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2026.02.24

“ミスマッチゼロ”をめざす中途採用。カジュアル面談×ヘッドハンティングで質とコスト削減を重視

“ミスマッチゼロ”をめざす中途採用。カジュアル面談×ヘッドハンティングで質とコスト削減を重視
株式会社神戸工業試験場

株式会社神戸工業試験場

  • 業  種

    サービス業

  • 事業規模

    101~500人

航空機・自動車・インフラ分野など多分野において材料試験を担っており、「事業内容に対する認知が低い傾向にある」という特性から、採用時のミスマッチと接点不足に課題を抱えていた。Re就活のヘッドハンティングとカジュアル面談を活用し、まず自社のことを知ってもらう「入り口でのコミュニケーション」を強化。独立系試験場としての魅力や社会貢献性を丁寧に伝えることで、若手中途人材5人の採用と採用単価の大幅削減に成功した。

  • 課題・ニーズ

    事業内容が専門的で伝わりづらい中でも、ミッションに共感し、長く活躍できる20代人材を安定的に採用したい。人材エージェント頼みの採用から脱却し、採用担当自らが求職者と向き合える“接点の多い採用”の実現を目指す。

  • 活用したサービス

    Re就活

  • 効果

    中途採用で5人の採用に成功。採用単価を従来の半分以下に削減。

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は、総合的な受託試験・分析会社として各種材料試験を実施している会社です。製品に使われる材料をお預かりして、さまざまな実験を行い、その結果データをメーカーに提供しています。そのデータをもとに、メーカーが研究開発や品質保証を進めていく流れです。

 

多いのは、品質基準や安全性が特に厳しく求められる分野です。具体的には、航空機や自動車など、生命や暮らしの安心・安全に直結する製品です。そうした分野の材料を、日々試験しています。試験内容は、「耐久テスト」に近いものが多いです。

 

当社のミッションは、「世界一信頼性の高いデータを提供し、社会の安全、安心を支える」ことです。一つひとつの試験を高い精度で行い、信頼性の高いデータを出していく積み重ねが、メーカーの開発を支え、最終的には製品を使用するエンドユーザーの安全・安心につながると考えています。

 

採用活動の課題は、事業内容に対する認知が低い点です。当社の事業は、身の回りの製品に深く関わっているのですが、一般的にはイメージしにくい仕事だと思います。求人票やエージェント経由の情報だけでは、事業の中身や面白さがなかなか伝わりません。

 

中途採用は、これまで人材紹介会社経由が中心でした。もちろん、当社のことをよく理解して紹介してくださっているのですが、どうしても「入り口のコミュニケーション」がエージェント任せになりがちで、当社の採用担当が候補者の方と直接お話しする機会が限られていました。

 

当社の採用のこだわりは「ミスマッチをなくすこと」です。そのためには、求職者の方とできるだけ長く、丁寧にお話しする時間が必要です。事業内容や仕事内容、独立系試験場としての立ち位置、ミッションへの思いをきちんとお伝えし、あわせて、その方が今どんな課題を抱えていて、どのようなキャリアを考えているのかも理解したいと考えています。

 

ミッションに共感して誠実に働いてくださる方を求めているにもかかわらず、十分に接点を持てないことが、ミスマッチの一因になっていました。

課題解決に向けての取り組みについて

①20代特化のRe就活+カジュアル面談で“入り口のコミュニケーション”を強化

当社はRe就活の活用にあたり、応募の段階から積極的にカジュアル面談を設定し、事業内容や仕事内容、独立系試験場としての立ち位置など、求人票だけでは伝わらない背景を丁寧に説明しました。求職者にも、これまでの経歴や転職理由、働き方の価値観、将来のキャリアイメージをじっくり話していただき、その過程で誠実さや当社のミッションとの親和性を感じ取っています。まさにお互いを理解する入り口として、有効に機能したと感じています。

 

特に、第二新卒の方に対しては「一度立ち止まって次のキャリアを真剣に考えた経験がある」という点を前向きに評価しています。スキルよりも求職者自身の中身を重視し、入社後のギャップを減らすことを目指しています。

 

