2026.05.11
激化する新卒採用の打開策として第二新卒へターゲット拡大。Re就活で目標の2.5倍を採用
株式会社キーマネジメントソリューションズ
-
業 種
IT・通信
-
事業規模
501~1000人
新卒採用の苦戦を受け、Re就活で第二新卒へターゲットを拡大。当初目標の2.5倍となる5人の採用に成功した。
課題・ニーズ
新卒採用での目標達成に苦戦しており、新たに第二新卒層を開拓することで若手人材を確保したい。
活用したサービス
Re就活
効果
東京と大阪で計5人の採用に成功し、当初目標(2人)の2.5倍の実績を達成。
当初抱えていた課題・ニーズについて
当社は、IT業界の中でもWeb・オープン系システムを得意とする独立系SIerです。現在、一次請負案件の比率が97%に達しており、大手企業様と直接取引を行っている点が事業の強みです。要件定義から開発まで全工程を自社で請け負うため、社員は社内で多様な経験を積むことができ、キャリアチェンジもしやすい環境があります。また、チームワークを重視した風通しの良い社風も特徴のひとつです。
以前の採用活動では、東京・大阪・札幌の各拠点を対象に、例年約35~40人の新卒採用目標を掲げていました。内訳はシステムエンジニア職が30~35人、営業職が数人です。最終的に目標人数は達成できていたものの、その過程には多大な労力を要していました。
近年、新卒採用市場はますます激化しています。優秀な学生を大手企業と競合する中で、内定辞退などの課題も発生していました。その結果、活動期間が長期化し、年度末まで採用活動を継続せざるを得ない年もありました。
そこで、こうした状況を打開し、より効率的に若手人材を確保する手段を模索していました。そうした状況の中、新卒採用でRe就活キャンパスなど学情のサービスを利用した経験があり、Re就活を認識していたことから、ターゲットを第二新卒層へ拡大する方針を固めました。
人材紹介会社と比較して採用コストを抑えられる点に加え、組織への好影響も期待していました。具体的には、社会人経験を持つ第二新卒が入社することで、同時期に入社する新卒社員にとって良い刺激となり、同期全体の結束や成長を促す副次的な効果が得られることも狙いでした。

課題の解決に向けた取り組み
①求職者の不安や負担を軽減する選考フロー
まず着手したのは、求職者との接点の見直しです。応募後直ちに選考を実施していた従来の手法を改め、合否を問わないカジュアル面談を挟むフローへと変更しました。会社説明会では、全体に向けて情報を発信する形式を避け、1対1の対話形式を採用することで、まずは当社のことを深く知ってもらう時間を設けました。
求職者の多くは現職中であり、転職活動に対して少なからず不安や疑問を抱えています。そのため、面談では安心してもらえるように心がけました。個別の状況に応じた密なコミュニケーションをとったことで、求職者の心理的ハードルが下がり、その後の選考移行率が大幅に向上しました。その結果、このカジュアル面談を経由した方の多くが自社への理解を深めた上で入社に至っています。
また、現職中の求職者の負担を減らすため、選考プロセスの短縮にも取り組みました。従来は、適性検査と作文により約1時間半を要していましたが、工程を見直し、適性検査のみに絞って一次面接と同日に実施しました。
これにより、求職者の来社回数を最小限に抑えることができました。スピーディーな対応で求職者の熱量を維持し、選考離脱を防ぐ体制を整えることは、売り手市場において必須と考え、体制を整えました。
②内定辞退を防ぐ、徹底的なフォロー
内定通知後、実際に入社の承諾を得るまでのフォローにも力を注ぎました。内定を出したまま接点が持てなくなり、疎遠になってしまうことを避けるため、内定者の志望度が高い状態のうちに面談を実施する意図がありました。
特に効果的だったのは、内定者の希望に合わせた先輩社員との面談設定です。一方的に押し付けるのではなく、内定者一人ひとりに誰と話したいかという希望をヒアリングした上で選定しました。
システムエンジニアの現場の声が聞きたいのか、プロジェクトリーダーのマネジメント視点を知りたいのか、それぞれの要望に合致する社員を紹介し、Webや対面で面談を実施しました。場合によっては1回だけでなく、異なる立場の社員と複数回面談を行うこともあります。現場のリアルな声を届けることで、入社後の働くイメージをより明確にしてもらい、内定承諾への後押しとしました。
加えて、スカウトメールの配信戦略も工夫しました。当社では、キャリア(経験者)採用での入社であっても新人研修は4月1日に一斉スタートするというスケジュールが決まっています。
そこで、その日程から逆算してスカウトメールを配信しました。例えば年末など、求職者が転職を考えて動き出すタイミングに合わせて集中的にアプローチを行い、4月の研修開始に間に合うよう母集団の形成を図りました。
当初は2人の採用を目標としていましたが、結果として東京で3人、大阪で2人の計5人の採用に成功しました。採用した全員がシステムエンジニア職であり、予想以上の成果に社内でも評価の声が上がっています。

学情の営業担当・サービスに対する評価について
①営業担当に対する評価
学情の営業担当は、こちらの質問に対する回答が非常に迅速で、採用実務における課題を先回りして解決してくれました。
特に助かったのは、求職者へのメール文面の作成サポートです。求職者の中には、自己PRや職務経歴書の作成に慣れていないことが原因で、企業に興味を持ちつつも応募を躊躇している方もいます。そうした場合には、メール文面に自己PRを引き出すための項目を追加し、返信しやすい構成に整えてくれました。
また、企業プロフィールの表現もより魅力的になるよう推敲してくれるなど、細部にまで踏み込んだ具体的なアドバイスをいただきました。こうしたきめ細かなサポートにより、工数が大幅に削減され、面接などのコア業務に集中できました。
②サービスに対する評価
実際にRe就活を利用して感じたのは、登録している求職者の層が、当社のような企業と非常にマッチしている点です。過度な待遇やブランド志向よりも、自身のキャリアに合った環境や、着実に成長できる場を求めている方が多い印象を受けました。働きながら転職活動をしている真面目な層が多いことも特徴として実感しています。
新卒採用を含めて複数の媒体を利用してきましたが、Re就活が最も採用単価を抑えられ、費用対効果が高かったと社内でも評価されています。また、入社した第二新卒の社員たちは、社会人としての基礎ができているため、研修の場でも新卒社員をリードする存在となっています。その結果、当初の期待通り、組織に良い刺激も生まれています。
今後の展望
学情のサービスを活用した採用活動の結果を受け、翌年度もRe就活を継続利用する方針です。今後は、開始時期を9月に早めるなど、より早期から第二新卒層へのアプローチを強化していく予定です。
また、新卒採用向けのRe就活キャンパスの利用も計画しています。新卒と第二新卒の両軸で学情のサービスを活用し、厳しい採用市場の中でも質の高い人材を確保したいです。学情と一緒に目標達成を目指して進んでいきたいと考えています。

※記事内容は取材当時のものです(2026年2月)
-
会社名
株式会社キーマネジメントソリューションズ
-
事業内容
1.システム構築事業 2.ITサービス&SI事業 3.コミュニケーションデザイン事業 4.ビジネスソリューション事業
-
所在地
東京都新宿区新宿4-3-17ヒューリック新宿四丁目ビル6F
-
HP