知名度を活かした呼び込みとスピード選考で若手を採用
株式会社御座候

株式会社御座候

  • 業  種

    販売・小売

  • 事業規模

    101~500人

ハローワーク中心の採用では20代の獲得に苦戦。Re就活と転職博を導入し、関西の知名度を活かした呼び込みで若手を2人採用

  • 課題・ニーズ

    ハローワーク中心の採用では20代の獲得が難しく、若手採用に特化した新たなチャネルを導入したい

  • 活用したサービス

    Re就活、転職博

  • 効果

    Re就活と転職博それぞれから1人ずつ、計2人の若手採用に成功

採用成果​

  • カジュアル面談6
  • 内定3
  • 入社2

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は回転焼(今川焼・大判焼)の実演販売を中心とした和菓子製造業です。創業76年を迎え、100年企業を目指して、関西エリアを中心に店舗を展開しています。

 

主力商品は回転焼で、袋入りつぶあんや柏餅・よもぎ餅等を取り揃えています。原材料には独自の選別基準で選び抜いた北海道産の小豆のみを使用しています。素材本来の味と風味を最大限に活かした商品づくりにこだわっています。経営理念は当願衆生(とうがんしゅじょう)です。大勢の人と協力し、お客様に喜んでいただけるサービスや商品を提供することを大切にしています。

 

採用にあたり求職者に求めているのは、「御座候や小豆が好きであること」「自分の作った商品でお客様に喜んでもらいたいという気持ち」「コツコツ努力できる実直さ」の3つです。

 

入社後は全員が未経験からのスタートで、回転焼を焼き上げる技術が身につくまでには半年から1年ほどかかります。そのため、食品や調理の経験以上に重視しているのが、一つのことを粘り強く続けられる力です。

 

たとえば、長年続けている趣味があったり、早起きや日記といった小さな習慣を毎日コツコツと積み重ねていたりと、一つの目標に向かって努力を続けた経験があれば、着実に技術を身につけ、継続していけると考えています。

 

これまでの採用活動では、ハローワークを中心に、他の求人媒体も並行して活用していました。応募はある程度集まり、採用そのものはうまくいっていたものの、応募者の年齢層は30代前半が多く、ターゲットとしたい20代からの応募を十分に集められないことが課題でした。

 

20代へのアプローチ方法を模索していたタイミングで、テレビCMで知っていた学情から連絡をもらいました。他社と比べても費用を抑えられるうえ、ターゲットとする20代へのアプローチに強みがある点が導入の決め手です。加えて、採用したい地域で転職博が開催されていた点も魅力的でした。

課題の解決に向けた取り組み

①知名度を活かしたブース演出で求職者との接点を広げる

転職博への出展では、関西エリアでの当社の知名度を活かして呼び込みに力を入れました。ブースには「御座候」の商品写真を使った飾り付けをし、関西で親しまれているブランド名を目立たせました。

 

ブースでは若手スタッフが中心となって、独自に制作した採用パンフレットを配布しました。通りかかる求職者に手渡しするスタイルは、学情の営業担当からのアドバイスを受けて取り入れたものです。学情の営業担当も会場内を回りながら、当社に関心を持ちそうな方に声をかけてくれました。おかげで求職者との接点が大きく広がったと感じています。

 

転職博にはこれまでに5〜6回出展しました。会話の中で御座候への思い出や小豆への関心がうかがえる求職者との出会いを大切にしています。実際に転職博をきっかけに採用した社員は、ブースで話を聞く姿勢から当社への興味の強さが伝わってくる人材でした。子どものころから当社の商品を食べて育ったそうで、強い愛着を持ってくれています。現在は店舗で着実に技術を磨いています。

②応募から2週間以内のスピード選考で入社意欲を保つ

応募から内定までを遅くとも2週間以内に収めるスケジュールで選考を行っています。求職者の多くは、他社の選考と並行して動いているからです。そのため、当社から早めに連絡することが、応募者の入社意欲を保つことにつながると思っています。 

 

実際に、転職博で出会った求職者には、当日中もしくは遅くとも翌日までにお礼のメールを送り、次回の選考日程もあわせて案内します。そして、応募があれば1週間以内に面接日を決めて、面接は1回のみ行い、面接から3日以内には合否を伝えるようにしています。

 

実際に転職博をきっかけに採用した求職者は、7月に転職博でお会いしてから、わずか3か月後の10月に入社しました。

③実店舗での面接実施で入社後のミスマッチを防ぐ

採用面接を本社ではなく実際の店舗で行っています。お店の現場を見てもらいながら、仕事のイメージを膨らませてもらいたいからです。これは入社後のミスマッチを防ぐうえで欠かせないと考えています。

 

当社は関西エリアを中心に複数の店舗を構えており、面接の場所は求職者によって調整しています。求職者の自宅から通える範囲や、新たに人を迎えたい店舗のバランスを見ながら、育成にも適した店舗を複数ご提案し、求職者と相談のうえで面接を行う店舗を決めています。

 

また、面接には該当店舗の店長も同席します。現場を任されている店長が直接話を聞くことで、求職者の人柄や姿勢を見極められ、当社で長く活躍してもらえる人材との出会いにつながると実感しているからです。 

 

入社時期も、4月入社にこだわらない通年採用の方針をとっています。月3回の入社日を設けており、キャリア(経験者)採用の場合は、その3回のいずれかに合わせて入社してもらいます。そして入社後は、自宅から通える範囲を基本に、規模の異なる店舗を複数経験しながら、段階的にマネジメント力を高めていける仕組みを整えています。

学情の営業担当・サービスに対する評価について

学情の営業担当のサポートには心から感謝しています。当初、営業としてまだ経験を積み始めたばかりの時期だったそうで、本人は至らない点もあると謙虚に話していました。それでも、いつも精一杯取り組んでくれています。その姿勢を見て、熱意に応えたいと感じる場面が何度もありました。

 

特に力を入れて取り組んでくれたのが、求人原稿の見直しです。初稿のまま掲載し続けるのではなく、求職者の反応を見ながら原稿の表現を何度も更新しました。なかでも印象に残っているのが、言葉選びの工夫です。

 

実際に、御座候の回転焼を幼い頃から食べて親しんだ求職者は少なくありません。その記憶や思い出に寄り添う言葉を、一緒に考えてくれました。当社ブランドへの親しみを採用へとつなげる工夫を、ともに練り上げてくれています。

 

また、転職博の会場でのサポートも印象に残っています。 来場者に積極的に声をかけ、当社のブースへ誘導してくれました。当日も最後まで支えてくれた学情の営業担当の存在は、心強いものでした。

今後の展望

創業から76年が経ち、100年企業を目指しています。そのために欠かせないのが、回転焼を焼き上げる職人の技術を次の世代に受け継いでいくことです。新卒採用では10代の高卒から大卒まで、毎年さまざまな若い世代を採用しています。あわせて、20代のキャリア(経験者)採用にも力を入れていきたいと考えています。

 

新しい店舗の出店も続けており、出店計画や現場の人員の配置を踏まえながら、採用計画を立てています。今後は人が必要になる時期や場所を見ながら、学情のサービスを活用していきたいと考えています。当社の未来をともに支えてくれる人材との出会いを、これからも広げていけることを期待しています。

※記事内容は取材当時のものです(2026年4月)

株式会社御座候
  • 会社名

    株式会社御座候

  • 事業内容

    和菓子の製造・販売

  • 所在地

    兵庫県姫路市阿保甲611-1

  • HP

    https://www.gozasoro.co.jp/