『2024年卒 内々定率調査 2023年6月度』

2024年卒採用活動の状況

この度、株式会社学情では、2024年卒業・修了予定者対象に内々定率調査(2023年6月度)を実施いたしましたので、調査結果を発表いたします。

TOPICS

(1)5月末時点の内々定率は76.3%。1ヵ月で12.0ポイント上昇
(2)文理別では理系が87.7%、文系が70.4%。理系の内々定率は9割に迫る
(3)“内定(内々定)を獲得し、就活を終了”した学生は「41.9%」
(4)内々定先企業と接点をもったタイミングは、インターン応募解禁の昨年6月が最多。次点で採用広報解禁の3月

5月末時点の内々定率は76.3%。1ヵ月で12.0ポイント上昇

2024年卒学生の6月度(5月末時点)の内々定率は「76.3%」。4月末時点から1ヵ月で12.0ポイント増と大きく伸長。前年同時期の「67.8%」を8.5ポイント上回る数値であり、内々定出しの早期化が顕著になっています。

文理別では理系が87.7%、文系が70.4%。理系の内々定率は9割に迫る

文理別では、理系が「87.7%」(前年同時期比+9.6ポイント)、文系が「70.4%」(同+7.8ポイント)と、ともに前年同時期を上回りました。理系の内々定率は9割に迫っており、前年の6月末調査時の「86.9%」をすでに上回っています。

“内定(内々定)を獲得し、就活を終了”した学生は「41.9%」

就職活動をしている学生は、「56.5%」まで下落。4月末時点から1ヵ月で15.5ポイント減と、大きく落ち込みました。“内定(内々定)を獲得し、就活を終了”した学生は「41.9%」と4割を超しています。

内々定先企業と接点をもったタイミングは、インターン応募解禁の昨年6月が最多。次点で採用広報解禁の3月

内々定先企業と接点をもったタイミングは、インターンシップの申し込みが解禁される昨年6月が最多で「16.9%」。次いで採用広報解禁月である3月で「14.4%」となっています。引き続き、2月以前の接触が多いものの、3月以降の就職活動で接触した企業への内々定割合も増えてきました。
■調査ガイダンス
発行人:株式会社 学情 取締役 乾 真一朗
調査期間:2023年5月25日~ 2023年5月31日
調査対象:2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
調査方法:インターネットによるアンケート
回答者数:547人  
※本調査の結果を全体で見る場合に、文理男女別の回答格差をなくす為ウエイトバックを行った。
※レポート内の各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式の回答の合計が100.0%とならない場合があります。