みやすさも意識しています。一目で印象に残るようインパクトを大切にしながら、原稿を作成しています。

②LINEツールの導入による連絡の円滑化と、辞退リスクの低減

選考を進める中で、学生との連絡がスムーズに取れないことが課題でした。これまでのメールでのやり取りでは、学生に返信文を整える負担を感じさせ、その結果、返信が遅れたり他のメールに埋もれてしまったりする懸念がありました。

 

また、内定承諾後の近況報告などでは社内で使用している業務ツールを利用していました。しかし、日頃使っていない方に新たにアプリを導入してもらうのはハードルが高く、お互いに負荷がかかっている状況でした。選考の最終段階まで進んでもコミュニケーション不足によって辞退されてしまうケースがあり、なんとかこの状況を変えたいと考えていました。

 

これらの課題を解決するため、LINEでのやりとりを行える学情のRe就活キャンパスコミュニケーターを導入しました。学生が日常的に利用しているLINEを活用することで、レスポンスが目に見えて早くなりました。

 

「簡単な一言や確認のスタンプだけでも構いません」と伝えると、学生も気軽に返信しやすい環境を作れました。当社としても「きちんと見てくれているだろうか」という不安がなくなり、スムーズにラリーが続くようになったのは大きなメリットだと捉えています。

 

さらに、当社は通年契約をしているため、このツールを選考の初期段階だけでなく、内定承諾後の定期的な近況報告といったフォローにも活用しています。連絡のハードルが下がったことで学生とのコミュニケーションロスがなくなり、関係性を良好に保ちながら辞退の防止へとつながっています。

③対面コミュニケーションを通じた相互理解の深化と早期内定の獲得

当社では、学生の価値観を引き出し、お互いのマッチング度を確かめる重要な場として面接を位置づけています。そのため、堅苦しい雰囲気は避け、フランクな対話ができる環境づくりを心がけてきました。

 

一次面接には現場のリーダークラスの社員や部長も参加し、「この人と一緒に働きたいか」という視点で対話しています。同時に、学生にも当社の社風や社員の人となりを直接感じてもらえるよう意識しています。また、会社説明会のあとには、希望者向けに現場社員へ自由に質問できる面談の場を設け、入社後のミスマッチを防ぐ取り組みも進めています。

 

さらに、就職活動の早期化に対応するため、2025年4月、学情主催の合同企業セミナー『Career Design Forum』に初めて出展しました。時期が早すぎて成果につながるか不安はありましたが、早い段階から行動する意欲の高い学生と直接お会いできるかもしれないと考え、出展を決断しました。

 

当社のような規模の企業には、「直接会って話すこと」は何よりの強みです。社員と直接触れ合い、どんな人が働いているのかを肌で感じてもらうことが、最終的な定着にもつながりやすいと考えています。

 

出展した結果、意欲的な学生と多くの接点を持てました。イベントで会ったあとも、Re就活キャンパスを通じて途切れることなく連絡を取り合えたことが、当社の選考に進んでいただく後押しになりました。

 

結果として、ここから1人の早期内定承諾を実現しました。媒体単体だけでなくイベントも併用することで、より効果的に当社の魅力を伝えられる手応えを感じています。

学情の営業担当・サービスに対する評価について

①営業担当に対する評価

学情の営業担当には、約10年間にわたって当社をサポートしていただいています。長くお付き合いを重ねる中で当社の事業内容や社風への理解も深まっているため、こちらの課題や要望を伝えた際も、すぐに意図を汲み取ってイメージを共有でき、非常に助かっています。

 

年次を重ねるごとに、こちらが思っていることを言語化した際のズレが年々なくなっていくのを実感しています。的確なフィードバックをもらいながら深い共通認識のもとで打ち合わせを進められるため、常に率直な意見を交わしつつ円滑に採用活動を行えています。

②サービスに対する評価

Re就活キャンパスは他社媒体より情報が埋もれにくいと感じており、専門領域に特化した当社のような規模の会社でも、しっかりと学生の目に留まりやすい環境だと実感しています。求人原稿をしっかりと作り込み、学生へ積極的にアプローチしていけば、当社の事業と志向性がマッチした学生にきちんと情報が届く安心感があります。

 

また、対面イベントに参加した学生の情報が、すぐに媒体のシステムへ反映される連動性も大きな魅力です。イベント後のアプローチにタイムラグがなく、関係性を途切れさせることなく次の選考フローへとつなげられています。さらに、受け身ではなく自分からしっかりと欲しい情報を取りに行こうとする主体的な学生が多く利用している点も、当社が求める人物像と合致していると捉えています。

今後の展望

今後の採用活動は、基本的には現在のやり方を継続していきたいと考えています。少子化が進むこれからの時代、数十人規模で大量に採用するのではなく、年間5~10人を確実に獲得していく方針です。当社を選んで入社してくれた方への教育・育成に注力し、時間をかけて一人前に育て上げることを最優先としています。

 

これまでRe就活キャンパス経由で入社した社員は、自ら主体的に情報収集を行う真面目なタイプが多く、こつこつと地力をつけて現場のリーダーとして活躍しているメンバーも出てきています。今後も媒体やCareer Design Forumといったイベント、各種連絡ツールを総合的に組み合わせて活用し、当社にマッチした人材の確保を続けていきたいと考えています。

※記事内容は取材当時のものです(2026年7月)

株式会社カールビット
  • 会社名

    株式会社カールビット

  • 事業内容

    "■情報通信システムソフトウェア
    ■業務系アプリケーションの開発・開発管理・検証及び運用支援業務"

  • 所在地

    神奈川県横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビル8階

  • HP

    https://www.karbit.co.jp/