本音の対話を通じて、若手人材の採用に成功
日野自動車株式会社

日野自動車株式会社

  • 業  種

    メーカー(機械・電気・電子)

  • 事業規模

    1001人~

新卒採用、キャリア採用ともに採用環境が厳しくなる中で、採用の対象を広げるために第二新卒層採用にチャレンジ。職種は新卒同等の「事務系総合職」とした上で、配属先は東京に限定。Uターン、Iターン希望者にも訴求できるようにし、若手人材の獲得につなげた。

  • 課題・ニーズ

    新卒採用・キャリア採用ともに採用数に課題。採用の対象を広げたい

  • 活用したサービス

    Re就活

  • 効果

    2022年2月導入以降、12人の20代/第二新卒層を採用

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は、トラック・バスといった商用車の製造・販売・サービスを通じて、社会インフラである物流や交通を支える企業です。「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」という理念のもと、近年はソリューション事業にも注力しています。

 

採用担当である私たちは、「入社後の活躍」を重視した採用活動を行っています。入社後のミスマッチを防ぐために、面接では応募者との本音の対話を心がけています。時には厳しい選考基準と捉えられることもありますが、長く活躍いただくための重要なプロセスだと考えています。

 

しかし、2020年からのコロナ禍以降の採用活動の変化や自動車業界を取り巻く状況変化などもあり、新卒・キャリア共に徐々に応募数や紹介数が減少していたことは大きな課題でした。また特にキャリア採用においては、これまでは中堅層で即戦力を前提にした要件設定をしていたことから、特に採用に苦戦していました。

 

状況を打開するため、中堅層に加えて、採用ターゲットを20代・第二新卒層へと広げる決断をしました。新卒で入社したもののギャップを感じている方や、新たな挑戦をしたいと考えている意欲ある若手に向けて、当社の魅力を伝え、活躍の場を提供したいと考えました。

Re就活の活用と課題に向けて取り組んだこと

①「事務系総合職」での募集開始とRe就活導入

若手採用への拡大は決めたものの、どの媒体を使うべきか悩んでいました。いくつかの大手媒体も候補にありましたが、特に第二新卒に特化している点、そしてCMなどを通じてサービス自体の知名度が高い点から、Re就活に関心を持ちました。

 

Re就活は会員の9割以上が20代で、会員数も260万人を超えるという点も、ターゲットとする層へのリーチ力に期待が持てると考えました。また、広告掲載型のサービスを試してみたいという思いもあり、費用対効果も考慮した結果、2022年2月からRe就活の利用を開始しました。

 

募集職種については、通常のキャリア採用とは異なり、新卒採用と同じ位置づけで「事務系総合職」として募集することにしました。特定の部署に限定するのではなく、基本はまず人事部が求職者と面接を行い、本人の希望や適性を踏まえて配属先を検討しています。これにより、幅広い業務に関心を持つ人材を採用できるようになり、課題状況に応じた社内での配置調整とも連動できるようになりました。

 

さらに条件として、配属先の勤務地を「東京」に限定しました。「東京で働ける」という点を明確に打ち出すことで、地方から首都圏でのキャリアを目指す方や、東京に戻りたい方の応募を期待しました。

②書類選考通過率5%、質を重視した採用

Re就活の導入により、これまで12人の第二新卒を採用することができました。採用単価は従来の人材紹介経由と比較して低く抑えられ、費用対効果の面でも大きな成果を上げています。一方で単に採用数を追うのではなく、「入社後の活躍」は引き続き大事にしました。結果としては書類選考通過率も5%程度ですが、採用した人材の質には満足しています。

③高いマッチングを実現する選考と入社後のフォロー体制

書類選考を通過した方との面接では、まだキャリアが浅い方が多いので、特に学生時代の状況や就職活動などについて深く伺うようにしています。第二新卒の方にとっては、それらは直近の出来事であり、キャリア選択の背景を知る上で重要な情報だからです。結果的に内定承諾率は90%以上となっており、厳しい基準を設けつつも、選考に進んだ方々とは高いマッチング精度が実現できていると感じています。

 

また社会人経験が1年以上あることを応募条件としているため、採用後の育成については、新卒のような一律の研修は設けず、基本的には配属部署でのOJTが中心となります。ただし、配属先を決定する際には、「(場合によっては未経験の)第二新卒である」という情報を部署にしっかりと伝え、育成体制を整えることはお願いをしています。

学情のサービス・営業担当に対する評価について

①20代への高いリーチ力と費用対効果を実感

Re就活は、CMなどのプロモーション効果もあり、20代の若手層における知名度が高く、ターゲットとする第二新卒層に効率的にアプローチできる点が最大の魅力だと感じています。実際に多くの応募をいただき、採用単価も抑えることができました。これは、20代に特化した媒体特性がうまく機能した結果だと考えています。

 

また、現在当社の採用担当として活躍している社員も、Re就活経由で入社しました。その社員自身は、「第二新卒で未経験でも受け入れてもらえる求人を効率よく探したい」と考え、CMや友人からの口コミで知ったRe就活を利用したと話しています。実際にサービスを利用した人材が、今度は採用する側として活躍しているという事実は、Re就活が提供する価値を社内でも実感する一例となっています。

 

今後は、応募者のスクリーニング機能がより強化されることを期待しています。現状、Re就活に掲載している募集要項とは合わない方からの応募も一定数あり、書類選考の工数がかかっているため、応募段階である程度条件に合わない方を除外できる仕組みがあれば、さらに効率的な採用活動が可能になると期待しています。

②分析提案からスカウト代行まで、手厚いサポート体制

学情の営業担当の方には、非常に手厚いサポートをいただいています。定期的な連絡はもちろん、応募状況や求職者の動向に関する分析データを提供してくださるので、採用活動の現状把握に役立っています。動画やバナー広告といったオプションの提案も、我々の予算感に合わせて柔軟に対応していただきました。

 

特に助かっているのが、スカウトメールの代行サービスです。文面作成から配信までお任せできるため、我々は選考や応募者対応といったコア業務に集中することができ、採用工数の削減に大きく貢献していただいています。対応のスピードも早く、これまで特に課題を感じたことはありません。

今後の採用活動について

今後も採用計画数は大事にするものの、「入社後の活躍」を重視した採用は継続していく方針です。その中で、第二新卒採用は重要な位置づけとなります。新卒採用だけでは必要な人員数を確保するのが難しい状況下で、Re就活を活用した第二新卒採用は、新卒採用を補完する役割も担っていますし、社会全体の傾向と同様に、社内の平均年齢も上昇傾向にある中で、次世代を担う若手人材の確保は喫緊の課題ですので、第二新卒採用を通じて、組織の活性化と持続的な成長を実現していきたいです。

 

同時に、私たち採用担当としては、エージェントからの紹介を待つだけでなく、合同説明会への出展やダイレクトリクルーティングなど、より積極的に候補者を「採りにいく」攻めの採用にもシフトしていきたいと考えています。

 

Re就活は、ターゲットを20代に絞って効率的に採用活動を行いたい企業にとって、非常に有効なサービスだと思います。特に一定の認知度があり、「事務系総合職」のようなポテンシャル採用を行いたい企業の場合には、多くの意欲ある若手人材と出会える可能性が高いのではないかと考えています。

※記事内容は取材当時のものです(2025年10月)

日野自動車株式会社
  • 会社名

    日野自動車株式会社

  • 事業内容

    トラック・バス、各種エンジン、補給部品の生産・販売など

  • 所在地

    東京都日野市日野台3丁目1番地1

  • HP

    https://www.hino.co.jp/