株式会社ジェイテック
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業 種
IT・通信
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事業規模
101~500人
面接回数を減らし、応募から内定までの選考期間を大幅に短縮。選考途中の辞退を防ぎ、面接通過者数の増加につなげた。
課題・ニーズ
新卒採用に加え、第二新卒・20代の若手人材も獲得したい
活用したサービス
Re就活、転職博
効果
選考途中の辞退が減少。面接通過者数は約10人から約20人に増加し、約5人が入社。
当初抱えていた課題・ニーズについて
当社は技術系アウトソーシング企業として、顧客先への技術者派遣・請負業務と、ソフトウェアの受託開発を主軸に事業を展開しています。機械・電気・ソフトウェアの領域を専門としており、「技術者の地位向上と業界最高の収入を実現し 創造的個人経営者集団を形成させる」を経営理念として掲げています。
採用面接では会話のキャッチボールを通じて、求職者の協調性やコミュニケーション力を丁寧に見極めています。なぜなら、当社の技術者は顧客企業の現場に常駐し、その企業の社員の方々とデスクを並べながら、チームの一員として業務にあたるからです。単独で仕事をするケースは少なく、周囲の方々と密に連携しながら、長期にわたって同じ現場で働くことを想定しています。
当社が求めているのは技術力だけでなく、組織に溶け込み、周囲と協調して働ける人材です。顧客企業の方々と良好な関係を築き、信頼される技術者こそが、長期にわたって現場で活躍し続けられると考えています。
これまでの採用活動は、長らく新卒採用中心で進めていました。毎年50人前後の新卒を採用できており、キャリア(経験者)採用にはあまり注力していませんでした。
しかし、将来を見据えた組織づくりの観点から、採用コストの最適化も踏まえ、リスタートを切る第二新卒や若年層の採用にも力を入れていきたいと考えるようになりました。ただ、既存の採用媒体では幅広い年齢層からの応募が多く、20代の若手に絞ったアプローチが難しいという課題がありました。
Re就活を導入したのは、もともと新卒媒体で取引があった学情の営業担当から、イベント出展の提案を受けたことがきっかけです。まず転職博に参加したところ、20代の求職者と多く接点を持てたため、若手層へ直接アプローチできる場として大きな可能性を感じました。さらに、若手に特化したRe就活を組み合わせることで、より多くの若手人材と接点を持てるのではないかと思い、導入を決めました。
課題の解決に向けた取り組み

①面接回数を減らし、スピード重視の選考を実現
特に力を入れたのが選考フローの見直しです。以前は、応募から最終面接までに1~3週間を要しており、一次面接と役員面接を別日で実施していました。その中で、Re就活経由で選考を進めていた優秀な求職者が、他社の内定を受けて当社の選考途中で辞退した経験があり、このような優秀な人材を逃さないために、選考期間の短縮に踏み切りました。
具体的には、両方の面接官が同日に同席する形とし、面接回数の削減により選考期間を短縮しました。応募から内定までスピード感をもって進めることで、選考途中の優秀な人材の辞退を防ぐことに徹しました。
こうして選考フローを見直した結果、面接通過者が約20人まで増加しました。選考途中に連絡が途絶えることや、他社の内定を受けて辞退されることが以前より大幅に減り、最終的に面接通過者数の増加につながっています。
②転職博への継続出展
転職博は、東京・大阪を中心に年間を通じて継続的に出展しています。求職者と直接会って会話できる転職博は、当社の魅力を直接伝えられる貴重な機会です。当社のブースに立ち寄る求職者の数は、学情が提示する平均着座数を毎回上回っており、多くの若手人材との接点づくりにつながっています。
ただし、転職博で接点を持った求職者を実際の採用にどのようにつなげていくかは、まだ改善の余地があると感じています。ブースを訪れてくれた求職者には、後日来社やオンラインで再度対応し、選考につなげる工夫を少しずつ重ねてきました。
また社内でも転職博の出展後には必ず振り返りの場を設けており、当日の状況や求職者の反応、着座数などを共有しながら、次回の出展に向けた改善点を具体的に話し合っています。
若年層の採用を強化するにあたり、第二新卒や20代の求職者と出会える転職博は当社にとって欠かせない採用チャネルです。一つひとつ改善を重ねながら接点を増やし続けることが採用成功への道だと考え、今後も出展を継続していく予定です。
③掲載原稿のABテストで、求職者に響くメッセージを見極める
Re就活に掲載する原稿は2パターンを用意し、どちらが求職者に響くのかABテストを実施しました。1つ目は、前職の退職理由に共感を示し、当社であればその課題を解決できると訴求する原稿です。2つ目は、第二新卒としての再出発を前面に打ち出し、手厚い研修制度で一からキャリアを築けることを強調する原稿です。
比較した結果、後者の方が反応が良いことがわかりました。以降は第二新卒としての再出発と研修体制を前面に打ち出す原稿に固定し、応募につなげています。
また、スカウトメールも活用しています。配信するターゲットはあえて厳しく条件を絞り込むのではなく、技術業界やものづくりに興味がある求職者に幅広くアプローチする方針を取っています。学情の営業担当が主体的に運用してくださり、安心してお任せしています。
学情の営業担当・サービスに対する評価について
率直な意見が採用方針の決断を後押ししてくれた
学情の営業担当とは、少なくとも四半期に一度は情報交換の場を設けています。特に転職博の出展後には、当社の採用担当だけでなく出展メンバー全員と学情の営業担当で振り返りを実施し、次回の出展に向けた改善点を共有しています。こうした密なコミュニケーションが、採用活動の改善につながっていると感じています。
中でも印象に残っているのが、採用の方向性に悩んでいた時期に親身に相談に乗ってくれたことです。率直かつ厳しい意見を伝えてくれたことで、進むべき方向が明確になり、覚悟を持って採用活動を進められました。単なるサービス提供者ではなく、当社の採用成功を一緒に考えてくれる、信頼できる相談相手だと感じています。
Re就活・転職博ともに、20代の若年層に特化しており、当社が欲しい層に直接アプローチできる点を高く評価しています。実際に、転職博では毎回平均を上回る着座数を達成し、多くの若手人材と出会えています。若手人材との接点を持ち続けることが、何より重要だと実感しています。
今後の展望
新卒・キャリア(経験者)問わず、柔軟に就職先を検討する時代になりました。当社も技術業界に興味を持つ人を幅広く受け入れる方針です。新卒・第二新卒・キャリア(経験者)、それぞれの採用を行いながら、どうしたら自社に興味を持ってもらえるかを常に考えながら採用活動を進めていきます。
加えて、求職者の選択肢を増やす取り組みも進めています。顧客先への技術者派遣という事業の性質上、基本的には全国勤務が前提となりますが、求職者の中には地域での勤務を希望する方もいます。そうしたニーズに応える形で地域限定のポジションを新設し、技術業界に興味を持った人が挑戦できる選択肢を広げることにしました。
今後も学情と連携しながら若手人材との接点を増やし、採用につなげていきたいと考えています。

※記事内容は取材当時のものです(2026年2月)
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会社名
株式会社ジェイテック
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事業内容
技術職知財リース事業など
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所在地
東京都中央区京橋一丁目10番7号 KPP八重洲ビル
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