人材不足が深刻化する日本企業は、エンゲージメントレベルを向上させ、人材育成、業績貢献に結び付けていくことが急務です。しかし、日本のエンゲージメントスコアは世界最下位レベルと言われています。米ギャラップ社が2017年に発表した調査「State of the Global Workplace 2017:GALLUP」によると、日本のエンゲージメントスコアは調査対象139カ国中132位という結果になりました。「非常に意欲的な社員」の割合も世界平均が15%なのに対し、日本ははわずか6%に過ぎないという結果でした。この調査報告をきっかけに、日本でも大企業だけでなく、中小企業においてもエンゲージメントの向上を経営の優先課題として掲げるケースが増えています。