2026.06.16
待ちの採用から攻めの採用へ。Re就活ユースで高卒の第二新卒市場を開拓
九洲日東株式会社
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業 種
建設・不動産
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事業規模
~50人
高卒の第二新卒に可能性を見出し、地域特性を活かしたスカウト配信と体験型見学会を組み合わせた能動的な採用で若手獲得に成功。
課題・ニーズ
既存の採用手法では若年層への訴求が不十分。高卒の第二新卒を含む20代へ能動的にアプローチしたい
活用したサービス
Re就活ユース、転職博、Re就活
効果
転職博経由1人、Re就活ユース経由1人の、未経験者計2人の採用に成功
当初抱えていた課題・ニーズについて
当社は、杭打ちや山留めといった基礎工事を専門に手がける施工専門会社です。建物を支える「杭」を地面に打ち込む工事は、あらゆる建設プロジェクトの根幹を担うインフラ工事です。
経営理念には「社員の『笑顔』『誇り』を大切にします。」「挑戦心を持ち、高い『技術』を追及します。」「社会と人に『誠実』に向き合います。」の3つの柱を掲げています。職人たちが誇りを持って働き続けられる環境をつくることが、当社の根幹にある考え方です。
採用面では、従業員の家族や知人を通じたリファラル採用のほか、求人サイトへの掲載やハローワークへの登録を通じて応募を待つスタイルをとっていました。しかし、いずれの手法も思うように応募が集まらず、年齢的にもターゲットとなる若い世代には十分に届いていない状況でした。
以前は現場経験者を採用していたこともありますが、現在は未経験者を一から育てる方針へと切り替えています。当社には独自の技術や工法があり、それをしっかりと身につけてもらいたいからです。素直で元気があり、屋外の現場作業にも意欲的に取り組める若手人材を求めています。
学情と接点を持ったきっかけは、営業担当からの電話でした。
電話では、若年層に特化した転職博への出展について説明を受けました。来場者の多くが、転職経験の少ない20〜30代である点に魅力を感じました。
これまで十分にリーチできていなかった層にアプローチできる可能性を感じ、まずは転職博への出展を決めました。

