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2025.12.01

株式会社西原商会様│業務内容の明確化を求職者へ訴求し営業担当とのワンチーム体制で若手人材を獲得

株式会社西原商会様│業務内容の明確化を求職者へ訴求し営業担当とのワンチーム体制で若手人材を獲得
株式会社西原商会

株式会社西原商会

  • 業  種

    商社

  • 事業規模

    1001人~

20代の人材を中心に応募母集団を拡大し、選考移行率も向上。エリア別施策や営業担当の支援で安定した採用成果を実現。

  • 課題・ニーズ

    退職者数を超える数の採用をし、事業の成長を維持したい

  • 活用したサービス

    Re就活

  • 効果

    関東圏での母集団形成ができ、20代若手人材の応募が増えた

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は業務用総合食品卸業を営んでいる食品商社です。外食産業中心で、取扱商品の中には業務用食材スーパーには並ばないような商品も沢山あります。個人経営の居酒屋様とのお取引が多く、メニューの提案や食材の仕入れを担当しています。

一番の特徴としてはオリジナル性の高さで、自社で20社以上の食品メーカーを抱えており、10万点の食材を扱っています。

 

食のおいしさにはずっとこだわりをもっており、プライベートブランドではお手頃な定番商品「BASIC」から、最高級品質の食材を扱う「IPPIN」までランク分け。「IPPIN」は10万点ある食材の中でも17点しか認定されておらず、食材の質から味までこだわり抜いています。

近年では東南アジアを中心に海外拠点を構え、グローバル化も推進しています。

 

職種としては配送・営業の双方を担うものが多いです。異業種から当社に転職される方も多く、まずはお客様の特徴や担当するエリアのこと、それぞれの業態のことを勉強し、食材に触れる機会を増やして経験を積んでもらいたいと考えています。

その後メニュー提案をできる能力や知識がつくと、配送の担当から外れ、広いエリアで営業を専門に担当し、マネジメントへとステップアップするのが会社が期待する入社後のキャリアです。

 

また、時期によってはオリジナル商品を積極的に売るキャンペーン施策を打っています。

キャンペーンの成績上位者は、インセンティブとして食事会に参加できたり、海外研修旅行に行けたりするので、「自分にもチャンスがある」と若手のうちから一生懸命頑張る人も多いです。

 

若手人材以外にも10年、20年以上にわたり配送・営業を続けるベテラン社員もいて、そういった方々にも会社を支えてもらっています。

課題の解決に向けて、学情に期待したこと

①採用がうまくいっていないエリアに集中して施策を実施

当社の場合は業界未経験の人も採用しているので、営業力よりも人間性を見て選考しています。採用基準は、「お客様目線で見て、この人から商品を買いたいと思うか」という視点です。

私にとってこの仕事は、採用業務を通して会社に貢献したい、会社への感謝の気持ちを伝えたいという思いがあります。

 

今は代表からも、ここからの人材確保が会社の成長に大きく関わると伝えられていて、会社の成長のためにも、この会社の魅力を求職者に伝えること、それに共感してくれる人に入社してもらうことを思い描きながら、応募者と向き合うように心がけています。

また、入社時も働き始めてからも、動機をもてる環境が必要だと考えています。動機がなくなったとき、採用時であれば辞退を選択するでしょうし、入社後であれば退職につながると思います。そのため、採用した人が辞めない会社を作れるよう、関わった人とはつながりをもちながら研修や採用業務にあたりたいと考えています。

 

当社社員の平均年齢は37.8歳です。新卒採用で毎年100人ほど入社するので、ボリュームゾーンは20代です。定着年数も10年ほどなので、30代、40代と年齢が上がっていくにつれて人数が減っていくイメージです。

キャリア採用でも年間160人ほど採用しているので、採用だけ見ると大きな課題は感じていませんでした。しかし実際には、退職者数が社員数の10%ほどにあたるため、入社数だけで安心はできない状況でした。

 

