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2026.05.08

求職者の人柄を直接見極める。転職博で実現した理想の人材との出会い

求職者の人柄を直接見極める。転職博で実現した理想の人材との出会い
株式会社メドックス

株式会社メドックス

  • 業  種

    商社(医薬品・化粧品・医療機器関係)

  • 事業規模

    ~50人

転職博を事前に視察し、他社の運営方法や求職者への対応を研究。自社に合ったスタイルで出展し、求める人材の採用に至った。

  • 課題・ニーズ

    新卒・第二新卒など若手人材の採用が困難。母集団形成ができない。

  • 活用したサービス

    転職博

  • 効果

    採用目標1人に対し、1人の採用を達成

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は、医療ガス・医療機器のレンタル販売を手がける医療関連企業です。病院への医療ガスの配送・設置から、1型糖尿病患者様向けの在宅医療機器のレンタル販売まで多岐にわたり、24時間サポート体制で展開しています。医療現場を支える使命感を持ちながら、患者様が毎日安心して過ごせるようにサポートすることを第一に、「当たり前のことを当たり前にする」というキャッチフレーズを掲げて業務に携わっています。

 

採用活動においては、他社の求人媒体に掲載を続けていたものの、応募がほとんど集まらない日々が続いていました。応募があっても、当社が求める年齢層とは異なる場合が多く、新卒・第二新卒といった若手世代を数年間採用できていない状況でした。

 

若手採用が進まないことによる課題は、単に人員不足だけではありません。若手社員が入社しない状況が続くことで人材育成の機会が減ってしまい、教育システムを確立することができませんでした。世代交代も停滞するなかで、組織の活性化と技術継承を実現するには、若手採用が不可欠な状況でした。

 

こうした事態を打開するため、当社は若手が入社したいと思える環境づくりに注力してきました。給与の引き上げや年間休日の増加、福利厚生の充実など、働きやすさの向上に力を入れてきましたが、なかなか求職者に届かず、他社媒体ではその努力が成果に結びつきませんでした。

 

そんな中、本社であるEBAホールディングスが転職博に参加した実績があり、その効果について良い評価を聞く機会がありました。神戸での新規事業所の立ち上げに伴い、ちょうど若手営業職1人を採用したいと考えていたため、若手人材を採用するためにはこれまでとは違うアプローチが必要だと考え、転職博への出展に踏み切りました。

課題の解決に向けた取り組み

①転職博を事前に視察し、自社に合ったスタイルで出展

初めてのイベント出展であったため、まずは学情の営業担当から事前に他の転職博を視察してはどうかとアドバイスを受けました。大阪・梅田で開催されていた転職博に足を運び、他社の運営の仕方や、求職者への対応を観察しました。

 

大手企業の多くが複数の求職者に対して一斉に説明するスタイルを取っていましたが、当社にはこのスタイルは向かないと判断しました。限られた人員体制の中で採用を成功させるには、一人ひとりの求職者と丁寧に対話し、相互理解を深めることが重要だと考えたからです。

 

ブースには企業のスタッフを3人まで配置できることから、1人の求職者に対して1人のスタッフがつく1対1のスタイルを採用しました。さらに、視覚的な配慮として、会場で多く見られたプロジェクターではなく、自社ブースの規模や雰囲気に合わせてモニターを使用することにしました。求職者との距離が近く、より密なコミュニケーションが取れる環境を整えたいと考えたからです。

 

当日の運営で意識したのは、とにかく求職者との接点を増やすことです。転職博ではブースの前でのみ声かけが許可されていたため、同行した社員がブースの前を通る求職者に対して積極的に声をかけ、誘導を行いました。

 

転職博では、求人媒体の原稿では伝えきれない企業の雰囲気や仕事の実態を直接伝えられる点がメリットです。求職者に親近感を持ってもらうよう、また実際の職場の雰囲気をそのまま伝えるために、スーツではなく普段職場で着用しているポロシャツで参加しました。初めての出展でしたが、当社に合ったスタイルで臨むことができました。

②丁寧なヒアリングで相互理解を深め、理想の人材との出会いを実現

転職博では、一人ひとりの求職者の話をしっかり聞くことを大切にしました。前職でどのようなことに困っていたのか、そしてその悩みが当社なら解決できるのかを、丁寧にヒアリングしていきました。

 

例えば求職者から多く聞かれたのは、「残業が多かった」「有給が取りにくかった」といった前職での悩みです。当社の実情も正直にお伝えし、入社後のミスマッチを防ぐよう努めました。誠実に対話することが、双方にとって良い結果につながると信じて対応しています。

 

ブースに訪れてくれた求職者と向き合う中で、当社が求める人物像にマッチする1人の求職者と出会えました。その求職者とは、他の求職者の倍近い時間をかけて対話し、互いの考えを深く掘り下げました。対話を重ねるたびに「この方こそ当社に必要な人材だ」という気持ちが確信へと変わっていきました。

 

この方の採用に至るまでに、転職博のブースで面接に近いコミュニケーションを行えたことで、その場で求職者の人柄や考え方を把握できました。その結果、通常の選考プロセスよりもスピーディーに採用まで進められた点は大きなメリットでした。

学情の営業担当・サービスに対する評価について

事前準備を支える丁寧なフォロー

学情の営業担当には、出展前の準備段階から丁寧にサポートしていただきました。特に助かったのは、当日に求職者から受ける「よくある質問」を事前に共有してもらえたことです。残業時間や年間休日といった質問に対して、回答をしっかり準備できました。

 

また、「ブースの前でしっかり声をかけないと求職者は来てくれない」といった心構えも事前に教えていただいたため、当日に活かすことができました。初めてのイベント出展で不安も大きかった当社にとって、こうした実践的なアドバイスは非常に心強いものでした。

質の高い求職者と出会える場

転職博に参加して実感したのは、求職者の質の高さです。新卒・第二新卒の求職者が多く参加しており、着座した方の約半数が質の高い人材だと感じました。当社が今回募集していたのは営業職でしたが、求めていたのは単なる営業スキルだけではありません。コミュニケーション能力やロジカルに考えられる力も重視していました。

 

当社の仕事は、病院からの依頼に応じて医療機器を提案するルート営業が中心であり、一度築いた信頼関係を長く維持することが重要です。その場しのぎの対応ではなく、先を見通して計画的に行動できる人材を求めており、実際に採用した方は、当社が求めていた人物像と完全にマッチしていました。当社が重視しているコミュニケーション能力と論理的思考力も兼ね備えており、入社後の成長スピードも目覚ましいものがあります。

今後の展望

部署内でもう1人若手を採用したいと計画しており、次の採用時期には再び転職博へ出展する予定です。オンラインが主流となった今だからこそ、転職博のような求職者の反応や雰囲気を直接感じ取れるイベントの価値は一層高まっていると感じます。

 

次回転職博へ出展する際は、ブースの装飾にさらに力を入れたいと思っています。通りかかる求職者の目に留まるよう、魅力的な立て看板や装飾を用意し、求職者に「話を聞きたい」と思ってもらえる工夫をしたいです。

 

求職者と直接出会い、相互理解を深められる場を大切にしながら、当社の未来を担う若手人材の採用に取り組んでいきたいと考えています。

※記事内容は取材当時のものです(2026年1月)

株式会社メドックス
  • 会社名

    株式会社メドックス

  • 事業内容

    ●医療用ガス●医療設備●医療機器●メンテナンス●在宅医療●院内レンタル

  • 所在地

    守口市東郷通3丁目9番14号

  • HP

    https://mdox.net/home/