「ガクチカ」最前線!

海外エンジニアと通訳なしで話せる、
英語力も技術力も備わったエンジニアになりたい。

福岡工業大学 工学部知能機械工学科3年 原田元気さん
福岡工業大学 工学部知能機械工学科3年 原田元気さん
「For all the students~すべての学生生徒のために~」という経営理念のもと、全ての教職員が協働し、常に学生・生徒のことを第一に考え、スピード感と実効性を伴った学園改革を推進し続けている福岡工業大学。「自律的に考え、行動し、様々な分野で創造性を発揮できるような実践型人材」の育成のために、正課授業では教養、専門知識、専門スキルに加えて、初年次から「志向する力」「共働する力」「解決する力」「実践する力」を修得させています。また学修形態でも授業の約80%でアクティブラーニング(AL)型学修を展開しており、「主体的な学修体験」「実践する力」の修得、「生涯学び続ける力」の醸成を目指しています。
今回は、実践型人材として成長した2名の福工大生、それぞれのガクチカをご紹介します。ここでは工学部知能機械工学科3年の原田元気さんのお話をご覧ください。
※記事の内容は取材当時のものです。

ここでなら自分がやりたい研究に没頭できそうだと考え、福工大へ進学を決意。

――原田さんが福岡工業大学に進学した理由についてお聞かせください。
ものづくりが得意だった祖父の影響もあり、私も小学校の頃に野球盤を自作する等、小さい頃から自分で何かを作り出すのが大好きでした。将来は工業大学に進学したくて工業高校に進学、いざ大学受験を、という時に福岡工業大学のオープンキャンパスに参加したのですが、施設の充実ぶりに圧倒されまして、ここでなら自分がやりたい研究に没頭できそうだと考え、進学を決意しました。
――工学部知能機械工学科ではどのようなことを学んでいらっしゃるのですか?
機械工学を学ぶ上で必須となる四力学(流体力学、機械力学、材料力学、熱力学)の修得を中心に、機械の動きを検知し制御する方法について学修・研究を行う知能機械制御工学や計測工学等を学んでいます。「知能機械」とはこれまでの「自動化」から進化し、機械に“人間に似た振る舞い”をさせる「自律化」を目指したもので、例えば自動ドアはセンサーによって人が近づいた際に自動的に開閉を繰り返すだけですが、自律ドアは不審者が近づいた際には開閉をストップするという判断を自らで行うようになります。これらの技術は、ロボットや人工衛星、自動車、エアコン、巨大なプラント等、様々な分野から期待されている研究領域です。

さらにものづくりが好きになれた、プレ卒研での貴重な経験。

――もうすぐ4年生になりますが(取材日:2022年2月24日)、卒業研究に向けた準備は順調ですか?
はい、私は「空気と制御」に関する研究室に所属しており、これからいよいよ卒研のテーマを本格的に決めていくことになります。3年生の後期には卒業研究の前段階として行う「プレ卒研」として、先生から与えられたテーマを実施し、4名1チームになって制御装置をゼロから最後まで完成させました。実際に、設計・部品の発注・製造・制御、そしてテストに至るまで、全ての工程を自分たちの手でやり遂げてみて、ものづくりの難しさを痛感すると同時に、それ以上の面白さや奥深さ、そして何よりやり遂げた時の達成感を知ることができ、さらにものづくりが好きになれた、とても貴重な経験を積むことができました。
――授業で学ぶだけでなく、実際に手を動かしてみないと気付かないことが、数多くあるということですね。
以前は何気なく使っていた掃除機や給湯器も、いまではどうやって動いているんだろうと考えるようになりましたし、すぐに調べる習慣が身に付きました。こうした探究心・好奇心は今後ものづくりを学んでいく上でとても大切だと思います。また研究にとってPDCAサイクルを回していくことがとても大事だと聞いてはいたのですが、自分で実際にやってみて改めてその重要性を、身をもって体感することができたのも貴重な経験になりました。
――では、難しさを感じた点はどのようなものでしたか?
まず思い出すのが時間配分です。当時はプレ卒研に加え、通常の授業やテスト、さらにインターンシップにも積極的に参加していたのですが、ものづくりが好きなあまり、のめり込んでしまう性分のため、プレ卒研に時間を使いすぎて課題がたまる等、他のことが疎かになってしまうことが多々ありました。また4名1チームで研究を進めていくのですが、最初に全員の意思疎通を十分に図れていなかったため、スムーズに進まなくなったことがあったのですが、そこでメンバー全員でしっかりと話し合い、軌道修正した結果、なんとかゴールまでたどり着くことができました。いま振り返ってみて考えてみると、企業で新技術や新製品を研究・開発している方々は本当にすごい仕事をしているんだな、と改めて思いますね。

FAをより加速させることができるような、画期的な技術を確立したい。

――卒業後は大学院に進むことが決まっているそうですが、インターンシップにも参加されているんですね。
はい、自分が興味のある業種・職種に関して、早めに知っておきたいと思い、3年生の夏休みからインターンシップに参加しています。そこでもともと興味のあった産業ロボットに加え、工作機械に関する仕事にも関心を持つようになりました。いま学んでいる知能機械の知識を活かし、産業ロボットや工作機械といった「ものづくりの現場を支えるものづくり」の研究・開発職に従事し、将来はFAをより加速させることができるような画期的な技術を確立したいと考えています。
――そのためにいま、英語の学習にも力を入れているそうですね。
産業ロボットや工作機械といった分野は海外企業との取引も多く、できれば通訳なしで海外のエンジニアと共同で研究・開発がしたいと考え、英語力の向上に励んでいます。まず1年生の春休みの1か月間、アメリカ在住のいとこの家に泊まらせてもらって生の英語に触れたのを皮切りに、3年生の夏休みに3週間のオンライン留学プログラムに参加、実はいまも春休みを利用して同じく3週間のオンライン留学プログラムを受講中です。いまでは簡単な日常会話であれば対応できるまで向上し、TOEICも当初から比べると200点ほどスコアアップすることができましたが、まだまだ専門的な英語力が身に付いたといえるようなレベルではありませんので、これからも継続して努力し、いつかは国際学会の場で自分の研究をいきいきと話せるようになりたいです。将来的には、英語力も技術力も備わったエンジニアになれればと考えています。

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