年齢 | 社会人経験 | 定義 | |
既卒 | なし | 学校卒業後、留学やボランティア活動に力を入れるなどして進学も就職もしていない人材 | |
第二新卒 | 25~26歳くらい | 3年以内 | 1~2年の社会人経験を持つポテンシャル人材 |
ヤングキャリア | 26~29歳 | 3年以上 | 3~7年の社会人経験があり、同業種でのステップアップまたはキャリアチェンジを考えている人材 |
キャリア | 30歳以上 | 8年以上 | 高いスキルと経験をもつ即戦力人材 |
第二新卒は、中途採用として扱われることが一般的です。
しかし、厚生労働省が卒業3年以内を新卒扱いとする要請を出していることもあり(参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000wgq1.html)、新卒の枠で募集するケースも増えてきています。
(中途採用動向調査2023:https://service.gakujo.ne.jp/documents/career-saiyo-report2305)
「20代を対象とした経験者(中途)採用において採用対象に求める経験を教えてください。」という質問に対しては、「社会人経験は求めたいが、業界/職種の経験は問わない」という回答が55.3%でした。
(中途採用動向調査2023:https://service.gakujo.ne.jp/documents/career-saiyo-report2305)
これらふたつのアンケート結果から、社会人としての基礎的なスキルとポテンシャルを持つ第二新卒の転職市場での需要の高さが伺えます。
第二新卒としての転職を考えている人材にとっては、需要が高まっている今が絶好のタイミングといえるでしょう。
企業が第二新卒を採用するメリットはご覧の通りです。
以下で詳しくご説明します。
スキルや経験を重視する経験者採用と異なり、ポテンシャル採用では、数年後の活躍やカルチャーフィットに焦点を当てます。現時点では経験が浅くスキルが不足している求職者でも、性格や将来の展望などからその業務に対する適性が高く、将来的に活躍する可能性を秘めた優れた採用候補者を見つけ出すことができるかもしれません。
参考:「ポテンシャル採用」とは?メリット・デメリットや実践のポイントを解説
このことから、第二新卒はポテンシャル採用との相性が良いといえます。