
2027年卒採用活動の状況
株式会社学情(本社:東京都中央区)は、2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、最新の「内々定の獲得状況」についてインターネットアンケートを実施しました。
2月下旬時点の内々定率は55.7%で、採用広報解禁の3月1日を前に半数を超え6割に近づきました。前月比+7.2ポイントで、同時期の過去最高値を更新したものの前年比は微増。全体としてはほぼ前年並みのペースです。
文理別では、理系は前月比+9.9ポイントの70.3%。前年同時期より12.2ポイント高く、早くも7割に。文系は前月比+5.8ポイントの48.5%ですが、前年同時期を4.0ポイント下回り、文理の差が大きく開きました。
インターンシップ等からの早期選考で超早期化が加速する理系と、前年よりペースが遅い文系の落差が際立つ結果です。技術系人材の獲得競争激化に加え、業務への生成AI導入による事務系人材採用抑制の動きが広がっている可能性が考えられます。
就職活動率は前月比-7.2ポイントの79.0%。前年同月より4.8ポイント低く、採用広報解禁前に8割を下回る異例の数値に。学生の活動率はすでに減少局面に入ったようです。
TOPICS
2月下旬の内々定率55.7%、6割に近づくもほぼ前年並み
文系48.5%、理系は70.3%で文理の差広がる
就職活動率8割下回る 「就活を終了」した学生は14.0%に
2月下旬の内々定率55.7%、6割に近づくもほぼ前年並み

2027年卒学生の3月度の内々定率(2月下旬時点)は前月比+7.2ポイントの55.7%で、5割を超えて6割に迫りました。前年同時期を1.4ポイント上回る値で、ほぼ前年並みで推移しています。

文系48.5%、理系は70.3%で文理の差広がる

文理別にみると、理系が前月比+9.9ポイントの70.3%となり、早くも7割を超えました。前年同月比でも12.2ポイント上回る高い数値です。これに対し、文系は前月比+5.8ポイント伸びましたが、前年同時期よりは4.0ポイント低い48.5%でした。文理の差は、前月の17.7ポイントから21.8ポイントに広がり、インターンシップ等からの早期選考による超早期化が加速する理系と、前年よりもペースが遅い文系の差が際立つ結果となりました。

就職活動率8割下回る 「就活を終了」した学生は14.0%に

「就職活動をしている」学生は、前月比-7.2ポイントの79.0%で、採用広報解禁前に8割を下回りました。前月比マイナスは今シーズン初めてで、活動率はピークを越えたことが分かります。「内々定を獲得し、就活を終了」した学生は前月比+4.1ポイントの14.0%。文理別の活動率はいずれも前月より減ったものの、文系はなお84.3%と比較的高い一方、理系は68.3%に落ち込みました。文系は内々定率が前月から伸びたのに活動率は低下しており、内々定が一部の学生に集中している状況がうかがえます。

調査概要
調査期間
2026年2月17日~2026年2月23日
調査機関
株式会社学情
調査対象
2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
有効回答数
311件
調査方法
インターネットによるアンケート
注意事項
レポート内の各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式の回答の合計が100.0% とならない場合があります。
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