KCJ GROUP 株式会社
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業 種
サービス業
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事業規模
1001人~
国内3拠点で「キッザニア」を運営。2024年度の採用目標80人を達成するため、入社直前の2月の転職博に参画。他社と比較し着座率・応募率が高く、求職者と効率よく出会うことができた。結果として3人を採用し目標達成。
課題・ニーズ
新卒・第二新卒で80人を採用したい
活用したサービス
就職博、転職博
効果
2024年2月の転職博にて3人を採用
当初抱えていた課題・ニーズについて
当社は、こども向け職業・社会体験施設「キッザニア」を、東京・甲子園(兵庫)・福岡の三拠点で企画・運営しています。実社会の約3分の2サイズで再現された街並みに、実在する企業が出展するパビリオンが建ち並びさまざまな仕事やサービスを体験できます。
私たちの事業の根幹は「エデュケーション=学び」と「エンターテインメント=楽しみ」を融合させた「エデュテインメント」というコンセプトです。「すべてのこども達に最高のエデュテインメント体験を提供し、豊かな未来社会の発展に貢献する」という企業パーパスを掲げ、未来を担うこども達に生きる力を育むための学びの機会を提供しています。
こども達は仕事体験で得た専用通貨「キッゾ」で買い物や銀行で預金をするといったリアルな経済活動を体験することができます。このさまざまな職業・社会体験を通じて、こども達が楽しみながら学びや気づきを得ることを大切にしています。
その体験を支えるのが、パビリオンでこども達を迎える「スーパーバイザー」です。スーパーバイザーは、単に仕事の手順を説明するだけでなく、その仕事の意義や本質を伝えることで、こども達の仕事への理解を深めるサポート役として重要な役割を担っています。
その「スーパーバイザー」職は、これまで新卒採用を中心に人材を確保してきました。2024年度採用では目標人数を例年の40~50人から80人へと大幅に引き上げたため、それまで実施していた自社の説明会開催や求人媒体だけでは目標達成が難しいと判断し、第二新卒にも対象を広げることにしました。
実際に採用を開始してみると、第二新卒は応募経路が限られており、幅広い母集団形成が課題とわかりました。そんな中、学情の営業担当から連絡をいただき、転職博に出展することになりました。

課題の解決に向けて取り組んだこと
①求職者が具体的に仕事内容をイメージできるように、ブースの作り方を工夫
転職博は、求職者と直接お話しできる貴重な場です。文字だけでは伝わらない職場の雰囲気や仕事の魅力を感じてもらえるよう、ブースには現場の写真やスタッフの表情がわかる動画を取り入れるなど、工夫を重ねました。
また、ブースを担当するスタッフは全員、現場経験者にしました。彼らが自身の経験に基づいたリアルな話をすることで、求職者は仕事内容をより具体的にイメージできます。その結果、「自分も挑戦してみたい」と感じてくれる方が増えたという手応えがありました。
②対面でしか伝えられない”仕事に対する熱量”を求職者に共有
私たちが採用において何よりも大切にしているのは、「こどもたちの気づきを引き出す人」であるかどうか、そして「こどもたちの成長に寄り添いたい」という気持ちです。スキルや経験よりも、この想いを重視しています。
転職博のブースでは、求職者の方の反応を見ながら、その方に合わせて響くであろう具体的なエピソードや仕事のやりがいをお伝えすることを心がけています。また、面接も一方的な選考ではなく、相互理解を深める「対話の場」と捉えています。
限られた時間の中で人物像を見極めるのは簡単ではありませんが、グループワークなどを通じてチームワーク力やコミュニケーションの取り方を見させていただいています。直接顔を合わせて対話することで、私たちの想いをしっかりと伝え、共感してくださる方との出会いを大切にしています。
就職博・転職博を利用した結果
①2月の転職博で4月入社の人材を採用、質の高さにも満足
学情のイベントには複数回参加させていただきましたが、特に印象深いのは2024年2月の「転職博」です。4月入社に向けた採用活動としては最後の時期であり、正直厳しいかもしれないという気持ちでの参加でした。しかし、このイベントから3人の採用に繋がり、そのおかげで80人の採用目標を達成することができました。
採用した3人は現在も活躍してくれています。うち2人は社会人経験のある第二新卒、1人は新卒の学生でしたが、いずれも2月という時期に出会えるとは思えないほど、当社にマッチした素晴らしい人材でした。入社後もお客様からお褒めの言葉をいただくなど、期待通りの活躍を見せてくれています。
②第二新卒採用がもたらした社内への好影響
今回採用した第二新卒の方々は、社会人経験がある分、ビジネスマナーが身についており、研修内容の吸収もスムーズでした。また、同時に研修を受ける新卒社員に対してリーダーシップを発揮してくれる場面も見られ、良い影響を与えてくれています。
新卒社員にとって、年齢の近い第二新卒社員は話しかけやすく、頼れる存在です。そのおかげで自然とコミュニケーションが生まれ、会社にもスムーズに馴染めているように感じます。
これまでの採用において、第二新卒は各卒年に1人いるかいないか程度でしたが、今回採用した方々は社会人経験1年未満の方が多く、新卒と同様の扱いで特に問題はありませんでした。研修制度も、新卒向けというよりは等級やランクに応じたものが用意されており、第二新卒の方もスムーズにステップアップできる体制が整っています。