ありがたいことに売上が伸びているので、今後は退職者数を上回る人数を採用し、事業の成長を維持したいと考えていました。

そこで採用したエリア別で見てみると、うまくいっているエリアとそうでないエリアがあることがわかってきて、エリアで分けて施策を打つことにしました。

エージェントや人材紹介を利用したり、ダイレクトリクルーティングにもチャレンジしたり、学情の転職博に参加したりと取り組みを増やしていきました。

②営業担当が親身にサポートし、関東圏へ採用エリアを拡大

以前から学情の新卒向け合同企業セミナーに参加しています。そこから入社へつながった社員が現在も社内で活躍しているため、学情には良いイメージをもっていました。

採用においても、営業担当が当社人事担当者とワンチームになって、選考の流れや募集状況を確認しながら戦略を打ってくれるため、非常に進めやすいです。

 

学情は、大阪をはじめ関西圏の採用に強いイメージがありましたが、数年前に拠点を東京に移されてから、当社の関東圏の応募者確保にも力を発揮していただいています。

関東圏は他エリアよりも飲食店の数が多く、人の入れ替わりもやや多いと感じていたため、応募者の母数を増やしたかった経緯があります。そんなときにRe就活を利用したところ、Re就活からの応募が非常に多く、求職者に対してしっかりと母集団形成ができたと思っています。

③20代求職者にリーチし選考への移行率がアップ

他社の求人媒体と違い、Re就活の登録者は20代が多いというのも、導入の決め手になったひとつの理由です。

他社媒体では4050代の応募が多かったのですが、20代中心の当社の環境でキャリアをスタートするには、ミスマッチが起こる可能性が高いです。早期退職の懸念もあるため、一次選考から厳しく見る傾向にあります。

 

それに比べてRe就活は20代がメインなので、一次選考が通りやすく、最終選考まで進むことも多いです。特に、移行率が比較的高い部分に効果を感じています。

また、当社では学歴よりも人間性を重視しています。学生生活を仲間と楽しんでいた経験がある人は、当社の社風とはマッチしやすい感覚もあり、Re就活では学歴だけにとらわれない人材が揃っていることも好印象です。

学情の営業担当・サービスに対する評価について

①業務内容への深い理解で採用につながる原稿を作成

原稿の作成にあたっては、当社の特徴である「配送と営業を一人で担う」という業務内容を、いかに表現するかが大きな課題となりました。

 

ルート営業として説明すると「なぜトラックの運転があるのか」と疑問をもたれますし、ドライバーとして説明すると「なぜ営業があるのか」と受け取られてしまいます。こうした難しさがある中で、業務の割合を「7:3」や「8:2」といった形で示す表現を検討し、議論を重ねながらフレーズを作り上げていきました。これは一種の「口説き文句」のようなもので、採用活動における重要なメッセージとなっています。

 

実際、原稿を営業担当に執筆していただいたところ、適切に表現していただきました。その結果、面談で求職者が業務の内容を十分に理解されていると感じています。
面談から面接、そして採用につながる流れもできており、一定の成果を実感しています。少なくとも原稿に落とし込んだ提案については的確であり、当たっていたと考えています。

②20代応募者の母集団形成が強み

学情の魅力は、熱心な営業担当が多いことです。さりげないフォローや密な連絡が取れるため信頼しています。

普段から積極的に意見を言える雰囲気があり、やりとりがスムーズなので、一緒に仕事をしていて楽しいです。

 

Re就活には20代の登録者が多いという特徴があります。20代の求職者を求めている企業には特におすすめしたいです。

また、学情では転職博や就職博という合同企業セミナーも開催していますが、そこでの求職者の誘導も精力的に行う印象があります。そういう部分を含めて熱心な担当者が多いことも、おすすめしたい要素です。

 

今後もRe就活やイベントを継続的に活用していければと思っています。

※記事内容は取材当時のものです(2025年8月)

株式会社西原商会
  • 会社名

    株式会社西原商会

  • 事業内容

    業務用総合食品卸

  • 所在地

    鹿児島県鹿児島市与次郎一丁目10番21号

  • HP

    https://www.nishihara-shokai.co.jp/