• トップページ
  • 事例
  • 既卒・第二新卒へのターゲット拡大で採用成功。「まずは会う」選考で入社意欲を高め、優秀層を獲得

2026.04.13

既卒・第二新卒へのターゲット拡大で採用成功。「まずは会う」選考で入社意欲を高め、優秀層を獲得

既卒・第二新卒へのターゲット拡大で採用成功。「まずは会う」選考で入社意欲を高め、優秀層を獲得
山口トヨペット株式会社

山口トヨペット株式会社

  • 業  種

    販売・小売

  • 事業規模

    101~500人

新卒採用の苦戦からターゲットを拡大。「まずは会う」選考と充実した研修により、未経験から質の高い若手人材の獲得に成功。

  • 課題・ニーズ

    新卒採用の目標未達により営業スタッフが不足。採用対象を広げ、若手人材を獲得したい。

  • 活用したサービス

    Re就活

  • 効果

    2025年の実績として8人の応募を獲得し、県外からのIターンを含む2人の採用に成功。即戦力となる人材を確保できた。

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は、山口県内においてトヨタ車の新車販売を中心に、レクサス・ダイハツ車の販売や、メーカーを問わない自動車整備、中古車販売など、幅広い事業を展開しています。県内約30店舗のネットワークを構築し、地域に密着したカーライフパートナーとして、お客様の暮らしを支えてきました。

 

その一方で、近年の採用活動では大きな課題に直面しています。かつては5~6人体制だった各店舗の営業スタッフが、退職などの影響で約3人まで減少し、現場の人員不足が顕在化し始めました。組織の新陳代謝を進めるうえでも若手人材の確保は欠かせませんでしたが、新卒採用が計画通りに進まず、社員紹介といった人的ネットワークに頼らざるを得ない状況が続いていました。

 

加えて、若年層の車に対する価値観の変化も無視できない課題でした。以前は車への関心が高く、ブランドへの憧れが入社動機につながるケースも多く見られましたが、現在では車を移動手段の一つとして捉える人が増えています。その結果、ブランド力だけに頼った採用では、十分な訴求が難しくなっていました。

 

こうした背景を受け、グループ会社からの紹介をきっかけに採用方針の見直しに踏み切りました。新卒採用に限定するのではなく、既卒や第二新卒、ヤングキャリア層へとターゲットを広げる判断を下しました。営業スタッフを安定的に確保するためには、経歴にとらわれず幅広い層へアプローチすることが不可欠だと考え、新たな接点創出を目的に学情の導入を決定しました。

課題の解決に向けた取り組み

①全国を対象とした「まずは会う」丁寧な選考フロー

ターゲット拡大にあたっては、山口県内に限らず、日本全国を対象とした募集へと切り替えました。当社の魅力をより広く発信したいという思いから、隣接する広島県をはじめ、他県の求職者にも積極的にアプローチしています。

 

その中で特に重視しているのが、対面でのコミュニケーションを軸とした選考プロセスです。Web面談で興味を示してくれた方には、正式な応募前であっても「一度お会いしませんか」と声をかけ、会社見学や店舗訪問の機会を設けました。

 

中途採用においては、書類選考後にすぐ面接へ進むケースが一般的ですが、当社ではあえて時間と手間をかけ、実際の店舗環境やスタッフの働く様子を体感してもらうことを優先しています。入社後のイメージギャップを抑え、定着率の向上につなげる狙いで実施しております。

 

また、日程が合う場合には、こうした面談や見学の場に社長自らが同席することもあります。経営トップが直接求職者と対話し、会社のビジョンや想いを伝えることで、志望度の向上に結びつきました。

 

こうした取り組みの結果、2025年には8人の応募があり、その中から2人の採用が決定しています。採用につながった方の中には、他県出身で非正規雇用の経験のみだった方がいます。

 

店舗訪問や社長との対話を通じて社風に共感し、最終的に入社を決断されました。現在は幹部や現場スタッフからも高い評価を得ており、優秀な人材を迎え入れることができたと感じています。選考をWebだけで完結させず、対面での対話を重視したことが、質の高いマッチングにつながりました。

