2026.04.24
約20年ぶりの中途採用再開で転職博を活用。リアルを体感させる現場見学でミスマッチ解消
株式会社平安閣
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業 種
サービス業
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事業規模
501~1000人
約20年ぶりの中途採用で転職博を活用。ありのままの現場を見せる職場見学を徹底し、ミスマッチのない若手人材採用に成功した。
課題・ニーズ
新卒採用の再開から入社までに生じるタイムラグを埋めるための、若手人材の早期確保。
活用したサービス
転職博、Re就活
効果
継続的なイベント出展により、安定して1~2人の採用が見込めるフローを確立。
当初抱えていた課題・ニーズについて
当社は愛知県の尾張地方を中心に、45年にわたり冠婚葬祭業を展開している企業です。結婚式場や葬儀会館の運営に加え、旅館やレストラン事業も手がけています。今回の採用で対象としたフューネラル部門においては、地域に密着した多数の会館を展開しており、そのスケールメリットを活かしたアクセスの良さと、長年培ってきた信頼の厚さが当社の強みです。
採用活動に関しては、長年新卒採用を中心に行ってきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、約2年間にわたり募集を停止せざるを得ない状況となりました。その後、情勢の変化に伴い採用活動の再開を検討しましたが、新卒採用は動き出しから入社までに約2年という長いリードタイムを要します。その期間に生じる欠員を補うために、即戦力となる若手人材を早期に確保する必要性が生じました。
そこで、約20年ぶりとなる中途採用の再開を決断しました。ただ、社内に残っていたノウハウはかなり古く、現代の採用市場で何から着手すべきか、手探りの状態でした。そのため、新卒採用チームへの負担も考慮して中途採用の専任担当者を配置しましたが、ノウハウが乏しい中でのスタートとなり、多くの課題に直面していました。まずはこの状況を打開すべく、外部の知見を借りられるパートナー探しを開始しました。
若手人材の確保に強みを持つ数社を対象に比較検討を行う中で、有力な候補として浮上したのが学情です。費用対効果はもちろんですが、当社が求めていた「20代・30代」というターゲット層の集客実績を特に重視しました。また、Webサイト上の求人掲載で応募を待つだけの手法ではなく、転職博というイベントを通じて求職者と直接対話できる点も評価し、導入を決定しました。

課題の解決に向けた取り組み
①対面での「対話」を重視した母集団形成
中途採用に約20年のブランクがあった当社では、Web媒体での見せ方や原稿作成のノウハウが不足していました。そのため、紙面やWebサイト上の情報だけでは、当社の魅力や仕事の意義を十分に伝えきれないのではないかという懸念がありました。
そこで、求職者と直接顔を合わせ、言葉を交わせる転職博への出展を最優先しました。直接会うことで伝わる人柄や熱意、そして対面ならではの空気感や相性こそが、ミスマッチを防ぐ上で重要だと考えたからです。
当初はブース装飾の準備もままならず、手作りのパンフレットを用意して臨むなど、他社と比較して見劣りする部分もありました。しかし、まずは「出てみる」ことから始め、実践の中で試行錯誤を繰り返していきました。
その後の運営においては、「待つ」のではなく「能動的にアプローチする」姿勢を徹底しました。例えば、多くの求職者に着席してもらうことを目標に、提案力やコミュニケーション能力が高いスタッフを配置しました。ブースの前を通る求職者へ積極的に声をかけ、まずは話を聞いてもらう。こうした体制を整えることで、地道ながらも確実に母集団形成を進めました。
出展回数を重ねるごとに現場での動きも次第に洗練され、ノウハウが蓄積されていきました。その結果、コンスタントな着席数を確保できるようになり、そこから選考、採用へとつながるフローが確立されました。
②「リアルな現場」を見せることによるミスマッチ防止
イベントのブースで興味を示した求職者には、次のステップとして必ず職場見学会を案内しています。単なる施設案内ではなく、実際の葬儀が始まる直前の緊張感や、故人様をお迎えして安置した直後の厳粛な様子など、葬儀社としての「リアル」な場面を見せることを重視しています。
人生の最期に関わる業務である以上、言葉による説明だけでは払拭できない懸念もあります。しかし、実際に現場の空気に触れ、働くスタッフの姿を見ることで、漠然とした不安が解消されることも多いと考えています。
加えて、業界に対する漠然としたイメージを払拭し、入社後のギャップをなくすために、現場の厳しさや社員が抱える課題といったネガティブな情報も積極的に開示しています。メリットばかりを強調して採用しても、早期離職につながれば双方にとって不利益な結果となりかねません。だからこそ、誠実な情報開示が定着率向上の近道であると確信しています。
こうしたプロセスを経て入社した社員は、業務の厳しさを理解した上で決意を固めているため、定着率が高いのが特徴です。実際、前職では観葉植物のリース業で営業をしていた25歳の女性社員も、この選考プロセスを通じて入社しました。未経験からの挑戦でしたが、現在は即戦力として現場で活躍しています。

学情の営業担当・サービスに対する評価について
顧客本位の提案による信頼関係
学情の営業担当は、当社の採用成功を第一に考えてくれる姿勢が一貫しています。例えば過去に、新卒採用イベントへの出展を検討していたときのことです。担当者は、「当社のターゲット層とイベントの来場者層を考慮すると、今回は費用対効果が合わない可能性があります。
その予算は、より成果が見込める第二新卒向けのイベントへ投じるべきです」と、あえて出展を見送るよう提言してくれました。こうした裏表のない誠実な対応には、厚い信頼を寄せています。また、まだ出展が確定していない段階での見積もり依頼や、ブース装飾に関する細かな相談に対しても、スピーディーに必要な資料を用意してくれました。急な依頼や相談にも常に迅速に対応してもらえるため、多忙な業務の中で工数削減につながる大きな支えとなっています。
ターゲット層へのリーチ力と対面の確実性
サービス面においては、当社が求めている「20代・30代の若手人材」というターゲット層と、学情が保有するユーザー層が合致している点を高く評価しています。Webサイト単体の募集では、「いつ応募があるか」「どのような人物が応募してくるか」が不透明であり、採用計画が立てにくいという懸念がありました。
一方で、転職博のようなイベントであれば、その場にいる求職者と直接対話ができ、その懸念を払拭できます。書類上の情報だけでなく、実際に会って話すことで人柄や雰囲気を把握できる点も非常に大きなメリットです。確実な採用活動につながるという点で、高い価値を感じています。
さらに、社会人経験のある若手層は、新卒採用とは異なり、基本的なビジネスマナーや対人スキルを備えている点も魅力です。入社時の基礎研修などの育成コストを抑えつつ、早期に現場に馴染んでもらえる点は、若手人材に特化した学情のサービスならではの利点であり、高く評価しているポイントです。

今後の展望
当社の方針としては、今後は再び新卒採用を中心に計画数を満たしていく方向へシフトしています。しかし、新卒採用だけでは充足しきれない部分や、急な欠員で即戦力が必要となる場面は必ず発生します。そうした際には、引き続き中途採用を併用し、若手人材の確保と組織の年齢構成のバランスを維持していく方針です。学情には、そのためのパートナーとして今後も期待しています。

※記事内容は取材当時のものです(2026年1月)
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会社名
株式会社平安閣
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事業内容
冠婚葬祭サービス、冠婚葬祭互助会、旅館、レストランの運営
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所在地
愛知県一宮市緑4丁目1番2号
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HP