2025.11.04
スカイマーク株式会社様|航空×IT職の魅力を再定義。カジュアル面談を通して価値を感じさせる採用活動を実施
運輸・物流
20代採用・通年採用
Re就活TV
Re就活
転職博
スカイマーク株式会社
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業 種
運輸・物流
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事業規模
1001人~
個別説明会やカジュアル面談を数多く実施し、求職者との関係構築に注力。コミュニケーションを増やし、業界と社内カルチャーの理解を進めた結果、航空業界でのIT技術職という高難度の分野で1人の採用に成功。
課題・ニーズ
航空業界への熱意が高いIT経験者を予算内で採用したい
活用したサービス
Re就活、転職博、Re就活TV
効果
DX事業部にIT経験者を1人採用
当初抱えていた課題・ニーズについて
スカイマーク株式会社は「あらゆる人々に、安全で安心かつ高品質な航空サービスを、身近な価格で提供する」をミッションとして、航空機による旅客輸送サービスを提供しています。
当社は大手二社やLCCとは異なり、ミドルコストキャリアに分類されます。
お客様が航空機を利用するにあたって、シンプルで安心できるサービスを手頃な価格で提供しているのが特徴です。
当社ではシステムを内製化しており、開発や運用に携わるITエンジニアを積極的に採用したいと考えています。
ただ、航空業界自体を志望する人は多いものの、注目されるのは企画職やパイロットが多い傾向にあり、ITエンジニアを志望する人は少ないため、母集団形成に難航していました。
ITエンジニアを志望する人は航空業界ではなくIT企業を志望する傾向があり、当社でITエンジニアとして働く価値を感じてもらうことが難しいとも感じていました。
Re就活導入前に他社の求人媒体で募集をかけたときには応募が少なく、思ったように採用活動を進めることができませんでした。当社は一般のお客様に利用していただく航空会社であり、IT企業のように給与水準を柔軟に上げ続けられない点も懸念材料のひとつでした。
また、せっかく応募につながっても、求める人材と一致しないケースやミスマッチが多く、かなりの人数を面接したものの、実際に入社に至ったのは1〜2人と、なかなか成果に結びつきませんでした。
そんなとき偶然、「第二新卒」という言葉を耳にしました。当初は「採用できる」との確信があったわけではありませんが、新しいチャネルを増やすことで採用の間口を広げられると考え、以前から付き合いがある学情に相談し、Re就活を導入するに至りました。

課題解決に向けての取り組みについて
①航空×IT職の価値を再定義し訴求
Re就活を利用するにあたり、まずは募集の打ち出し方を見直しました。
航空会社のキャリア採用でITエンジニアとして働く意味合いをいかに感じさせるかを考え、事業会社の中でシステム開発をする面白さを訴求することにしました。
当社の強みは、お客様が使うシステムをすべて自社で開発していることです。そこで、ITエンジニアが持つ価値を「自分たちの仕事で、お客様により便利で快適なサービスを提供できる」と再定義し、自らの考えがサービスに直結する点をアピールしました。
その結果、求職者に仕事内容のイメージを具体的に伝えられるようになり、募集求人に魅力を感じてもらえることが増えました。
航空業界は人気があり、「航空業界に入れるなら職種は問わない」という応募者も少なくありません。しかし、実際には地味でハードな業務もあり、理想と異なるからと辞めてしまう人もいます。
だからこそ、当社の採用担当者は、学歴や経歴、キャリアシートだけを見て求職者を判断しないように心がけています。また、求職者と直接コミュニケーションを取る機会を設けることにこだわっています。
転職活動をしている人は、過去の仕事の実績や経歴など、話す事柄を準備して臨んでいます。ただし、それらを暗記して話すのではなく、こちらの質問に対してどれだけ自分の言葉で話せるかを見ています。対話しながら相手の本質を見抜き、お互いのミスマッチを減らすことを心がけて採用活動に取り組んでいます。
②求職者とのコミュニケーションを増やしミスマッチを防止
求職者とのコミュニケーションを増やすため実際に取り組んだこととして、転職博で実施した個別相談会が挙げられます。
