「ガクチカ」最前線!

個性と一体感を発揮し、
見る人も自分たちも、笑顔になれる演技を。

明治大学チアダンスチーム Blooms
明治大学チアダンスチーム Blooms
チアリーディングから派生し、ポンポンを手に、音楽に合わせてキックやジャンプといったテクニックを駆使し、チームでパフォーマンスを行うチアダンス。結成間もないにもかかわらず、その熱心な活動姿勢から明治大学の公認サークルに認定されたBloomsから、代表の宮部まりなさん(商学部2年生/写真右)と会計の武元寿珠さん(文学部2年生/写真左)にお越しいただき、お話を伺いました。
※記事の内容は取材当時のものです。

花束のように、全体で美しさや一体感を発揮したい。

――チームの特徴と、主な活動内容についてお教えください。
宮部:チアダンスチームBloomsは2019年2月に結成された、まだ生まれたばかりの新生チームです。現在の選手は14名で大会や明大祭でパフォーマンスが披露できるよう、週に3~4回の練習を重ねています。当面の目標は8月の東日本大会で、100を超えるチームが参加しますので、そこに向けてチーム一丸となってトレーニングに取り組んでいます。

武元:チアダンスはチアリーディングとは異なり、チーム全員の動きが揃っていることが重要です。一人ひとりがそれぞれに輝きを放ちつつ、全体で美しさや一体感が発揮できるようなチームになりたいという思いを込めて、チームを「花束=Blooms」と名付けました。

宮部:それとチアダンスは選手一人ひとりの動きがチアリーディングと比べてよりスポーティで迫力があり、見る人を元気づけるのはもちろん、競技をしている私たち自身も元気になれるのが魅力ですね。
――チームには1年生と2年生しかおらず、チアダンスの競技経験のない方もいらっしゃるそうですね。
宮部:経験者と呼べるのは私と副代表の2名だけで、あとはバレエやバスケといった他のスポーツの経験者や、なかにはスポーツ経験のないメンバーもいます。動きを合わせるのがチアダンスの基本ですので、一人だけ突出した演技ができてもチームとしての評価は上がりません。

武元:私もほぼ未経験から始めましたので、今でも動きを合わせるだけで精一杯、というのが正直なところです。でも何度も繰り返し練習する中で少しずつ成長できているのはとてもうれしいですね。

宮部:チームの代表としてはまずメンバーに、チアダンス=楽しいもの、ということを常に感じてもらえるように気を配っています。まだ技術的に劣っていても練習が楽しい、少しでも上達すると嬉しい、とメンバーが言ってくれるので、それが一番のやりがいになっています。

ゼロから何かを作り上げる難しさと、やりがいから得た、成長の実感。

――Bloomsの活動を通じて、一番学んだことは何でしょう?
武元:何事もそうだと思うのですが、ゼロから何かを作り上げるのにはエネルギーがいるな、ということです。部員を増やすにはどうすればいいか、SNS等を駆使してより多くの人に知ってもらうには、大学公認を得るために必要な事務手続きや、ご協力いただける大学職員の方へのご依頼等・・・。ひとつのことを成し遂げるために、人をどう巻き込んでいけばよいかを学ぶことができたのはとても貴重な経験になりました。

宮部:私も同感です。しかもその苦労は今も継続中で、まだまだ苦難の連続です。でも社会に出る前にこうした経験、学内外の多くの大人の方々と接する機会を得られたことで、私自身も大きく成長できたと感じています。

武元:まだ2年生になったばかりで、将来のことは漠然としか考えていませんが、チアダンスで感じた人を笑顔にすることの喜びや、何かを作り上げていく達成感を得られる、誰かのために役に立つ仕事に就きたいと考えています。あと現在学んでいる英語とフランス語が活かせる仕事がしたいですね。

宮部:社会に出て働くということは、お金ももちろん大事だと思うのですが、自分の存在理由、存在価値を認めてもらえる場所として、働く場所があるんじゃないかなと感じています。私もまだ将来のことを明確に考えているわけではないのですが、そんな場所にたどり着けるように、今できることを精一杯頑張りたいと思います。

チームの未来のため、自分の将来のために、今を無駄にしない。

――チームの活動以外で、打ち込んでいることはありますか?
武元:私は文学部のフランス文学専攻に所属しており、フランス語圏への1か月間の留学を経験したのですが、これからは英語にも注力したいを考えています。今はまだ700点程度ですが、卒業までにTOEICで900点を超えられるよう、学びを深めていきたいと思います。

宮部:私は現在2つのゼミに所属して、特に英語学習に力を注いでいます。まだ決まっていませんが、卒業までに英語圏への長期留学をする予定です。

武元:私が明治大学を選んだのは、国際的な活動・経験が多く積めるから。Bloomsの活動に加えて、学びの面でもとても充実した学生生活を過ごしています。
――では最後に、今後の夢・目標を教えてください。
武元:せっかく誕生したチームが、後輩たちによって大きくなり、そして長く続くように、その土台作りをしっかりとすることですね。そのためにも目の前のことはもちろん、長期的な視野を持って活動していくことが大切だと考えています。

宮部:目前に迫った8月の東日本大会では、結果ももちろん大事ですが、全員が達成感を感じられる演技ができればいいなと思っています。そのためにはまず練習で演技を完璧にすることが不可欠ですから、残された時間を1秒も無駄にせず、悔いのない晴れやかな気持ちで本番を迎えたいですね。

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