学情の営業担当に対する評価について
①営業担当の迅速かつ丁寧なフォロー体制
学情の営業担当には大変お世話になっています。イベント前のフォローや掲載に関する対応が非常にスピーディーで、すぐに次の施策に移ることができました。採用目標達成に向けても、親身になって温かくサポートしてくださり、本当に感謝しています。
親しみやすいお人柄で、気軽に相談できるのもありがたい点です。イベント当日にブースに来場者が少ない際には、積極的に求職者の方を案内してくださるなど、細やかなフォローも助かりました。
②イベントだけではない、学情サービスの価値
学情のサービスで特に役立っているのが、「採用動向調査レポート」です。人事グループ内のミーティングや、三拠点人事の合同月次ミーティングなどで、現在の採用市場の状況を共有したり、次年度の採用スケジュールの検討材料としたりする際に、数値に基づいた客観的なデータは非常に有用です。上層部への報告にも役立っています。
もちろん、就職博・転職博自体の魅力も大きいです。リアルなコミュニケーションを通じて、求職者に企業の魅力を深く伝えられる点は、他の採用手法にはない価値だと考えています。単なる説明会ではなく、求職者の思いを引き出す対話の場として活用できることが最大の魅力です。過去に参加した他社の合同説明会と比較しても、学情のイベントは着座率や面談後の応募率が高く、採用効率の良さを実感しています。
特に、来場者の意欲の高さを感じます。「キッザニア」をこどもの頃に体験した世代がターゲット層と合致しており、「こどもの頃に来たことがあるから」とブースに立ち寄ってくださる方が多いのも、学情のイベントならではかもしれません。
今後の採用活動について
今後は、新卒、第二新卒、中途といった垣根なく、シームレスな採用活動を展開していきたいと考えています。共通して、「こどもたちの未来に貢献したい」という強い思いを持つ人材との出会いを、オンライン・オフライン双方の強みを活かしながら増やしていきたいです。
特に、現在の採用市場を考えると、新卒採用だけに頼るのではなく、第二新卒や既卒といった層の採用比率を高めていく必要があると感じています。
学情には、引き続き20代のマッチングにおける強みを活かしていただくとともに、例えば「こども関連」「教育エンタメ業界」といった、当社と親和性の高い領域に特化した企画やイベントが増えると、より多くの価値ある出会いが生まれるのではないかと期待しています。

※記事内容は取材当時のものです(2025年10月)
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会社名
KCJ GROUP 株式会社
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事業内容
こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」の企画、運営、開発
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所在地
東京都中央区佃1-11-8 ピアウエストスクエア3階
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