早期イベントの併用で建築系学生を含む母集団を獲得
生和コーポレーション株式会社

生和コーポレーション株式会社

  • 業  種

    建設・不動産

  • 事業規模

    1001人~

建築学生の採用競争が激化する中、大規模イベントと業界特化型イベントを併用して早期に接点を創出し、9人の内定を実現した。

  • 課題・ニーズ

    幅広い母集団形成と、建築・土木系学生とのピンポイントな接点獲得に苦戦。将来の幹部候補となる、意欲的な学生を早期に採用したい

  • 活用したサービス

    キャリアデザインフォーラム、就活サポートmeeting

  • 効果

    大規模イベントと業界特化型イベントを使い分け、ターゲット層へ的確なアプローチに成功
    ・着座数:170人
    ・内定数:9人

採用成果​

  • イベント着座数170
  • 内定9
  • 大規模イベントと業界特化型イベントを使い分け、ターゲット層へ的確なアプローチに成功

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は、建設業界と不動産業界をハイブリッドした事業を展開しています。メインとなる建設領域では、単価10億円前後の10~15階建ての建物を中心に、賃貸マンションや商業ビル、ホテルなどの設計および工事を手がけています。

 

特徴として、土地を買って建物を売る一般的なデベロッパーとは異なり、土地を所有するオーナー様へ向けた資産活用の提案から始まり、設計、工事、さらには完成後のメンテナンスや経営管理まで、これらすべてをグループ内で一手に引き受けています。各業務を自社内で完結しているため、部門間の連携が非常に活発で、縦割りの概念が薄い風土が根付いています。

 

また、あらかじめ決まったパターンから選ぶのではなく、完全オーダーメイドで建築デザインを手掛けている点も強みです。オーナー様のご要望を一から形にし、街が華やかになる建物を追求してきた結果、賃貸マンション領域では業界初となるグッドデザイン賞を受賞し、これまでに10度同賞を受賞するなど、高いデザイン性に確かな自信を持っています。

例年、全国で200人規模の新卒採用を行う中で、当社は大きく2つの課題を抱えていました。

 

1つ目は、将来の幹部候補を見据えた、文理を問わない幅広い母集団の形成です。当社は将来的に幹部職を社内から輩出していく方針を掲げているため、まずはより多くの学生に会社の存在を知ってもらい、活躍見込みの高い人材との接点を増やす必要がありました。

 

2つ目は、建築・土木系学生とのピンポイントな接点作りです。建設業界全体で、新卒から時間をかけて育成する方針へとシフトしていることに加え、対象となる学生数も減少傾向にあります。こうした背景から、技術系職種の獲得競争は激化の一途をたどっています。この厳しい環境下で、ターゲットとなる学生といかに出会うかが急務でした。

 

これらの課題を解決するため、以前から他社の早期イベントなども活用していましたが、さらなる接点拡大に向けて新たな施策を模索していました。そのような折に、学情の営業担当から大型イベントである「キャリアデザインフォーラム」出展の提案を受けました。

 

熱意ある言葉に後押しされて出展したところ、実際の集客数に大変驚きました。早い段階から行動する意欲的な層にアプローチできる点に大きな魅力を感じ、継続的な出展を決意しました。

課題の解決に向けた取り組み

①柔軟なブース運営と動線設計で意欲的な学生と出会い、選考へ誘導

キャリアデザインフォーラムのような大型イベントでは多数の企業が出展するため、まずは学生に足を止めてもらう工夫が不可欠です。そこで、ブースには明るい黄色や青色のタペストリーを用い、イメージキャラクターのビジュアルを大きく打ち出して視覚的なアピールを強化しました。

 

また、配布物にも気を配り、重厚なパンフレット一式は荷物になってしまうため、あえてA4のチラシ1枚に絞っています。内容は会社説明に留まらず、「夏のインターンシップに参加するとどんなスキルや経験が得られるか」を明確に打ち出し、次のアクションを起こしやすい導線を意識しました。

 

ブースの運営方法も、学生本位の柔軟なスタイルへと変更しました。以前は説明会の時間を厳密に固定していましたが、時間が合わず参加を逃してしまう学生を減らすため、ある程度人数が集まったタイミングで即座に開始し、待たせない工夫を徹底しています。

 

着座前の対話でも、「将来どんな仕事がしたいか」というキャリア観を引き出す立ち話を心がけています。業界を絞り切れていない段階の学生に仕事のやりがいを中心に語りかけることで、建設業界に馴染みのなかった層の関心も着実に高められました。

 