また、どの部門がどのような人物を求めているのかをあらかじめヒアリングし、部門との認識の齟齬が生まれないようにしながら採用活動を進めました。

②ヘッドハンティングと選考設計の工夫で“会いたい人に会いにいく”採用へ

Re就活導入後は約300人の候補者にヘッドハンティングメールを送付しました。材料試験という専門職のため、当社と親和性の高い人材に自ら会いにいくことが必要だと考えました。機械系・物質系・化学系などの理系専攻の方を中心にアプローチしていきました。合わせて、希望勤務地が当社と合うかなど、条件面が合致する求職者にも重点的に声をかけています。

 

ヘッドハンティングメールの件名や本文は、学情の営業担当の方と1ヶ月に一度の定例ミーティングでブラッシュアップしていきました。特に効果を感じたのは、件名に「カジュアル面談からスタートできます」と明記したことです。結果、カジュアル面談の応募数は大幅に増えました。

 

Re就活導入後は、求職者の状況や希望に応じて、採用までのプロセスを柔軟に組み立てられるようにしました。原則は「応募後の初回接触=社内見学を含む対面面接」です。会社の雰囲気や働く人の様子を実際に見ていただくことで、当社の仕事をより理解していただけると考えています。

 

ただし、遠方の方には最初にWeb面談を挟んでから対面面接に進むルートを用意したり、既卒層には新卒向けインターンシップを案内するなど、求職者の居住地・経験・希望に応じて面接方法やステップを調整できる仕組みを導入しました。

学情の営業担当・サービスに対する評価について

①2週間ごとの定例と提案力で“採用の伴走パートナー”に

学情の担当者とは2週間に一度、定例ミーティングを実施していました。応募数やPV数といった数値面の振り返りだけでなく、求人票の内容精査、掲載職種のバランス調整、ヘッドハンティングメールの文面やタイトルの改善まで、かなり細かく伴走していただきました。レスポンスも非常に早く、スピード感を持って改善サイクルを回せた点は大変助かりました。

 

特に大きな成果につながったのが、「カジュアル面談をタイトルで前面に押し出しましょう」という提案です。正直、当初は応募が増えすぎて対応しきれるか不安もあったのですが、結果的にはミスマッチ防止につながる“入り口での対話”を増やすことができました。

 

採用フローでカジュアル面談を行わない場合は、書類のみの情報でその後の選考フローを考える必要があります。しかし、カジュアル面談を実施できれば、面接担当者に求職者の詳細な情報提供ができること、適切な選考フローを組めることも大きなメリットでした。また、社内見学実施時には、社内の状況に応じて見学ルートを変えるなど相手方にあわせた柔軟な対応を行っています。

②運用負荷を抑えつつ、採用の“質”と“コスト削減”を両立

Re就活導入後、自社だけで採用媒体の運用を完結していた時と比べると、採用方針について考える工数がかなり減りました。その分、求職者とのカジュアル面談に時間をかけたり、一人ひとりに合わせた選考フローを組んだりと、本質的な採用業務に集中できるようになりました。

 

また、Re就活は20代特化であり、当社が求める人材のニーズに合っていました。加えて、専門領域の企業でもまず会って理解してもらう導線を作りやすいため、非常に活用しやすいと感じています。ヘッドハンティングやカジュアル面談を活用することで、専門的な事業でもミッションに共感してくれる若手層にしっかり届けられ、実際に採用できた人材の質は人材エージェント経由と遜色ありませんでした。

 

さらに、採用単価を大幅に下げられたことも大きなポイントです。人材紹介会社を利用していた際にかかっていた採用コストが、Re就活導入後は半分以下になりました。限られた採用予算の中で若手採用を強化したい企業にとって、心強いサービスだと思います。

今後の採用活動について

今回、Re就活の導入によって5人の採用につながったことは大きな成果でした。ただ、単年で終わらせてしまっては意味がありません。ここで得られた成功体験をしっかり再現し、安定的に若手採用を行っていける仕組みづくりが必要だと考えています。

 

当社のミッションに共感してくれる20代人材との出会いをさらに増やしながら、選考フローを継続的に磨き込み、Re就活も長期的に活用していくことで、よりマッチ度の高い採用を実現していきたいと思っています。

※記事内容は取材当時のものです(2025年11月)

株式会社神戸工業試験場
  • 会社名

    株式会社神戸工業試験場

  • 事業内容

    受託試験サービスの提供

  • 所在地

    兵庫県加古郡播磨町新島47-13

  • HP

    https://www.kmtl.co.jp/