「ガクチカ」最前線!

ゼロから作り上げる難しさを、チーム一丸で乗り越える。

東京女子大学 東女瓦版編集部
東京女子大学 東女瓦版編集部
東京女子大学唯一の新聞サークルである、東女瓦版編集部。38年の歴史がありますが、部員数の減少等により数年前には廃部の危機に陥りました。ですが現在の4年生が復興に尽力した結果、現在は3年生6名、2年生2名の計8名で年3回(4・7・11月)の発行の他、SNS等を使って東女生の役に立つ情報を発信しています。今回は部長である吉澤侑里さん(写真中左/現代教養学部人文学科3年)をはじめ、長岡怜那さん(写真中右/現代教養学部国際社会学科3年)、熊谷里佳さん(写真左/現代教養学部心理・コミュニケーション学科3年)、谷野茉衣子さん(写真右/現代教養学部人文学科3年)の4名に、活動の内容ややりがい等についてお話をお伺いしました。
※記事の内容は取材当時のものです。

大学新聞「東女瓦版」を発行する大学唯一のメディアサークル。

――東女瓦版編集部の活動内容についてお教えください。
部吉澤:東女瓦版編集部は東京女子大学の公認サークルで、大学新聞「東女瓦版」を発行している大学唯一のメディアサークルです。新聞の発行だけでなくSNSやブログでの情報発信、また広告を掲載いただける企業集め等、メディア制作に関する全ての業務を行っています。

長岡:東女瓦版は年3回、4・7・11月に発行しており、その時期に合ったタイムリーな情報を発信し、東女生の学生生活をサポートしています。また毎号編集長が代わるのも特徴で、私は今年の4月号の編集長を務めました。

熊谷:東女瓦版は38年の歴史があるのですが、私達が入学する前には部員不足で廃部寸前になっていたそうです。そんな状況を打破すべく、私達の1学年上の先輩方が知り合いの新聞記者の力を借りる等、様々な努力をして復興していただいた結果、今はまた安定して新聞発行ができるようになりました。

谷野:その先輩方は3年生の11月に引退されましたので、今は私達3年生が6名、2年生が2名の8名で活動しています。新型コロナウイルスの影響で1年生が登校できず、まだ新入部員がいませんので、通常通りに登校ができるようになれば新聞発行だけでなく部員集めも頑張って、歴史を後輩たちにつないでいきたいですね。
――皆さんが東女瓦版編集部に参加したきっかけを教えてください。
谷野:入学前、他大学を受験した際にたまたまその大学の新聞部の方が受験生に新聞を手配りしている姿を見たのですが、その時に「大学の新聞サークルってひとつしかなくて、大学の鏡だな」と思ったんです。私も大学の中心的な存在のサークルで活動し、いろいろな情報を学生に向けて発信したいと思い、東女瓦版編集部に入部することにしました。

熊谷:私はもともとメディアに興味があり、現在も大学でメディアに関して学んでいます。課外活動でもメディアに関わることがやりたかったですし、学生のためになれるのであれば、と考え、入部しました。

長岡:私は小学生のころから新聞記者になりたいという夢がありました。大学入学後に東女瓦版の存在を知り、メディアに関わってみたいと思い入部を決めました。

吉澤:私は活動内容もさることながら、少人数で活動しているサークルを探していて、東女瓦版編集部と出会いました。大人数のサークルに所属したこともあるのですが、少人数のほうが自分の役割が明確で、やりがいをより感じることができると思ったからで、実際に活動してみると想像以上にやりがいを感じられますし、とても楽しいですね。

チームで一体となって何もないところから作り上げていく。

――東女瓦版編集部に参加して一番のやりがい、楽しいことは何ですか?
吉澤:新聞が実際に出来上がり、手にした時が一番嬉しいですね。東女瓦版は企画・編集も私達自身で行っており、女子大生ならではの感性を盛り込めるのも楽しいですし、どんな企画、記事が喜ばれるか、試行錯誤しながら作り上げていくのもとても面白いと感じています。

熊谷:4月号では毎年履修に関する記事を掲載するのですが、「記事を参考にして授業を決めました」といった声を聞けた時は嬉しいですし、学生のためになりたいと思ってこのサークルを選びましたので、それが実現できた時はとてもやりがいを感じます。

