2026.06.03
就職博への早期出展と的確な会場誘導で着座数が大幅増。自社にマッチする5人の内定を獲得
株式会社スズキ自販近畿
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業 種
商社 / メーカー(機械・電気・電子)
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事業規模
101~500人
母集団形成の苦戦から脱却。就職博への早期出展と現場社員による呼び込み強化で着座数を伸ばし、自社にマッチした新卒5人を採用した。
課題・ニーズ
大手ナビサイト等での母集団形成に苦戦。学生との接点を創出できる新たな手法を開拓したい
活用したサービス
就職博
効果
就職博への出展(2日間)により約100人の着座を獲得。自社の選考基準に合致する2027卒学生5人の採用に成功
・カジュアル面談:実施なし
・内定:5人
・入社:未確定(※2027卒)
当初抱えていた課題・ニーズについて
当社はスズキ株式会社100%出資の直営ディーラーとして、大阪府内に24拠点を展開している会社です。軽自動車やコンパクトカーを主力に、電動車いす(セニアカー)や中古車、自動車部品の販売、さらには修理や損害保険の代理店業務まで幅広く手がけています。当社の特徴は、個人のお客様への「直販」に加え、地域の整備工場や中古車販売会社へ車両を供給する「業販」という卸売事業も展開している点です。
またメーカー直営のため意思決定が速く、職場環境も非常にフラットな組織体制です。全社員と同じフロアに社長の席を置き、現場の社員が直接相談できるなど、風通しの良い環境が整っています。
このような中、採用面では営業職として年間約15人の新卒採用を目標としています。以前は、採用担当者が大阪府内の大学へ足を運び、学内セミナーの開催を打診する地道な活動を行っていました。しかし、学生の大手志向が強まる中、単独での学内セミナー実施が難しくなり、他社媒体への掲載と春先の合同企業セミナーに参加する手法へ移行しました。
採用計画を上回る結果を残せていたコロナ禍が明け、2024年卒の採用では状況が一変しました。他社が一斉に採用の間口を広げたことで、例年8月には終了している新卒採用が秋を迎えても計画人数に達しない事態に直面しました。
こうした状況から、今後の採用環境がさらに厳しさを増すことを見据え、従来の他社媒体に依存した手法を見直し、母集団形成そのものを再設計する必要に迫られました。
学情のサービスを導入するきっかけとなったのは、親会社であるスズキ株式会社が出展した就職博に、大阪にある会社の採用担当者として参加させてもらったことです。そこで接点を持った学生は、大手志向の層とは異なり、地元志向が強く、当社の社風とマッチしやすいと感じました。実際にそのイベントを通じて1人の採用に至った実績も後押しとなり、当社単独での就職博出展を決断しました。

課題の解決に向けた取り組み
①ターゲット層に合わせた出展時期と目的の見直し
以前の採用活動では、大学3年生の1月以降に合同企業セミナーへ参加し、選考に直結する母集団形成を狙っていました。しかし、そのスケジュールでは次第に学生が集まらなくなり、従来の手法が通用しなくなっていることを認識しました。
そこで出展時期を改め、学情の過去の動員実績データを参考に、当社に最適なタイミングとして夏前の6月出展へと移行しました。加えて、選考への直接的な誘導を再検討し、夏のインターンシップへの参加を促す戦略へと方針を転換しました。
ブースの運営方針も根本から見直しました。以前は詳細に説明した仕事内容も、あえて職種名の紹介程度にとどめました。学生の「もっと知りたい」という興味を引き出し、インターンシップへと誘導するためです。さらに、その場で参加を決断できるよう予約枠を大幅に拡大したことで、2027年卒対象の出展では、着座した学生の半数以上から即日予約を獲得しました。
その後のキャンセル等を差し引いても、30人以上が実際にインターンシップに参加し、そこから5人が内定に至る成果につながっています。
②現場社員を巻き込んだ対話重視の体制構築
母集団形成を最大化するためには、学生をブースへ呼び込む現場社員の力が不可欠です。しかし過去の出展では、休日に現場の営業スタッフをイベントに派遣してもらうことへの遠慮があり、十分な人員体制を組めていませんでした。実際に、初めて当社単独で出展した2024年2月のイベントでは着座数が約40人、同年6月の出展時も約30人と、集客面での課題が浮き彫りになりました。
この状況を打破する契機となったのは、「いかに学生を呼び込むかが成功の分かれ道になる」という学情の営業担当からのアドバイスです。社内の理解を丁寧に得ながら、学生と年齢が近くコミュニケーションに積極的な若手社員を選抜し、会場へ動員する体制を構築しました。
ブースでの対話形式も見直しています。前で一方的に説明するスタイルから、若手社員1人と学生数人による少人数での対話に重きを置きました。現場のリアルな声を身近に感じてもらうことで学生との距離が縮まり、人員強化と相まって大きな効果を生んでいます。こうした試行錯誤と改善を重ねた結果、直近のイベントでは過去最多となる約100人(2日間の合計)の着座を獲得しました。

学情の営業担当・サービスに対する評価について
①営業担当に対する評価
動員数を伸ばすという課題に対し、学情の営業担当からは実践的なノウハウの提供を受けました。営業担当自身が前職で採用担当を務めていた経験を持つため、その助言は的確であり、現場での呼び込み手法の改善に直結しました。
具体的には、学生への声かけにおいて「自動車に興味はありませんか」と直接問うのではなく、「今日はどこに行くか決まっていますか」と予定を尋ねる手法への切り替えを提案されました。こうした学生の心理に寄り添ったアプローチの工夫が、ブースで足を止めてもらうきっかけを生み出しました。
また、営業担当は、インターンシップへの歩留まりは高いものの入口となる着座数が不足しているという当社のボトルネックを的確に把握し、その解決に向けて深く踏み込んだ議論を重ねてくれました。導入するサービスの要否についても率直に意見を交わせる関係性を築けており、共に採用成功を目指すパートナーとして信頼を寄せています。
②サービスに対する評価
就職博の強みとして実感しているのが、会場内での的確なアテンド機能です。会場内で次に訪問する企業を検討している学生に対し、学情のスタッフが各企業の求める人物像を把握した上で、自社ブースへと誘導してくれます。大手企業に学生の注目が集中しやすい環境下においても、運営側の細やかな支援があることで着実に着座数を確保できています。
アテンドを通じて着座した学生は、当社の選考基準との親和性が高い印象です。当社では、目標に向かってコツコツと努力を継続できること、質問の意図を的確に汲み取って対話ができること、そして周囲との協調性を保てることを重視しています。学情のイベントを通じて出会い、内定に至った学生にはこうした資質を備えた人材が多く見受けられ、地元で腰を据えて働きたいという志向を持つ層を的確に獲得できています。
今後の展望
以前は母集団形成に苦戦し、採用人数を充足させるために選考基準を厳格に維持できない年もありました。しかし、就職博の活用と社内体制の改善により母集団の安定確保が可能となり、現在は自社の求める人物像に合致するかを丁寧に見極め、納得感のある採用を行える体制が整いつつあります。
今後も学情のサービスを継続して活用し、次年度以降も夏のタイミングでの出展を計画しています。これまでに培ったノウハウを活かし、質の高い採用活動を通じて当社の成長を支える人材の確保に努めます。

※記事内容は取材当時のものです(2026年3月)
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会社名
株式会社スズキ自販近畿
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事業内容
■スズキ製品(四輪車・セニアカー等)、中古車、部品用品の販売■自動車修理・車検整備■損害保険代理業務
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所在地
大阪市浪速区敷津西1-1-5
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HP