対面だから伝わる社員の魅力。就職博で母集団を広げ2人を採用
第一屋製パン株式会社

第一屋製パン株式会社

  • 業  種

    メーカー(食品・素材・その他)

  • 事業規模

    1001人~

採用難度が年々上がり、母集団確保に課題。社員の魅力を対面で伝えられる「就職博」で母集団を広げ、新卒2人を採用

  • 課題・ニーズ

    Web完結の採用では、当社の魅力が伝わりにくい。対面型イベントで、社風に共感する人材を採用したい。

  • 活用したサービス

    就職博、Re就活キャンパス

  • 効果

    就職博2回の出展で約70人と接点を持ち、その約8割を占める他社媒体では接点を持てなかった学生と出会えた

採用成果​

  • 応募5
  • 内定2
  • 入社2
  • 2日間の出展で約70人と接触し、短期間での母集団形成に成功!

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は1947年に創業し、2027年で80周年を迎えるパンメーカーです。誰もが知る人気キャラクターをあしらったコラボレーション商品や、発売から数十年にわたり親しまれているロングセラー商品を主力に、世代を問わず親しまれる商品を数多く手がけています。

 

製造から配送まで自社で一貫して担っており、一般消費者向けにはスーパーやドラッグストア、駅構内のコンビニなどに幅広く商品をお届けしています。一方、企業向けの取引も多く、大手外食チェーンへパン粉用の食パンといった商品も供給しています。

 

創業以来、「おいしさに まごころこめて」という企業理念のもと、手軽に買える身近な食べ物だからこそひとつひとつに心を込めることを大切にしてきました。その姿勢を社内に浸透させるため、会議前には出席者で理念を唱和し、日々の商品づくりに向き合っています。

 

採用で大切にしているのは、当社の社風に共感し、一緒に働ける仲間かどうかという点です。選考では適性検査も実施していますが、その評価以上に、実際に会ったときの人柄や、社風との相性を重視しています。

 

当社の一番の魅力は、穏やかで優しい社員の人柄だと考えています。ただ、その魅力はWeb完結型の手法では伝わりにくいという課題がありました。これまでは他社媒体を中心に採用活動を行ってきましたが、年々採用難度が高まるなかで母集団確保に対する課題感も強まっておりました。そこで、対面で社員の魅力を伝えられる新たな採用チャネルを求めるようになりました

 

学情のサービスは以前から知っており、過去に利用していた時期もありました。そうしたなかで営業担当から改めて連絡を受け、話しているうちに信頼できると感じたことから再び利用を検討しました。Webで完結する採用手法では伝わりにくかった社員の人柄を対面で直接届けたいという思いから、学生と顔を合わせられる就職博への出展を決めました。

課題の解決に向けた取り組み

①看板商品と対話で惹きつけ、いつでも立ち寄れるブースに

就職博では、まずブースを目立たせることを意識しました。コラボレーション商品でおなじみのキャラクターを大きく描いたテーブルクロスを敷き、ひと目で当社のブースだと分かるようにしました。学生にもなじみのあるキャラクターであるため、それを見ただけで足を運んでくれるケースも多く見られました。

 

あわせて、看板商品のキャラクターパンやひとくちつつみソーセージなど、知名度のある当社の商品を手に持ちながら呼び込みを行いました。社名は知らなくても、商品を食べたことがある学生は多く、当社に興味を持ってもらうきっかけになったと感じています。

 

次に大切にしたのが、立ち寄りやすい雰囲気づくりです。学生が一定数集まり次第、20~30分の説明会を繰り返し実施し、できるだけ多くの学生と接点を持てるようにしました。途中参加・途中退席が可能と伝え、いつでも参加できる雰囲気をつくりました。

 

また、商品に目を向けている学生がいれば、様子を見ながらこちらから声をかけ、無理に誘導せず自然な形でブースへ案内することを心がけました。「興味があればご参加ください」といった声がけにとどめることで、構えずに立ち寄れる環境づくりを意識しました。こうした工夫を重ねた結果、就職博2回の出展で約70人の学生と接点を持つことができました。

