• トップページ
  • 事例
  • 採用コストを25%削減。研修まで担う一貫体制を構築し、若手7人を採用

2026.06.08

採用コストを25%削減。研修まで担う一貫体制を構築し、若手7人を採用

採用コストを25%削減。研修まで担う一貫体制を構築し、若手7人を採用
大喜産業株式会社

大喜産業株式会社

  • 業  種

    商社

  • 事業規模

    101~500人

採用担当者が採用活動から入社後の研修まで一貫して伴走する体制を整え、若手・第二新卒7人の採用に成功した。

  • 課題・ニーズ

    人材紹介依存による採用コスト高騰が課題。手法を適正化し、自社にマッチする新たな採用チャネルを開拓したい

  • 活用したサービス

    転職博、Re就活

  • 効果

    1年間で計7人の若手・第二新卒層の採用に成功。採用手法の分散により採用コストも削減
    ・カジュアル面談:約20人
    ・内定:8人
    ・入社:7人

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は大阪府に本社を置く、創業80年を超える機械の専門商社です。ロボティクス、伝動機器、産業機器、マテハン/設備機器の4事業を展開し、広範な産業インフラを支えています。

 

機械の専門知識の有無に関わらず人物を重視する文化が根付いており、役員の人柄や温かい社風に惹かれて入社を決める社員が多い点が特徴です。社員同士がお互いに気遣い合う人間関係が構築された、働きやすい環境が当社の魅力となっています。

 

学情のサービスを導入する以前は、新卒・キャリア(経験者)採用の両方で課題を抱えていました。新卒採用では長年他社媒体を利用していたものの、料金体系の変更に伴い、目標人数に対する費用対効果が不明瞭になっていました。

 

一方、キャリア(経験者)採用では、コストの高騰が課題でした。人材紹介会社をメインに活用していたため、採用人数に比例して膨らむコストの抑制が人事部門の急務となっていました。加えて、全国拠点の採用業務を一手に担う体制であったことから、業務の効率化と運用負荷の軽減も同時に求められる状況にありました。

 

そのような折に学情からのアプローチを受け、まずは実態が可視化されやすいイベントである転職博への出展から着手しました。画面上の情報だけではわからない求職者の様子を、会場で直接確認できる点に価値を見出したためです。実際に会場へ足を運ぶと、来場者の雰囲気や年齢層が当社の希望とマッチしており、最初の出展で採用に至る人材と出会えました。

 

加えて、出展時に学情の営業担当と接したことで、当社が最も大切にする「人とのつながり」の観点から、信頼して任せられると感じたことも本格導入の大きな決め手となりました。イベントを通じて自社にマッチする人材を確保できた実績と営業担当への信頼が契機となり、Web媒体であるRe就活の導入や新卒採用の窓口集約へと展開していきました。

課題の解決に向けた取り組み

①選考ハードルを下げ、個性を引き出すカジュアルなコミュニケーション

機械の専門商社と聞くと、求職者には「業務内容が難しそう」あるいは「理系出身者が多い職場だろう」と、先入観を持たれやすい傾向があります。そこで採用活動では、まずはイメージの払拭に注力しました。求職者と話す機会では、事業部や商材に関する専門的な説明を控え、当社が取り扱う部品が生活の身近な場所で使われている事実を伝えることで、求職者との心理的な距離を縮める工夫を凝らしています。

 

また、求人原稿上でも、前職の経験や学歴による選別を行わない方針を明示し、書類上の情報でレッテルを貼ることは避けました。個性をしっかりと発揮できれば社会で十分に通用するという考え方を伝え、未来の可能性に目を向ける姿勢を前面に打ち出しています。

 

実際の選考プロセスでは、一次面接をカジュアル面談として実施し、拠点見学を必須としました。各拠点の責任者に協力を仰ぎ、実際に働く人々の様子や現場の雰囲気を直接見てもらうことで、入社後のミスマッチを防いでいます。

 

