• トップページ
  • 事例
  • 学情だからこそできる“攻めのイベント”転職博にてワンチームで呼び込み採用成功。

2026.03.25

学情だからこそできる“攻めのイベント”転職博にてワンチームで呼び込み採用成功。

学情だからこそできる“攻めのイベント”転職博にてワンチームで呼び込み採用成功。
山口トヨタ自動車株式会社

山口トヨタ自動車株式会社

  • 業  種

    販売・小売

  • 事業規模

    101~500人

コミュニケーション能力を重視し、転職博で求職者の適性見極めを行う。その結果、ミスマッチが減り、早期離職の抑制につながっている。

  • 課題・ニーズ

    新卒採用、キャリア採用の活性化

  • 活用したサービス

    転職博、就職博

  • 効果

    転職博、就職博を通じて4人採用

当初抱えていた課題・ニーズについて

当社は1943年の設立以来、80年以上にわたり山口県の交通インフラを支える自動車ディーラーとして、トヨタ車の販売から整備、保険、通信機器まで、お客様のカーライフをトータルでサポートしてきました。

 

長い歴史は誇りですが、採用においては大手求人媒体や県のイベントを活用した採用活動を展開し、会社説明会では時間をフルに使って業務内容を淡々と説明する「堅実」なスタイルを主流とし、こちらからの一方的なアプローチで終わっていました。

 

しかし、時代の変化とともに求職者が求めるものは「職場の雰囲気」や「人」へと変わってきています。当社の堅い採用スタイルはそうしたニーズとマッチしておらず、母集団形成に苦戦していました。

 

そんな中、社内で採用活動について議論を重ね「これまでの採用活動のやり方では未来はない」と採用体制を一新することになりました。ちょうどその矢先に学情の営業担当から連絡をいただき、提案を受けました。

 

これまで中途・第二新卒採用では特定の媒体をメインにしていませんでしたが、学情のRe就活や就職博・転職博は、当社がターゲットとしたい20代・若手層にダイレクトにアプローチできる点に魅力を感じました。また、熱意ある提案に背中を押され、新しい体制で新しい取り組みに挑戦するパートナーとして学情と力を合わせ、これまでの殻を破る採用活動をスタートさせることを決断しました。

課題解決のための取り組みと学情からの提案

①就職博・転職博は“攻めのイベント”、ワンチームで声かけを実施

学情のイベントに参加して、まず驚いたのはその熱気です。学情の担当者が積極的に各企業のブースの前に立ち、歩いている求職者に声をかけ、自社の魅力をアピールしてくれます。私たちに足りなかったことを積極的にしてくれたおかげで、当社の採用担当チームも求職者の方に声をかけやすくなり、大きなチャンスにつながりました。

 

知名度やブース装飾の豪華さでは、当社は大手企業には及ばないかもしれません。実際、採用改革を始めた当初の当社のブースは、装飾品も少なく、会場の中でも地味な部類だったでしょう。しかし、「待っていても人は来ないのなら、自分たちから迎えに行こう」と腹を括りました。

 

採用担当チームが現場に立ち、「ワンチーム」となって会場を歩く求職者に声をかけ続けました。学情のイベントは、まさに攻めのイベントです。学情の営業担当も、当社のブースに求職者を連れてきてくれて、一緒になって汗をかいてくれました。

 

その結果、装飾は控えめでも、熱気と活気のあるブースになったと自負しています。この「泥臭いけれど、熱意のあるアプローチ」こそが、当社のような企業が求職者の心を掴むための突破口になると確信しました。

②あえて雑談をすることで、初対面の場で相手を見極める

イベントでブースに着座した後のコミュニケーションも、以前とは180度変えました。会社説明を一方的に話す時間は極力減らし、持ち時間の多くを雑談に充てるようにしました。

 

私たちが求めているのは、単に車を売るスキルではありません。お客様と心を通わせ、信頼関係を築ける人間力です。イメージで言えば、カフェの店員さんのように、物腰が柔らかく、自然と人の懐に入っていけるような愛嬌のある方です。そうした資質は、堅苦しい面接や書類上のスペックからは見えてきません。

 