課題の解決に向けた取り組み
①高卒の第二新卒の存在を知り、Re就活ユースの導入を即決
転職博への出展を経て、求職者への事前アプローチを強化するためにRe就活の活用を始めました。転職博ではRe就活に求人を掲載している企業が事前に来場者へ情報を届けられる仕組みがあったため、当社も来場者との接点をより広げるために活用しました。
そのタイミングで、Re就活とあわせて紹介いただいたのが、Re就活ユースです。10代・20代前半の高卒の第二新卒に特化した転職サイトであると説明を受けました。
一般的に、高校生の就職活動では応募できる企業が原則1社に限られており、企業の実情を十分に知らないまま入社するケースも少なくありません。その結果、卒業後にミスマッチを感じ、早期に離職してしまう若者が一定数いるといいます。
Re就活ユースは、そうした経験を経て、次こそは自分で納得のいく職場を選ぼうと、前向きに転職活動に臨む若者を主なターゲットとしたサービスであると説明を受け、「ずっとアプローチしたかった層が、まさにここにいる」と強く感じました。学情の営業担当がその場でRe就活ユースの管理画面を開いて勤務地条件で検索すると、19〜23歳の登録者たちの情報がたくさん表示されました。「この若者たちを自社で幸せにしたい」という思いが湧き上がり、即座に利用開始を決めました。
②地域特性を活かしたスカウト配信で、当社に合う若者に的確にアプローチ
学情の営業担当からの提案を受け、採用活動は北九州エリアに絞って進めることにしました。
営業担当自身が北九州出身で地域事情に詳しく、工場や製鉄所が多いエリア特性から、「建設業に親しみを持つ若者が多い点が貴社に合っているのではないか」という提案を受けたためです。
北九州は、当社の職人にも出身者が多く、過去に同エリアに絞って求人を行った際にも手応えを感じていました。そのため、今回の提案はこれまでの実感とも合致するものでした。
実際に北九州の転職博に出展したところ、当社とマッチする方が多いと感じました。現在はスカウト配信においても、北九州エリアの地名を細かく設定し、対象となる求職者を絞り込んでいます。
③体験型会社見学と「人生相談」スタイルの面談で、納得して入社できる環境をつくる
転職博への出展では、学情の営業担当から「自社のアピールよりも、まずは求職者の話をじっくり聞くことが大切」とアドバイスをいただきました。基礎工事は、重機を扱う体力と集中力の求められる仕事です。求職者が納得して進路を選べるよう、人生相談に乗るような感覚で一人ひとりの悩みや希望にじっくり向き合うことを大切にしました。
同時に、当社からも求職者に「社会インフラを担うこの仕事の意義を知り、家族や知人にも胸を張れるような誇りを持ってほしい」という思いを伝えました。仕事の厳しさも含めて納得した上で入社してもらうことで、入社後に困難な場面があっても前向きに向き合えると考えたためです。
転職博で接点を持った求職者には、会社見学への来場を促しました。実際に目で見て感じてもらうことが何より大切だと考え、まずは機材センターに足を運んでもらうことを目標に掲げました。複数回の転職博を通じて、合計15人が会社見学に訪れています。
当日は機材センターで重機やクレーンへの乗車体験を実施し、センター長が焼肉や焼き鳥を振る舞う食事の場も設けました。参加した求職者からは、「ここまで手厚く迎えてくれるとは思いませんでした」「想像以上に楽しい時間になりました」といった声が寄せられました。このように、現場の雰囲気を体感してもらうことで、求職者自身が納得した上で選考へ進める環境をつくりました。

学情の営業担当に対する評価について
学情の営業担当は、当社の採用担当者の一員のような存在です。応募状況を毎日欠かさず確認してくれていたようで、応募が入ると出先であっても即座に電話をくれました。こちらが電話に出られないときにも、「応募が入ったのですぐ連絡してください」と留守電にメッセージを残してくれ、応募者に対して速やかに連絡を取ることができました。スカウト配信もお任せしており、的確な条件設定のおかげで応募につながったと感じています。
また、営業担当は当社の機材センターにも足を運び、職人との交流や食事の場にも同席するなど、現場理解を踏まえて伴走してくれました。こうした姿勢のおかげで、安心して採用活動を進められています。
さらに、採用後の育成についても相談に乗ってもらいました。入社した若手をどのように育てていくか、リーダーとしてどのように関わるべきかといった点についても意見をもらいながら整理を進めました。採用活動にとどまらず、入社後の定着まで見据えて支援してもらえる点は、当社にとって大きな支えとなっています。

今後の展望
今後も高卒・大卒、新卒・第二新卒を問わず、20代の若手人材を幅広く採用していく方針です。地域的には、福岡エリアでの採用活動をさらに深めつつ、九州の離島地域にもアプローチしていきたいと考えています。実際に五島列島出身の求職者が当社の工事現場を見て応募してきたケースもあり、SNSを活用した採用ブランディングにも取り組んでいます。
入社したばかりの若手は、非常に勉強熱心です。先日、現場に同行した際にも、一つひとつの作業を吸収しようと、「先輩に聞いてきてもいいですか」「ここをメモしてもいいですか」と自ら声をかけてくれました。前向きな姿勢で業務に取り組んでくれています。当社に加わってくれた仲間が長く活躍できるよう、採用から育成まで丁寧に向き合っていきたいと考えています。

※記事内容は取材当時のものです(2026年4月)
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会社名
九洲日東株式会社
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事業内容
大型建築物やマンションなどの基礎工事
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所在地
福岡県福岡市中央区長浜1丁目3番4号 FT長浜ビル 7階
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HP