特に転職博での出会いは重要な接点であり、Re就活を通じたフォローと組み合わせることで、カジュアル面談や拠点見学へ継続的につなぐ採用フローを確立しました。

 

イベントで接点を持ち、その後の丁寧なフォローを組み合わせた結果、Re就活と転職博を合わせて約20人のカジュアル面談を実施し、7人が入社に至りました。Re就活経由で入社した社員は総じてコミュニケーション能力が高く、対話に対しても積極的です。配属先の現場からも高い評価を受けており、当社の社風と非常にマッチする人材を獲得できました。

②採用から研修まで1人の担当者が伴走する教育体制

入社後の受け入れ体制を見直し、採用担当者が研修までを一貫して担う仕組みを構築しました。従来は配属先の現場でそれぞれ実務を教える方式でしたが、会社全体として統一した考え方や業務の流れを伝えるため、入社後の初期教育を重視しています。

 

新卒採用の場合は、4月からの3か月間を初期教育期間として設定し、社会人としての基本的なマナーから、受発注の入力といった実務までを体系的に指導しています。一方、中途採用に関しては入社時期や経験に個人差があるため、数日間を基本に、その人に合わせた内容・日数で初期教育を実施しています。

 

採用窓口である担当者が入社後も引き続き指導を行う体制は、求職者にとって大きな安心材料となっています。面接時に伝えた当社の姿勢や約束を、研修の場で直接示せるためです。現場にとっても、新入社員が基礎的な業務スキルを身につけた状態で配属されることで受け入れ時の負担が軽減され、実務への移行がスムーズになりました。こうした取り組みを通じて、人事と現場の信頼関係もより強固なものへと発展しています。

学情の営業担当・サービスに対する評価について

①営業担当に対する評価

学情の営業担当は、限られた人員で全国の採用業務を担う当社の状況を理解し、ページ編集やクリエイティブ面で手厚いサポートを行ってくれました。動画や写真の素材管理、原稿のブラッシュアップなどを代行してもらうことで、当社は面談や研修といった注力すべき業務に十分な時間を割けるようになっています。

 

現在までに、事前確認を省略してページ編集を一任できるほどの信頼関係が築かれました。また、当社の状況に合わせて豊富なノウハウに基づいた臨機応変な対応を自発的に行ってもらえる点も、大きな助けです。実務に踏み込んだ伴走体制と採用コストを大幅に削減できた実績により、役員に対しても今後の採用計画を明確な数値とともに自信を持って提案できる体制が整っています。

②サービスに対する評価

転職博での集客力や、登録している求職者の意欲的な姿勢を高く評価しています。人材紹介に依存していた体制から採用窓口を学情に集約したことで、状況に応じた的確なアドバイスをタイムリーに得られるようになりました。

 

さらに、現在は学情のサービスを主要な窓口としつつ、応募が集まりにくい地方拠点やピンポイントでの採用には人材紹介を活用する形へと移行しました。これにより、拠点ごとのニーズへ柔軟に対応できる体制が整っており、結果的に採用コストを約25%削減できた実績は大きな成果です。

今後の展望

今後の若手・第二新卒の採用は、年間を通じて学情を利用し、継続的な母集団形成を図る方針です。必要なタイミングで適切な人材にアプローチできる体制を維持し、安定した採用活動を実現していきます。

 

新卒採用では、学生の就職活動の動向を注視しつつ、当社にとって最適なチャネルを模索し続ける予定です。採用活動をゴールとするのではなく、当社独自の研修制度を通じて一人ひとりの個性を伸ばし、将来の組織を牽引する存在となることを期待しながら、次世代の核となる人材を継続的に育成していく考えです。

※記事内容は取材当時のものです(2026年3月)

大喜産業株式会社
  • 会社名

    大喜産業株式会社

  • 事業内容

    機械・産業機器の専門商社

  • 所在地

    大阪府大阪市西区立売堀1-5-9

  • HP

    https://www.daiki-sangyo.co.jp/