だからこそ、まずは趣味の話や休日の過ごし方など、日常的な会話から始めることを心掛けました。時には最近行ったおしゃれなカフェの話で盛り上がり、共通の話題を見つけることもあります。そうやってお互いの緊張をほぐし、素の部分を見せ合うことで、初めて「この人と一緒に働きたいか」「この会社でお客様と接するイメージが湧くか」が見えてきます。

 

選考フローにおいても面接は1回のみです。その代わり、面接に至るまでに何度もカジュアルな面談を重ねます。オンラインで話したり、実際に店舗を見学してもらったり、時には一緒にランチに行くこともあります。選考というよりは、お互いを深く知るための時間を十分に取ることで、入社後のミスマッチをなくし、納得して入社してもらうことを最優先にしています。

③地方採用の壁を越える、独自のおもてなしとフォローアップ

当社の拠点は山口県ですが、福岡など県外の会場に出展することも多くあります。山口は就職関連のイベントが少なく、山口県内の学生・求職者も県外のイベントを視野に入れている方が少なくありません。

 

そこで私たちは、県外出身の方には会社の説明だけでなく、地元の観光地やご当地グルメといった山口の良さをアピールし、山口県出身の方には思い出話や地元ネタで会話を盛り上げるなど、まずは採用担当者と求職者の方で打ち解けあうことを心がけています。

 

実際に、福岡のイベントで出会ったある学生は、初回の会社訪問の際にご当地グルメの話題も含めたくさんのお話をすることで、意気投合しました。その後も丁寧なフォローを続けた結果、来春の入社を決めてくれました。

 

もちろん、住宅手当の拡充など制度面の整備も進めていますが、最終的な決め手となるのは「人」です。「この人たちと一緒に働きたい」「この会社なら大切にしてくれる」と感じてもらうことが、地方企業が採用競争を勝ち抜くための鍵だと考えています。

学情の営業担当・サービスに対する評価について

学情を利用して何より良かったのは、営業担当の存在です。単なる営業ではなく、当社の課題を自分事として捉え、イベント現場では私たち以上に熱心に学生へ声をかけてくれます。その姿勢はまさに「チームの一員」であり、採用担当部長及び採用担当者は全幅の信頼を寄せています。

 

また、就職博や転職博は、新卒・既卒・第二新卒に加え、低学年の学生まで多様な若い人材が集まる点が魅力です。人物重視の当社にとって、経歴のフィルターをかけずにまず会って話せる環境は非常に合っていました。

 

実際、低学年の学生とも早期に接点を持てたほか、中途採用枠でも真面目で意欲的な人材の採用に成功しています。キャリアに対して真剣に向き合う求職者が多い点も、学情のイベントの大きな特徴だと感じています。

今後の展望

学情との取り組みを通じて、母集団形成や採用数といった数字の面での成果はもちろんですが、それ以上に大きな成果だと感じているのは、社内の意識変化です。先日、ある学生の最終面接に同席した際、その学生が志望動機として「採用担当の方の対応が素晴らしく、この人たちと一緒に働きたいと思ったからです」と語ってくれました。

 

それを聞いた役員が、「入り口(採用)でそこまで良い印象を持ってくれているのなら、受け入れる側(会社の中身)も変わらなければならない」と発言したのです。

 

採用活動を通じて、求職者の方々から「選ばれる理由」を直接聞くことで、経営層が働きやすさや待遇の改善に本気で向き合うきっかけになりました。2026年も年間休日が増加するなど、具体的な改革も始まっています。

 

採用活動は、単に人を集めるだけでなく、会社そのものを良くするための原動力です。今後は、採用数を増やす「攻め」の活動と並行して、せっかく入社してくれた社員が長く生き生きと働ける環境を整える「守り」の部分、例えば、定着支援や制度改革にも力を入れていきたいと考えています。

 

採用は私たち現場が積極的に進める。辞めない会社作りは経営陣に任せる。この役割分担で、山口トヨタ自動車はさらに魅力的な企業へと進化していきます。

※記事内容は取材当時のものです(2025年12月)

山口トヨタ自動車株式会社
  • 会社名

    山口トヨタ自動車株式会社

  • 事業内容

    自動車販売(トヨタ車・レクサス車・ダイハツ車・中古車)、自動車整備(車検・点検・一般修理・総合診断)など

  • 所在地

    山口県山口市小郡本町一丁目1番43号

  • HP

    https://www.yamaguchi-toyota.jp/