2026.09.30
施工管理職の採用難を突破し若手人材との出会いを創出
株式会社冨島建設
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業 種
建設・不動産
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事業規模
101~500人
施工管理職の新卒採用難を機に、第二新卒採用へ初めて挑戦。
施工管理を志望する求職者との接点が生まれ、4人の採用を実現
課題・ニーズ
新卒での施工管理職の採用が困難。未経験でも施工管理に意欲のある若手を採用したい
活用したサービス
Re就活、転職博、Re就活キャンパス、就職博
効果
接点の少なかった施工管理希望者との出会いが生まれ、4人の採用に成功
採用成果
- 応募14名
- 内定7名
- 入社4名
- ※Re就活経由での採用実績のみ
当初抱えていた課題・ニーズについて
当社は、土木工事の施工及び施工管理を手がける会社です。ダム・高速道路・河川改修・災害復旧などのインフラ整備を中心に、大型重機を駆使した大規模な土木工事を得意としています。また、ICTを活用した施工支援システムをほぼすべての重機に導入し、全国各地の現場で活用しています。
当社では1995年9月、雲仙普賢岳の災害復旧工事において、ラジコン重機による無人化施工に携わりました。以来、さまざまな現場で経験と実績を積み重ね、近年では、現場から遠く離れた場所から重機を操作する「超遠隔施工」、さらに施工データやプログラムに基づいて重機を稼働させる「自動化施工」へと取り組みを拡げています。
こうした技術は、危険な場所での作業を減らすだけでなく、施工の効率化や省人化、人手不足への対応にもつながります。当社では、元請会社や建設機械メーカーなどと連携しながら、新しい技術を積極的に現場へ取り入れ、実施工を通じた技術検証や実用化にも協力しています。
当社は、土木工事を専門とする専門工事業者(サブコン)として、設立以来72年にわたり、大型重機を用いた施工技術と現場対応力を培ってきました。施工技術が進化する一方で、実際の工事を進めるうえでは、人と人との連携が欠かせません。
現場では、元請会社や協力会社など多くの関係者とチームで仕事を進めます。そのため採用では、周囲と円滑に意思疎通を図り、信頼関係を築きながら仕事に取り組める方を求めています。
これまで、新卒採用では他社のナビ媒体に求人を掲載し、キャリア(経験者)採用ではリファラル採用やハローワークを中心に募集していました。しかし、新卒採用を続けても、施工管理の技術者の採用は思うように進みませんでした。
そうしたなか、新卒採用で利用していたRe就活キャンパスの営業担当へキャリア(経験者)採用について相談した際に提案されたのが、第二新卒への挑戦です。一定の社会人経験を持つ若手人材と出会える点に魅力を感じ、Re就活を活用した第二新卒採用の導入を決断しました。

課題の解決に向けた取り組み
①ヘッドハンティングとスカウトのダブル運用で、接点を拡大
Re就活で第二新卒にアプローチするにあたり、条件が一致する求職者へ定期的に配信されるスカウトと、当社が一人ひとりに文面を作成して送るヘッドハンティングを併用しました。
ヘッドハンティングでは、まず求職者の希望勤務地に着目しました。当社は全国に支店や事業所を構え、各地で現場を手がけています。そのため、当社が人材を必要としている地域での勤務を希望する求職者を優先してアプローチしました。
また、文面は求職者の経歴を一人ひとり確認して作成しました。経歴のなかに当社の業務となじみのありそうな経験があれば、その経験を当社の仕事でどのように生かせるのかを具体的に伝え、入社後の活躍への期待も添えています。まずは接点をつくることを重視し、1日10件を目安に送信を続けました。
一方のスカウトは、学情の営業担当のサポートを受けながら運用しました。勤務希望地などの希望条件を営業担当に伝え、条件に合う求職者へ定期的に配信してもらう形です。このように、ヘッドハンティングとスカウトを併用したことで、これまで接点のなかった施工管理を志す求職者との出会いが生まれたと感じています。
②応募ハードルを下げる求人原稿とカジュアル面談
第二新卒採用では、未経験でも施工管理に挑戦する意欲のある若手を迎えたいと考えています。しかし、未経験の求職者になじみのない仕事の求人は、業務内容が実際よりも難しく感じられることがあります。そこで、応募の入り口となる求人原稿と、求職者と直接話すカジュアル面談の両方で、応募への心理的なハードルを下げることを重視しました。