②充実した「体験型研修」と「能動的な採用」への転換

車に関する知識が十分ではない人材も安心して受け入れられるよう、当社では研修制度の充実に力を入れました。具体的には、中途入社者であっても入社時期に応じて新卒社員向けの研修へ合流できる仕組みを整えています。

 

研修では職種を問わず、全員がエンジニアウェア、いわゆる「つなぎ」を着用し、タイヤ交換や車検整備などの実務を体験します。座学だけでなく実体験を通じて「車とは何か」を理解することで、知識不足から生じる不安を解消することが狙いです。

 

中途採用では即戦力が求められ、研修が簡略化されるケースも少なくありませんが、当社ではあえて基礎教育に時間をかけ、未経験者でも無理なく業務をスタートできる環境を整えてきました。

 

あわせて、母集団形成の手法についても見直しを行いました。これまでは社員紹介や公的機関への掲載など、応募を待つ受動的な採用が中心で、営業職の確保が難しい状況にありました。そこでRe就活のスカウト機能を活用し、ターゲット層へこちらから働きかける能動的な採用へと転換しています。

 

その際に大切にしたのが、「経歴にとらわれない」という考え方です。実際に採用へとつながった先述の広島県在住の方は、Re就活を通じた応募をきっかけに、「新幹線を使ってでも一度見に来てほしい」と想いを伝え、来社していただきました。

 

その結果、現場で生き生きと働くスタッフの姿に共感し、入社を決断しています。「直接会えば当社の良さが伝わる」という手応えを得られた点は、従来の方法では得られなかった大きな成果でした。さらに、学情からの助言を受け、若年層との連絡手段をメールからLINEへ切り替えています。

 

営業担当から、実際に学生とLINEでやり取りしているという具体的なノウハウを共有してもらい、形式ばらないコミュニケーションを実現しました。その結果、迅速かつ柔軟なやり取りが可能となり、求職者との心理的な距離を縮めることにもつながっています。

学情の営業担当・サービスに対する評価について

学情の営業担当は、当社の採用活動を成功へ導くパートナーとして、深く関わってくれています。例えば合同企業セミナーなどのイベントでは、来場者の動線が課題となる場面がありました。

 

その際、担当者が自ら会場内で求職者に積極的に声をかけ、当社ブースまで誘導して着席に繋げてくれました。こうした当社の状況に寄り添った支援体制は、非常に心強いものだと感じています。

 

また、前述したLINE活用の提案に象徴されるように、近年の求職者動向を踏まえた具体的なアドバイスを受けられる点も大きな魅力です。当社の採用成功に対する想いを共有したうえで伴走してくれるため、安心して相談できる関係性が築かれています。

 

Re就活や学情主催のイベントには、他にはない企画力があると感じました。なかでも転職サポートmeetingは、特に効果を実感した施策の一つです。一般的なイベントでは、求職者が関心のある企業ブースのみを訪れる傾向がありますが、このイベントでは参加者がすべてのブースを回遊する仕組みが採用されていました。

 

その結果、本来は自動車業界を選択肢に入れていなかった層とも接点が生まれ、実際に3人が会社見学へと足を運んでくれています。潜在層との偶発的な出会いを意図的に生み出せるこの仕組みは、当社のように認知度に課題を抱える企業にとって、非常に価値の高い取り組みだといえるでしょう。

今後の展望

今後も、新卒や中途という区分にとらわれず、人物重視で幅広く営業スタッフを採用していく方針です。今回の取り組みを通じて、地方開催のイベント等へ積極的に投資し、直接対話の機会を設けることの重要性を再確認しました。

 

引き続きRe就活の掲載枠や機能を最大限に活用し、スカウトによる能動的なアプローチと対面重視の選考フローを洗練させながら、年間を通じた安定的な人材確保を目指していきたいと考えています。

※記事内容は取材当時のものです(2026年1月)

山口トヨペット株式会社
  • 会社名

    山口トヨペット株式会社

  • 事業内容

    ■トヨタ車新車・中古車販売、自動車買取 ■自動車整備、自動車部品・用品の販売 ■損害保険代理店業務、がん保険 ■携帯電話・通信関連商品販売

  • 所在地

    山口県山口市維新公園3-12-25

  • HP

    https://www.p-yamaguchi.co.jp/