2026年卒採用活動の状況
この度、株式会社学情では、2026年卒業・修了予定者対象に内々定率調査（2025年5月度）を実施いたしましたので、調査結果を発表いたします。
TOPICS
４月末時点の内々定率は「74.9%」。４人に３人が獲得
文理別では、文系70.8%で７割に。理系は83.0%で頭打ち
就職活動率は「51.1%」。就活を終えた学生が４割超に。前年より１カ月早いペース
４月末時点の内々定率は「74.9%」。４人に３人が獲得
2026 年卒学生の５月度の内々定率（４月末段階）は「74.9%」。前月比＋5.2 ポイントの伸びで、前年同時期より4.8 ポイント高い値です。採用広報解禁の３月１日から２カ月で４人中３人が内々定を獲得しており、企業の内々定出しの早期化を象徴する高率となりました。
文理別では、文系70.8%で７割に。理系は83.0%で頭打ち
文理別では、文系が前月比＋7.5 ポイント増の「70.8%」で７割に達しました。一方、理系は「83.0%」で前年同時期より8.3 ポイントも高い数値ですが、前月からは＋0.2 ポイントの微増でいったん頭打ちの状況です。理系の早期内々定は3 月までにほぼ出尽くし、4 月以降の本選考が本格化している局面にあるようです。
就職活動率は「51.1%」。就活を終えた学生が４割超に。前年より１カ月早いペース
“就職活動をしている”学生は、前月比－12.2 ポイントの「51.1%」に急落し、ほぼ2 人に1 人にまで減少。その分“内々定を獲得し就活を終了”した学生が前月比＋11.4 ポイントの「43.3%」に。４割以上の学生が就活を終えたことになります。いずれも前年の５月末の数値に近く、1 カ月早いペースです。就職活動率を文理別でみると、文系はなお「61.2%」が活動しているものの、理系はその半分の「30.9%」にとどまり、理系学生の就職活動率の低さが際立つ結果となりました。残る理系人材の争奪戦がさらに激化しそうです。
調査概要
調査期間
2025年4月24日～ 2025年4月30日
調査機関
株式会社学情
調査対象
2026年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生
有効回答数
253件
調査方法
インターネットでのアンケート調査
注意事項
各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0％とならない場合あります。
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