40分説明したあとは個別相談の時間を30分設けました。希望者リストに名前を記入してもらい、時間になったら再度ブースに来てもらう。一方的な説明で終わらせず、お互いの意思確認ができる時間を設定しました。
また、個別相談会では採用の話を中心にするのではなく、求職者の視点に立ち、転職に関する悩みや不安に寄り添った内容を中心にアドバイスを行いました。採用活動というよりも、転職相談会のような形で、求職者一人ひとりの状況に合わせた支援を意識して対応しました。
さらに、Re就活TVで当社を知った求職者に対してはカジュアル面談を設定して、より当社について知ってもらう取り組みをしました。
このように接点を増やすことでミスマッチを防ぎ、当社のカルチャーとマッチした人に興味を持ってもらうことで、内定につながったケースもあります。
当社のことをよく知らないまま選考に進んだ場合、書類選考や1次面接で「やっぱり違う」と感じることは、当社にとっても求職者にとってもロスになると考えています。とくに、第二新卒の人は1社目でいろいろな経験や苦労もしているので、最初のステップを丁寧に行うようにしています。
ITエンジニアは経験を積むことが重要と考えており、常にITの最新技術をキャッチアップできる人や、資格取得に前向きで向上心のある人が成長していきます。
黙って会社の言うとおりに研修を受けているだけでは良いエンジニアにはなれません。入社したら長く働いてほしいと思っているので、仕事への向き合い方も含めて人材の見極めは慎重に行っています。

学情の営業担当・サービスに対する評価について
①営業担当の人間性・能力の高さに好印象
学情の営業担当とは良好な関係が築けており、転職市場のトレンドについて適宜アドバイスをいただいたり、相談にのっていただいたりしています。
学情は、どの営業担当でも対応に差がなく、組織力にも信頼があります。
転職博等のイベント当日には、他の営業担当がブースを担当することがありますが、どの方も当社のことを充分に理解し、責任感を持って運営にあたってくれるため、一気通貫での対応に好感が持てます。
また学情は長年、転職博を運営してきた実績があります。
他社のイベントでは、他のブースのマイク音で自分たちのブース内の声が聞こえにくかったり、営業担当ごとの温度差があったりと、不快な思いをすることもありましたが、学情のイベントではそれがなく、イベント運営における他社との経験値の違いを感じます。
イベント終了後も継続的にフォローしていただける点も、大変助かっています。
②リーズナブルにかつ確実性を持って利用できるサービス
Re就活は紹介料がかからずリーズナブルに利用できることも魅力のひとつです。一度の募集でまとまった人数を採用したい企業にとっては、大変使い勝手が良いサービスだと思います。
何よりも第二新卒や20代の若手人材に特化しているところが、他社のサービスとの一番の違いです。
抜群のスキルや経験値を持った人材がほしいという需要は一定数あると思いますが、その一方で、若くてポテンシャルがある人を採用したいという企業も今は多いと思います。
実際に求職者と接してみると、これまでの仕事で何らかの悔しい思いをしたり、覚悟をもって転職活動を行ったりしている若手人材が多いと感じました。
Re就活では登録者の属性がハッキリしているので、安心して採用活動を行えます。
航空企業のIT部門という独特の職種ですが、求職者から魅力を見出してもらえるよう、他のIT企業との差別化を進めることが現在の課題です。
合同企業セミナーで当社ならではの魅力を伝えて、イベント後は企業紹介ページへの導線を強化していきたいです。今後もRe就活を通して母集団形成に力を入れたいと考えています。Re就活を通して、当社と合う人材との出会いを期待しています。
※記事内容は取材当時のものです(2025年9月)
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会社名
スカイマーク株式会社
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事業内容
定期航空運送事業など
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所在地
東京都大田区羽田空港3丁目5番10号 ユーティリティセンタービル 8階
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HP