サンクスラボ株式会社
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業 種
サービス業
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事業規模
501~1000人
自社の採用イベントでリーチしない層へのアプローチを目指し、転職博に出展。積極的な声かけで1日平均30人以上の着座を実現。
課題・ニーズ
自社イベントではリーチしない層にアピールをしたい
活用したサービス
転職博
効果
転職博を通して2人採用
当初抱えていた課題・ニーズについて
当社は「IT×福祉」をテーマに掲げ、障がいのある方の就労支援や雇用支援サービス「サテラボ」を展開している企業です。もともとゲームメーカーとして創業した背景があり、現在もゲーム開発を継続しているほか、AIを活用した業務効率化やEC事業など、福祉の枠を超えた多彩なITソリューションを提供しています。
また、沖縄の本社を中心にサンゴの陸上養殖といった地球環境保全活動にも注力しており、2025年開催の大阪・関西万博への出展も果たすなど、社会課題の解決を事業の核に据えています。当社のパーパスは「人と技術の無限の可能性で、ソーシャルグッドを楽しむ。」ことです。
この「ソーシャルグッド(社会的に人や環境にいいこと)」を楽しめる文化に共鳴し、社会貢献に強いベクトルを持つ人材を求めています。これまではWeb媒体や自社で集客する採用イベントを主軸に活動してきましたが、自社イベントではどうしてもリーチできる層に限界があり、不特定多数の、特に若い世代に当社の存在を知ってもらう機会が不足していることが課題でした。
現在、当社の中心となって活躍しているのは30代ですが、福祉の現場には定年を過ぎたベテランも多く在籍しています。組織の持続的な成長を見据えた際、第二新卒をはじめとする20代の若手人材を積極的に採用し、次世代を担う層を厚くすることが急務でした。学情の転職博は、来場者の約90%が20代の若手であるという特長を持ち、当社の求めるターゲット層と一致していたため、迷わず出展を決定しました。

課題解決に向けた取り組みと学情からの提案
①営業担当と連携し、積極的に呼び込みを実施
転職博への出展にあたり、当社が最も重視したのは「ブースの前を通り過ぎる求職者を逃さない」という点です。また、求職者に興味を持ってもらうために、他社がしていないことを積極的に実施したいという思いも学情の営業担当と共有しました。
自社でイベントを運営してきた経験から、単にブースで待っているだけでは他社に埋もれてしまうという危機感がありました。そこで、学情の営業担当と事前に綿密な戦略を練り、会場内で積極的に声をかける「フォーメーション」を構築しました。
当日はスタッフ4人で参加しましたが、学情の営業担当は当社のカルチャーや事業の面白さを深く理解した上で、自社の社員のような熱意を持ってアテンドしてくれました。営業担当がブースの前で足を止めた求職者に対し、「サンゴの陸上養殖などの面白い取り組みをしている会社があります」と橋渡しをしてくれたおかげもあり、1日あたりの着座数は最大38人を記録しました。
これは会場内でも高水準の着座数です。当社にはエンジニアからバックオフィス、さらには専門職まで多種多様なポジションの受け皿があるため、営業担当との連携によって、一人ひとりの希望に合わせた柔軟な提案ができたことも集客を後押ししました。
②動画モニターやLINE登録を駆使した「IT企業」としての演出
求職者の興味を引くための視覚的な工夫も凝らしました。福祉業界はアナログなイメージを持たれがちですが、実態はAIを駆使して業務効率化を図るなど非常に先進的です。そのギャップを伝えるため、サンゴの養殖活動などを紹介するインパクトのある採用動画をモニターで常時放映しました。
さらに、求人票を紙で配布するのではなく、ブースでLINE公式アカウントに登録してもらい、デジタルで情報を届ける仕組みを導入しました。これは求職者にとっての利便性を高めるだけでなく、当社のIT活用能力を体感してもらうためのエンターテインメント的な演出でもあります。こうした取り組みにより、若手層が抱く福祉業界への「古い」「堅い」といった先入観を払拭し、当社の独自性を強く印象付けることができました。
このように、転職博に出展して最も大きな収穫だったのは、出会った人材の質の高さです。Webだけで転職活動を完結させられる今の時代において、あえてリアルなイベントに自ら足を運ぶ求職者は、それ自体が非常に高い積極性と意欲の現れであると考えています。
当社の∞(ムゲン)クレド(行動指針)の1つに「8倍速を意識する」という言葉があるように、日頃からスピード感を大切にする文化があります。そのため、指示を待つのではなく自ら動ける人材は、当社のカルチャーに非常にマッチします。
実際、ブースでお話しした方々はコミュニケーション能力に長け、未経験であっても高いポテンシャルを感じさせる方が多くいらっしゃいました。20代に特化したイベントであるからこそ、ターゲットがぶれる心配がなく、密度の濃い対話を実現できました。