谷野:新聞づくりはまずどのような記事にするか企画を考えて、それを全員に見てもらってそこからさらにアイデアを膨らませていくのですが、自分には思いつかないような意見を他のメンバーから出してもらえた時に感じる驚きや新鮮さが私は好きですね。またそうやって苦労して考えた企画をみんなで協力しながら完成させ、実際に新聞という目に見える形になることに、楽しさや喜びを感じています。

長岡:東女瓦版は1つ上の先輩から新たな歴史を歩みだしましたので、これまでの積み重ねがなく、毎号ゼロから作り上げています。大変ではありますが、むしろ私はそこが面白いですし、チームで一体となって何もないところから作り上げていくところに一番のやりがいを感じています。
――では逆に、難しいこと、大変だと感じることは何ですか?
谷野:学業との両立ですね。新聞の締め切りとレポート提出の期限が重なったりすると、本当に大変です。

熊谷:例えば大学の教授への取材の際には、お出しになられている論文や出版物を事前に読んでから伺うようにしているのですが、そうした準備にかなりの時間を要するのが大変です。あと企画立案の際には部員から様々な意見が出されるのですが、意見が対立してしまうこともあり、それをまとめるのが難しいです。

長岡:私は自分が物事に臨機応変に対応する力に欠けていると感じており、今回の新型コロナウイルスの影響で今年の4月号を急遽WEB版で発行することになった際もとても苦労しました。ですが今振り返ってみると、自身の弱点を克服する、とてもいい機会だったと感じています。

吉澤:先ほどのやりがいの話で長岡が触れましたが、再スタートからまだ時間が浅いため、初めてのことばかりで大変なことの連続ですね。昨年までは先輩に相談することもできましたが、今は私達が最上級生ですので、自分たちでスキルアップしていかないといけないな、と強く感じています。

そのため、知り合いの新聞記者に紙面編集のスキルを教えていただく勉強会を開催する等、全員のレベル向上の機会を設けるようにしています。

さらに上を目指して自分を成長させていきたい。

――東女瓦版編集部の活動を通じて、一番学んだことは何でしょうか?
吉澤:「チームで動く」ことの大切さです。私はもともと一人で集中して作業するほうが好きだったのですが、チームで動くのも楽しいな、ということを学ぶことができたのは、とても大きな経験になったと思います。

長岡:私は以前からオーケストラで音楽をやっており、チームプレイが好きだったのですが、大人数ではなく東女瓦版編集部のような少人数での活動の楽しさ、そして難しさを学ぶことができました。

熊谷:臨機応変に動く力が身につきました。通常、東女瓦版は4面までなのですが、良いインタビューが取れた時は紙面を増やしたり、読者のことを考えて行動できるようになったと感じています。

谷野:新聞づくりをやっているとメンバーそれぞれの長所が見えてきますし、人にはそれぞれ得意・不得意な分野があって、適材適所で仕事をすることの重要性に気付くことができました。あと、自分に対する分析力も身につきましたね。
――では最後に皆さんの今後の夢・目標についてお教えください。
谷野:私は今まさに夢を探している最中で、まずは今のこの瞬間を大事にしたいと考えています。いつか人生に終わりが来た時に、「悔いのない人生だったな」と思えるよう、1分1秒を大切に生きていきたいと思います。

熊谷:私は「グローバルでしなやかな女性」になることが目標です。これは20歳の誕生日に母からもらった手紙にあった言葉で、単なる語学力ではなく異なる文化の人々と真のコミュニケーションを図ることができ、TPOに応じた言動ができる女性に成長できるよう、これからもいろいろなことに挑戦していきたいと思います。

長岡:東女瓦版編集部では自らの足で情報を集め、発信する活動をしてきました。これからもこの経験を活かして、人々の身近に寄り添い、安心や幸せを提供できる仕事がしたいと思います。

吉澤:以前の私は自分に自信が持てず、東女瓦版編集部に参加した時も、本当に私にできるのかなという不安がありましたが、活動を通じて様々な経験を積み、今では自分に自信を持つことができるようになりました。これからも今の自分に満足することなく、さらに上を目指して自分を成長させていきたいと思います。

関連記事

採用の課題はぜひ学情まで
ご相談ください。

電話でのお問い合わせ