大規模な集客数に対応すべく、当日の運営体制も強化しています。プレゼン担当とチラシ配布担当を分けた複数名体制で臨み、説明の回転数を大幅に引き上げました。結果として、早い時期から主体的に動くパワフルな学生と多数出会え、その後のオンライン職業体験や対面型のサマーインターンシップ、そして本選考へとスムーズに案内する流れを構築できています。

②特化型イベント出展と手厚いフォローで差別化し、全国規模での母集団形成

幅広い母集団形成と並行し、建築・土木系学生に特化した「就活サポートmeeting」にも出展しています。このイベントに来場する学生は、すでに建築業界への志望が定まっており、自らが手掛けた建物を街に残したいという夢や高い目標を持っている人がほとんどです。そのため、当社の仕事のスケール感と学生自身の思いをすり合わせるコミュニケーションに重点を置き、やりがいをダイレクトにお伝えするように心がけています。

 

一方で、技術系職種の採用は非常に競争が激しいため、最終的な差別化には、選考前後にどれだけ丁寧に手厚いフォローができるかが鍵になります。そこで、業務内容を深く理解してもらえるよう、学生と現場社員が交流する機会を頻繁に設けています。

 

例えば、月に1回定例で開催しているランチ懇親会には、学生が志望する職種の先輩社員が必ず同席し、リアルな働き方を直接伝えています。さらに、常務取締役も毎月登壇し、経営陣からのメッセージを届けています。役員を含め、会社全体で学生に向き合うフォロー体制をつくることで、他社よりも当社のことを深く知った上で、安心して選考に進めるよう努めています。

 

加えて、対面イベントへの参加が難しい地方の学生にアプローチするため、DM・テレフォンサービスも活用しています。その効果もあり、キャリアデザインフォーラムや就活サポートmeetingでは直接出会えない遠方の建築系学生とも、個別に接点を持てました。

 

こうした電話でのアプローチをきっかけに、当社が実施する5日間や2週間の長期実践型インターンシップへの参加を促し、全国規模での確実な母集団形成につなげています。

学情の営業担当・サービスに対する評価について

①営業担当に対する評価

学情の営業担当には、当社の状況に寄り添った手厚いサポートをしていただいています。現在どのようなことに困っているか丁寧にヒアリングした上で、状況に合った施策を提案していただき助かっています。当社の予算感までしっかりと配慮し、費用対効果を見極めて率直なアドバイスをしてくれるため、全体平均と比較しても採用単価を抑えて内定までつなげられました。

 

また、契約して終わりではなく、イベントの開催当日には必ず会場へ顔を出してくれます。終了後には「今日はどうでしたか」と直接話を聞きに来てくれるなど、常に採用活動に伴走してくれる姿勢を大変心強く感じています。

②サービスに対する評価

イベントの運営面では、スタッフの対応が他社と比較しても手厚く、参加する学生の快適性を強く意識している点に魅力を感じています。会場内に休憩スペースが確保されていたり、細やかな配慮がなされていたりと、学生が「参加して面白かった、心地よかった」と思える環境が整っています。

 

こうしたイベント運営の質の高さは、ブースで説明を聞いてくれた学生からの当社への好印象にもつながっていくため、非常に重要な要素だと捉えています。

 

さらに、スタッフが会場内をよく見回って、ルールを逸脱する出展企業がないか周囲をしっかりと管理しています。運営上のトラブルを心配することなく、常に安心して学生との対話に専念できるため、毎回安心して出展できています。

今後の展望

採用人数の目標達成を目指すフェーズを終え、現在は5年・10年・15年先を見据え、将来の幹部や役員を担う人材を新卒から着実に輩出していく方針へと大きく舵を切っています。

 

これに伴い、選考の時点から幹部候補となり得るポテンシャルを持った人材が、その年度の採用でどれだけの割合を占めるかを非常に重視するようになりました。だからこそ、学生時代に何かに深く打ち込んだ経験があり、入社後も高い熱量で仕事に取り組める学生と一人でも多く出会いたいと考えています。

 

今後も学情のイベントなどを通じて、早期から主体的に行動する意欲的な学生との接点を広げ、当社の未来を共に牽引する仲間を迎えていきます。

※記事内容は取材当時のものです(2026年5月)

生和コーポレーション株式会社
  • 会社名

    生和コーポレーション株式会社

  • 事業内容

    ■建設業務■不動産仲介業務■建物管理■リフォーム並びに不動産管理業務■土地売買業務■コインパーキング業務

  • 所在地

    東京都千代田区神田淡路町1-3

  • HP

    https://www.seiwa-stss.jp/