②QRコードの活用でアンケートを一本化し、選考までの工程を削減

就職博で出会った学生が選考へ進みやすいよう、選考導線の見直しを行いました。

 

以前は、就職博での説明会と、その後に参加してもらうWeb会社説明会の2回でアンケートを実施しており、2回目のアンケートで選考への参加意思を確認する流れを取っていました。しかし、学生にとってはアンケート回答が複数回必要となり、選考までに手間のかかる導線になっていました。

 

そこで営業担当の提案を受け、就職博での説明会後のアンケートを一つ廃止しました。代わりにQRコード付きの案内を配布し、そのまま会社説明会・選考へと進める導線へと変更しました。これによりアンケート回答の回数を1回に集約し、選考開始までのハードルを下げることができました。

学情の営業担当・サービスに対する評価について

営業担当に対する評価

学情の営業担当には、出展の準備から当日の運営まで、一貫して支援してもらいました。

 

特に心強かったのが、会場での学生の誘致です。担当営業の方が当社に興味を持っていそうな学生を見つけてはブースへ案内してくれました。社内でも、担当営業の方が熱心に学生をブースへ案内してくれたことが、当社社員の間で話題になるほどでした。

 

また、当日の運営においても、来場者数の見込みや理系・文系比率といったデータを事前に共有してもらいました。イベント開始時にはその日の来場傾向を把握できるため、状況に応じた運営判断がしやすかったです。

 

加えて、説明会の実施スタイルについても、その日の来場者数に応じてアドバイスをもらいました。来場者が多ければ複数人に向けた説明会形式、少なければ社員1人が2~3人とじっくり向き合う面談形式に切り替えるなど、柔軟な対応が可能になりました。こうした具体的な運営支援により、限られた時間の中でも効率的に接点を創出できたと感じています。

 

来場状況に合わせて運営を柔軟に変えられたのも、営業担当の伴走があってこそです。就職博出展を通して、当社の採用成功に向けて親身に支援してくれる姿勢を実感しました。

サービスに対する評価

大きな成果のひとつが、他社媒体とは重複しない母集団を開拓できたことです。就職博で出会った学生の約8割は、これまで接点のなかった新規層でした。また、就職博は規模が大きすぎず、企業と学生がじっくり向き合える点も魅力です。一方的な説明ではなく双方向のコミュニケーションが取りやすく、社風とのマッチングを重視する当社に適した場だと感じています。

 

就職博を通じて入社したのは、営業職と製造職の2人です。早めに職場になじんでいる人がいたり、研修を重ねるうちに自然と周囲の輪に入り、自分から進んで発言する人もいたりと、それぞれ短期間での成長を実感しています。

 

費用面でも、就職博は取り組みやすいイベントでした。合同企業セミナーのような大型イベントはコストが高く、参加ハードルが高いケースもありますが、就職博はコストと成果のバランスが取りやすく、採用予算が限られる企業でも活用しやすいと感じました。

今後の展望

今後も、次の世代を担う若手の採用に力を入れていく方針です。職種を問わず、幅広く人材を迎えていきたいと考えています。

 

なかでも、ものづくりを支える技術系の職種は、当社の根幹を支える重要な職種として、今後も採用に注力していくつもりです。だからこそ、こうした職種でも当社の魅力をしっかり伝え、採用力を高めていくことが今後の課題です。

 

これからも、社員の人柄を直接届けられる対面型イベントを活かしながら、当社の成長を支える仲間を増やしていく考えです。

※記事内容は取材当時のものです(2026年6月)

第一屋製パン株式会社
  • 会社名

    第一屋製パン株式会社

  • 事業内容

    ■パン・和洋菓子等の食品製造、および販売

  • 所在地

    東京都小平市小川東町3丁目6番1号

  • HP

    https://www.daiichipan.co.jp/