求人原稿は、学情のサポートを受けながら作成しました。第二新卒向けの募集であることを踏まえ、業務内容の欄には、新入社員が入社後に担う可能性のある業務を現実に即して記載しました。実際の仕事の姿が伝われば、求職者も安心して応募に踏み出せると考えたためです。
カジュアル面談では、求職者との向き合い方を工夫しました。企業の採用担当者としてではなく、あくまで人と人として向き合い、求職者がリラックスして話せる雰囲気づくりを大切にしています。雑談を交え、求職者の表情を見ながら現在の状況に耳を傾け、話への共感を重ねることで、親近感を持ってもらえるよう心がけました。
③社長・支店長が直接求職者と対話。現場のリアルを伝える転職博運営
近年、東北エリアで現場の案件が増えていることから、当社は東北で働く人材の採用に取り組んでいます。宮城県に勤務地を限定した求人をRe就活に掲載するとともに、仙台で開催された転職博にも出展しました。ブースには、採用担当だけでなく、社長と東北の支店長も参加しました。
背景には、採用活動に全社で取り組むという社長の考えがあります。なかでも支店長は、管轄するエリアの最終的な責任者です。配属された社員が、入社後に必ず関わることになるので、支店を率いる支店長の人柄を転職博の場で感じてもらうことは、求職者にとってプラスになると考えました。
実際の会場では、現場の話に興味を持つ求職者が多く見られました。そこで会社説明の後に、施工管理を経験した支店長から直接話を聞ける機会を設け、現場で実際にどのような仕事をしていたのかを語ってもらいました。そのうえで、詳しい話を聞きたい方には、あらためて当社へ話を聞きに来てもらえるよう案内しています。社長や支店長が直接現場の実情を伝えられたことは、転職博出展における大きな収穫です。
学情の営業担当・サービスに対する評価について
学情の営業担当に対する評価
学情の営業担当とは、定期的に打ち合わせを重ねました。こまめに連絡をもらえたことで運用上の課題を早期に発見でき、Re就活の運用も社内にスムーズに定着しました。
打ち合わせのたびに、求人のPV数や、閲覧した求職者の男女比・年齢層といったデータを共有してもらいました。PV数は、自社の数字だけでは高低の判断が難しい指標です。学情の営業担当は、数字が十分な水準にあるのか、低いときは何が原因なのかまで説明したうえで、次の手法を提案してくれます。
また、求職者が選考へ踏み出す心理的なハードルを下げることが大切だという助言も受けました。助言を踏まえ、明らかにマッチしない場合を除き、次の選考の案内を当社から積極的に行うようにしました。なかでもカジュアル面談では、対話を通じて人柄を見極め、面接に進んでもらいたいと感じた求職者には、書類提出のみで面接へ案内しています。
サービスに対する評価
学情のサービスを通じて、20代の若手や、未経験でも挑戦しようとする前向きで成長意欲の高い人材と出会えるようになったと実感しています。
施工管理職以外では、前職で営業職を経験し、当社では建設事務職として入社した社員もいます。入社から約1年が経ち、持ち前の穏やかな人柄を活かして周囲と良好なコミュニケーションを取りながら、現在では現場を支える業務も任されるなど、着実に仕事の幅を広げています。
今後の展望
今後も施工管理の採用を着実に積み重ねていきたいと考えています。現在、転職博などのイベントには、本社のある大阪を中心に出展していますが、必要に応じて採用を強化したい地域での出展も視野に入れる方針です。
第二新卒採用に取り組むなかで、出会える人材の幅も広がっています。実際に、他業種で活躍してきた方が施工管理職として入社しました。これからも未経験からの新しい挑戦を歓迎し、経歴の異なる幅広い人材を迎えながら採用活動に取り組んでいきます。

※記事内容は取材当時のものです(2026年6月)
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会社名
株式会社冨島建設
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事業内容
■ダム建設工事・敷地造成工事・道路工事・災害復旧等の施工、管理
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所在地
大阪市福島区海老江3-5-25
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HP