学情の営業担当・サービスに対する評価について
当社行動指針の「8倍速」に寄り添う高い対応スピード
学情の営業担当には、その献身的なサポートに非常に感謝しています。何より驚かされたのはレスポンスの速さです。当社の社内スピードは他社と比較しても非常に速い自負がありますが、学情の営業担当は同等またはそれ以上の速度で私たちの要望や相談に応えてくれました。
また、単なる広告枠の販売に留まらない、現場での伴走力が素晴らしいと感じます。イベント中、私たちが面談で手が離せないときでも、営業担当が会場内の様子を常に伺い、当社に合いそうな求職者を次々とアテンドしてくれました。
このような「共に採用を成功させよう」という誠実な姿勢と熱意があったからこそ、深い信頼関係を築くことができたと思います。最終的にEC系ディレクターとコールセンターのスーパーバイザーという、ビジネスサイドの重要ポジションで2人の採用につながったのも、営業担当が最後まで伴走してくれたおかげです。
地方・中小企業が大手と対等に戦える最適なバランス
大規模な転職フェアでは大手企業に人が集中しがちですが、転職博は20代や第二新卒にターゲットが絞られているため、当社のような地方の企業ブースにも着席してもらえる体制が整っています。そのため、知名度に関わらず、自社の魅力を正しく伝えれば、求職者としっかり向き合える環境です。
地方発のローカルな企業であっても、中小企業であっても、大手企業と対等に戦い、優秀な若手人材を獲得できるバランスの良さは、他のサービスにはない大きな魅力です。若い世代の新しい感性を取り入れ、組織を活性化したいと考えている企業にとって、非常に挑戦しがいのある場であると確信しています。

今後の展望
当社は現在、年間で200人から300人を採用する計画的な採用拡大のフェーズを継続しています。これまでは九州・沖縄を地盤に成長してきましたが、現在は千葉県や東京都にも拠点を構え、関東圏でのさらなる事業拡大を推進しています。新しい地域では当社の認知度はゼロからのスタートとなりますが、今回の転職博での成功体験は、新天地での採用活動における大きな自信となりました。
今後も、対面でのコミュニケーションを大切にする転職博と、効率的なアプローチが可能なWebメディアを組み合わせ、多角的な採用戦略を展開していきます。また、福祉業界全体の課題である待遇面の改善にも積極的に取り組み、他業界に引けを取らない魅力的な職場環境を整えていく予定です。
学情には、これからも当社の成長スピードに並走するパートナーとして、時代の変化を先取りした革新的な提案を期待しています。「つくるのは、未来の選択肢」という学情のパーパスと同様に、若い世代が自らの可能性を信じて何度でも挑戦できる社会を、私たちも協力してITと福祉の力で創り上げていきたいと考えています。

※記事内容は取材当時のものです(2025年12月)
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会社名
サンクスラボ株式会社
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事業内容
ITを活用した障がい者就労支援等
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所在地
沖縄県那覇市泉崎1丁目21-3 那覇泉崎ビル
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HP